「キオラ!!」(こんにちは!!)
と、相も変わらずファイト一発のマーケティング担当SS女史が出勤してきました。女ハリソン・フォードであります。12月夏のクリスマスを目前に控えそのエネルギーは大全開。朝まだ眠けがとれず頭が働いていない時、彼女との会話はとてもキツイものがありました。
その日は街中にある各留学エージェントに訪れ、クリスマスプレゼントを持って挨拶行こうということになりました。そんなことですから、元気100万倍。更に〝体力をつけなければ〝と、お昼休憩中突然いなくなったと思えば、40分後に頭をビショビショに濡らして帰ってきました。
「どこに行っていたの?」
「あっ、ちょっと水泳・・・1キロ泳いできた」
「ひょエ~」
と、思わず日本語で叫んでしまいました。
「さあ~、今から行くぞー、エージェント!ついてこい!」
全く着いて行けません。そんな頭をビショビショにして行かなくても・・・
しかし結構いるんです。こんなニュージーランド人が。昼間裏の公園を散歩すれば、必ず見かけます。ランニングをしている人達。別に遊んでいるわけではありません。仕事の合い間を縫っては走ってるんですよねぇ。天気は関係ありません。嵐であろうが雷であろうが走ります。
汗臭くなるとか、考えてないのかなと不思議でしたが、デオドラントでごまかしているのでしょうか?また男性の髪型は、ほとんどが日本で言うスポーツ刈り風。セットの時間がかかりません。見た目は全くもって気取らないニュージーランド人です。
ある日の朝、私の住まいにハプニングがありました。水道が完全にストップしてしまったんです。私は必ず朝シャワーを浴びて出社する習慣がありましたので、とても困ってしまいました。仕方なく近所の「オリンピック・プール」に行きました。一回6ドル(約440円)
長さ50メートルもあるプールならびに通常温度39度程度に保たれている大きなバス、そしてサウナ付というありがたさ。やっぱり日本人にはお風呂であります。シャワーでは疲れがとれません。
このプールに早朝初めていったのですが、更衣室は大満員。恐れ入りました。しかも、ハンガーに掛かってある服はすべてスーツ、スーツ、スーツ。プールでドバ!ドバ!ドバ!と泳いだ後は、颯爽とスーツに着替え会社に向かっていったのでした。
〝馬みたいに体力ある奴らだな~〝 っと、ちょっぴり羨ましく横目で見ながら、私は一人でゆったりと大きなバスにつかり、〝俺はこれでいいや〝っと、お風呂の中で至福のときを過ごしました。
日本では軟弱者の私でありましたが、このような環境の下で3年間半、暮らしていたおかげで、彼らのスポーツに対する情熱の影響を完璧に受けてしまいました。とうとう学生時代いつも〝ビリっけつ〝だったジョギングというものを趣味で始めてしまったのであります。
辛かったです最初は。体に鞭を打って、夕方ジョギングを始めました。
夕方でも大勢の人が公園でジョギングを楽しんでいます。すれ違うジョガーは皆、ニコと笑うか、独特の首を振る合図をするか、“Hi!”と声をかけてくれます。またいつの間にか誰かが一緒に横に並び、”Hi there, how’s going?”。”何年走ってんだい?“”何週走るの?“とか、たわいのない会話がどんどん続きます。そして話の途中でも自分のペースが狂いだすと”Ok Mate, see you then, keep going!”といって分かれいくのです。まず再会することはありませんでした。
私と一緒で超マイペースなニュージーランド人でありました。
昔を懐かしみながら、日本に帰ってきてからも毎朝走っています。もう止めることはないでしょう、きっと。近所の人たちが、雨の中でも走っている私を、唖然とした顔で眺めているのが、私にとっていつも可笑しいです。
私はやっぱり、すでにニュージーランド人なのですかね。
最後に、ハロウィーンの古典ジョークを。
"What's a vampire's favourite holiday?"
"Fangsgiving!! (Thanksgiving....わっはは)"
"What did Dracula say when he was invited out for dinner?"
"No fangs (thanks). I just ate necks (next) door!!" (もう爆笑!おなかがいたい!)
すいません。お付き合い、ありがとうございました。
と、相も変わらずファイト一発のマーケティング担当SS女史が出勤してきました。女ハリソン・フォードであります。12月夏のクリスマスを目前に控えそのエネルギーは大全開。朝まだ眠けがとれず頭が働いていない時、彼女との会話はとてもキツイものがありました。
その日は街中にある各留学エージェントに訪れ、クリスマスプレゼントを持って挨拶行こうということになりました。そんなことですから、元気100万倍。更に〝体力をつけなければ〝と、お昼休憩中突然いなくなったと思えば、40分後に頭をビショビショに濡らして帰ってきました。
「どこに行っていたの?」
「あっ、ちょっと水泳・・・1キロ泳いできた」
「ひょエ~」
と、思わず日本語で叫んでしまいました。
「さあ~、今から行くぞー、エージェント!ついてこい!」
全く着いて行けません。そんな頭をビショビショにして行かなくても・・・
しかし結構いるんです。こんなニュージーランド人が。昼間裏の公園を散歩すれば、必ず見かけます。ランニングをしている人達。別に遊んでいるわけではありません。仕事の合い間を縫っては走ってるんですよねぇ。天気は関係ありません。嵐であろうが雷であろうが走ります。
汗臭くなるとか、考えてないのかなと不思議でしたが、デオドラントでごまかしているのでしょうか?また男性の髪型は、ほとんどが日本で言うスポーツ刈り風。セットの時間がかかりません。見た目は全くもって気取らないニュージーランド人です。
ある日の朝、私の住まいにハプニングがありました。水道が完全にストップしてしまったんです。私は必ず朝シャワーを浴びて出社する習慣がありましたので、とても困ってしまいました。仕方なく近所の「オリンピック・プール」に行きました。一回6ドル(約440円)
長さ50メートルもあるプールならびに通常温度39度程度に保たれている大きなバス、そしてサウナ付というありがたさ。やっぱり日本人にはお風呂であります。シャワーでは疲れがとれません。
このプールに早朝初めていったのですが、更衣室は大満員。恐れ入りました。しかも、ハンガーに掛かってある服はすべてスーツ、スーツ、スーツ。プールでドバ!ドバ!ドバ!と泳いだ後は、颯爽とスーツに着替え会社に向かっていったのでした。
〝馬みたいに体力ある奴らだな~〝 っと、ちょっぴり羨ましく横目で見ながら、私は一人でゆったりと大きなバスにつかり、〝俺はこれでいいや〝っと、お風呂の中で至福のときを過ごしました。
日本では軟弱者の私でありましたが、このような環境の下で3年間半、暮らしていたおかげで、彼らのスポーツに対する情熱の影響を完璧に受けてしまいました。とうとう学生時代いつも〝ビリっけつ〝だったジョギングというものを趣味で始めてしまったのであります。
辛かったです最初は。体に鞭を打って、夕方ジョギングを始めました。
夕方でも大勢の人が公園でジョギングを楽しんでいます。すれ違うジョガーは皆、ニコと笑うか、独特の首を振る合図をするか、“Hi!”と声をかけてくれます。またいつの間にか誰かが一緒に横に並び、”Hi there, how’s going?”。”何年走ってんだい?“”何週走るの?“とか、たわいのない会話がどんどん続きます。そして話の途中でも自分のペースが狂いだすと”Ok Mate, see you then, keep going!”といって分かれいくのです。まず再会することはありませんでした。
私と一緒で超マイペースなニュージーランド人でありました。
昔を懐かしみながら、日本に帰ってきてからも毎朝走っています。もう止めることはないでしょう、きっと。近所の人たちが、雨の中でも走っている私を、唖然とした顔で眺めているのが、私にとっていつも可笑しいです。
私はやっぱり、すでにニュージーランド人なのですかね。
最後に、ハロウィーンの古典ジョークを。
"What's a vampire's favourite holiday?"
"Fangsgiving!! (Thanksgiving....わっはは)"
"What did Dracula say when he was invited out for dinner?"
"No fangs (thanks). I just ate necks (next) door!!" (もう爆笑!おなかがいたい!)
すいません。お付き合い、ありがとうございました。