シューマン周波数とは何か?
科学的事実:
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ウィキペディアより: シューマン共振(シューマンきょうしん)あるいはシューマン共鳴(シューマンきょうめい、Schumann resonance)は、地球の地表と電離層との間で極超長波 (ELF)* が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいう。その周波数は7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)、……と多数存在する。常に共振し続けているので常時観測できる。
1952年、ドイツの物理学者であるヴィンフリート・オットー・シューマン(Winfried Otto Schumann, 米国イリノイ大学在籍)により発見された。 シューマン共振のエネルギー源は、雷の放電や太陽風による電離層の震動だといわれている。
*極超長波(ELF)は大地や水中を通り抜ける。アメリカ合衆国海軍が対潜水艦の通信に使用している周波数はふたケタ台の76 Hzであるが、シューマン共振波はひとケタ台の 7.83 Hz である。
NASA によるシューマン周波数の研究は有名であり、その一部はウェブサイトで公開されている。
NASA
SCIENCE DATA VALIDATION PLAN FOR THE LIGHTNING IMAGING SENSOR (LIS):
February 1996
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社会的事実:
シューマン共振波は人工的に発生させることができる。実際、このシューマン共振波を発生させる装置は日本を含むいくつかの国々ですでに開発され、商品化されている。それではそれは何に使うのか。何のための装置か? 国際的にも定評のある日本製のシューマン共振波発生装置であるRR-77は、実はオーディオ機器の1つとして販売されている。現在は改良モデルがRR-777 として出回っている。
http://www.acoustic-revive.com/japanese/roomtuning/rr-77.html
“オーディオ機器として”というのは、この装置を導入すると、ステレオ、楽器、生の声楽の音質の向上において明らかな効果が認められるからである。シューマン共振波と呼ばれる7.83 Hz のこの極超長波(ELF)を室内で発生させることによってオーディオ的音質が向上することは一部の業界では常識となっている。実際、個人のオーディオルームばかりでなく、録音スタジオや演奏会場にも導入されて、プロの演奏の音質向上に大きく貢献している。この7.83 Hzの周波数を発生させる日本のオーディオメーカーの装置がオーディオマニアの間でも国際的にも高い評価を得ているのは否定できない事実である。確かに音が良くなるのである。しかも、オーディオ機器とは電気的にも物理的にも非接触の装置である。そしてこれは多くのオーディオ評論家も認める「不思議」な事実である。
しかし、音質というものはある意味で非常に主観的なもので、計測が困難、いや、ほとんど不可能な物理現象である。同じ楽器による同じ音階の同じメロディーであれば、同じに聴こえるはずであるが、環境、条件によって人間の耳には驚くほど違って聴こえる。そして、日本製の今や伝説的なRR-77はその音楽的音質の向上における貢献によってオーディオ界における国際的な賞を軒並みかっさらっているのである。
ちなみにこのメーカーのウェブサイトにはこの製品について以下のような記述がある:
「・・・ 地球創世以来、地球上の生物はシューマン共鳴波に守られて生活してきましたが、現代社会では、飛び交う電波や電磁波などによって、かき乱されたり、消されたりして、さまざまな悪影響が起こっているといわれています。「シューマン共鳴波が人間の脳に良い作用があるなら、聴覚にはどう反応するのか」 という疑問からスタートした私たちの研究で、音響的にも画像的にも想像以上の効果があることが判明。そこで、人工的に7.83Hzの電波を発生させる装置を開発して製品化したのが超低周波発振装置「RR-777」(特許申請中)です。」 (下線は引用者)
シューマン共振波発生装置は現在以下のようなさまざまな目的で商品化され、販売されている。
● 音質改善
● 画質改善
● 電磁波環境改善
● 健康改善
● メンタルヘルス改善
● 睡眠の質の改善
しかし、上記の目的のうち、その場でリアルタイムに効果を実感できるものは“音質改善”のみである。“音質改善”の場合は、
1)その場で、 2)リアルタイムで、 3)多くの人に、 4)歴然と・・・、
効果が実感できるのである。
こんなものはほかにはない。画質改善、電磁波環境改善、健康改善、メンタルヘルス改善、睡眠の質の改善の場合、上記の1)~4)のいずれも、その実証性においてあいまいさが残る。しかし、“音”の場合は、その場でたいていの人にわかるのである。