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ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

ホタルとバラ(沼田町&秩父別)

2006年07月30日 | 北海道だべさ!
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ひまわりを堪能した後、沼田町のホタルを見るまでには少し時間があったので、道の駅めぐりをした。
道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」は、ゴールデンウィークに一度来ているのだが、時間が遅くてスタンプが押せていなかった。
ひまわりの里で汗だくになっていたため併設の温泉にも誘惑されたが、とりあえず我慢。
周辺でなにか面白そうなところがあれば、と駐車場の周辺地図を見て、すぐ近くにバラ園があることを発見。
さっそく行ってみることに。
「ローズガーデンちっぷべつ」は、道の駅から車で10分足らずの山の中腹にあった。
入場は無料で、ひまわり畑と同じように協力金箱がある。
さすがに少しシーズン遅れだったか、開ききってしまっていたり花弁が枯れ始めていたりするものもある。
それでも整備された畑には、たくさんの種類のバラが咲き揃っていた。
木製のアーチに絡まるバラの下をくぐりながら、畑の土を踏み固めないように気を付けつつカメラを向ける。
ポストカードにしてみたくなるようなかわいい画が撮れて満足。

まだ時間は早いと思いつつ、ぼちぼちと沼田町に向かう。
ホテルの横に用意された祭り会場の準備風景を眺めながら、遅い昼食を取る。
その後ホタルの里の先にあるホロピリ湖(ダム湖)で昼寝をしながら夕焼けでも撮りつつ夜を待ちますか、と計画していたのだが。
湖畔の駐車場はアブだらけ、停まっている車に向かって次々と激突してくる。
とてもじゃないが虫嫌いの私には窓は開けられず、わずかにしか開けていない車の中には西日がさしてあっという間に蒸し風呂状態。
それでも私は眠っていたが、ダンナはしまいに脱水症状になりかかった。
暑さに参って外に出たダンナと、アブよりは暑さの方がマシと車内から出ない私。
結局、太陽は雲の中に沈んでしまい、きれいな夕焼けにはならなかった。
そろそろ薄暗くなったころにホテル横の駐車場に戻り、ホタル学習館(無料・協力金制)を覗いてから再び車へ。
さすがにこの時間になると駐車場は満車、親子連れやカップルなどで祭り会場も賑わっている。
写真を撮りたい私たちは、祭りも終わって人が引くのを待とうとそのまま駐車場にいた。
道路を挟んで向かい側の道沿いにホタル育成のビニールハウスがあり、その奥の林には放たれたホタルたちがいる。
驚いたのは、林を舞うホタルの光が駐車場の車の中からも見えたことだ。
これは期待できそう、と改めて仮眠を取りつつ深夜になるのを待つ。
23時。
目を覚ましたときには祭りも終わり、駐車場の車もほとんどいなくなっていた。
いざ出陣。
三脚とカメラを手に林に入る。
と、いるいる。さすがに先日の西岡公園よりもずっと多い。
種類も違うらしく、大きさは大きく光はほとんど点滅しない。
小川に沿いの草むらの中に光る無数の緑色の光。
ふわりふわりと飛びながら寄って来るものもいる。
かなり近くまで来ると想像以上に低くうなるような羽音が聞こえる。
暗闇に包まれて浮かぶ光だけを見ていると、自分もふわりと浮き上がってしまうような錯覚に陥る。
カメラの限界までシャッター速度を落として、狙いも定められないままにとにかく何か写ってくれ、と念じながらシャッターを切る。
じっと待つ間、ぼんやりと目の前の光を眺めていたら次々と蚊に刺された。
わかってはいたはずなのに、何の虫対策もしていかなかったことを深く後悔するはめに。
(結局おでこだけでも4箇所刺され、数日間は苦いお土産として残っていた)。
明るいところで見たら私の苦手な「昆虫」なのに、姿が見えず光だけだとこんなにもロマンチックに感じるなんて。
勝手なものです。
写真、は予想通り惨憺たる結果だったので、今回はダンナ撮影のものを借りてます↓

ひまわりの里北竜町

2006年07月30日 | 北海道だべさ!
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毎年この時期になると、道内の夕方ローカル番組で必ず紹介される、北竜町のひまわり。
いつもそれを見ながら、一度は行ってみたいと思っていたのが、ようやく今年実現できた。
23ヘクタールの広大な斜面に、130万本のひまわり。
東向きの斜面のため、ひまわりがみんな山の上から下に向かって咲くという、絶好のロケーション。
ひまわりを観光の売りにしようと町が取り組んで、ひまわり祭りが始まったのが平成元年とのこと。
ひまわりは、身近な花だからわりと簡単に考えていたのだが、これだけの花を毎年維持していくにはたくさんの苦労があったようだ(公式サイトに詳しく載っています)。

夜中のうちに北竜町に到着。
ひまわり畑から1kmと離れていない、道の駅「サンフラワー北竜」で仮眠。
夜明けとともに動き出す。
腹ごしらえをしてから向かったひまわり畑は、朝陽に照らされて金色に輝いていた。
まさに真っ盛り、見ごろのひまわりたち。
斜面に黄色いじゅうたんを敷いたように見える。
朝早いので、町のボランティアと思しきおじさんたちが、水をまいたり掃除をしたりしていた。
駐車場には無料貸し出しの自転車(これまた黄色に塗られていてかわいい!)があり、さっそく借りてカゴにカメラを積み、畑の中へいざ突入。
畑の間の道は砂利で、自転車をこぐのは少し辛かったけれど、右も左もひまわりに囲まれる気分は悪くない。
ミツバチやクマンバチもエサ集めに余念がなかった。
カメラを近付けてから、耳元で羽音がしてびっくりすることもしばしば。
最初は雲が多かった空も、だんだんと青空が広がって最高の天気に。

売店が開く時間になってから、祭り会場(本当はこちらが正規の入り口だったらしい。私たちは間違えて、パークゴルフ場の駐車場から行っていた)に移動。
ひまわり畑への協力金を100円以上払うと、ひまわりの種をもらえる。
駐車場を含めて完全無料でこれだけの景色を満喫させてもらえるんだから、と協力金を出し、ひまわりの種で入れたお茶までいただく。
かなり癖のある味だけど、何だか身体に良さそうな感じ。
地元の中学生が植えた、世界のひまわりの畑には、茶色や明るいレモン色のひまわり、花びらがレースのようにチリチリとしたひまわりなど、見慣れないひまわりが並んでいる。

ひまわり迷路は2つあり、1つは名前に「幸」の字が入っていると入場無料。
もう1つの方は、入場料300円を払うと園内で飼っているダチョウもしくは合鴨にやるエサがもらえる。
迷路も鳥も好きな私は、もちろん迷路に挑戦。
昔に行った巨大迷路のような難しさはなく、どちらかと言えば畑の中の散策路といった感じだったが、背の高いひまわりに囲まれて、花を独り占めにしているような優雅な気分になれた。
締めくくりはもちろんひまわりアイス。
ひまわりの種の中身を砕いたものが練りこんであって、濃厚な味わい。
暑かったからあっという間に融けてきて、指はベタベタに。
花火やライトアップ、ホーストレッキングなどなど祭りと呼ぶに相応しいイベントがたくさん用意されていたけれど、それはまた次回ということで。
景色だけでも充分お腹いっぱいになりながら、北竜町を後にした。

YOSAKOIソーラン・ファイナル

2006年06月11日 | 北海道だべさ!
蝦夷露?というのか、今年は3年ぶり(記憶の中では)に雨にたたられた祭り期間となった。
雨でお客さんが少ないときこそ応援に行きたい!と思っても仕事があって行けず。
最終日の日曜はそれでも朝からいいお天気で本当にほっとした。
去年から始まった「ファイターズ通り商店街」コースが、最初からの狙い目。
三人並んで踊るのがやっとの幅せまい道路だけに、踊り子さんも近いし、ステージや広い道路とは違った演舞が見られるのが特徴。
近所のおっちゃんはほろ酔いで、踊り子たちに声援を送っている。
「頑張って~」「良かったよ~」という観客の声に、踊り子たちが手を振ったりありがとうと答えたり。
そんな距離感がお祭りっぽくて楽しい。
そしてあまり知られていないからか、観客がさほど多くなくゆっくりできるのも嬉しい。
もちろん写真も撮りまくりました。
大きなチームも小さなチームも、とにかく笑顔がいい。
全く見ず知らずの人たちの写真なので、ネットに公開できないのが悔しいところ。
↓疲れきった子供を抱いて踊るお母さん


諸事情あって、ファイナルの8丁目ステージにはいけなかったが、ちゃんと生放送を録画しておいた。
地デジのお陰で、どうやら全国放送だったらしい。
これでまたファンが増えてくれると嬉しいな。
期間中、ラジオでは踊り子や観客のマナーの悪さを批判し、お祭りを否定的に言う放送もあった。
私はこのYOSAKOIソーラン祭りのファンだから、そういう批判が大きくなって(公共の電波であからさまな批判をするのもどうかと思うけど。苦言ならともかく、愛のない批判はただの悪口でしょ。子供じゃあるまいし)、お祭りが縮小方向に進んでしまったとしたら悲しい。
だからこそ、YOSAKOIの衣装を着ている人や(観客も含め)それに関わる人は、自分の行動がYOSAKOIの看板を背負っているのと同じという自覚を持って、普段よりも何倍も気を使って行動しなくてはならないと思う。
これはなにもYOSAKOIソーランに限らないけどね。
通行止めや大音響などで、参加も見学もしない町の人たちにも協力をしてもらっているんだ、という感謝の気持ちを持ってこそ、暖かく見守ってもらえるのだ。

後日談。月曜日、夜。
仕事から帰宅して、ようやく録画しておいた前夜のファイナルを見る。
再び感動が蘇る。
火曜日、仕事中。
その話を職場の人にしたら「ワールドカップを見てなかったなんて、非国民だ」と言われた。
そういう言い方をする人は、あたしにしてみりゃ「YOSAKOI見てなかったなんて、非(北海)道民だ」だよ。やれやれ。

よさこいソーラン祭り開幕!

2006年06月07日 | 北海道だべさ!
今年も始まりました、短い北海道の夏の訪れを告げるよさこいソーラン祭り。
年々観客が増えているらしいことは、会場の人ごみでもよくわかる。
ええ、もちろん、見に行きましたとも。



よさこいに無縁の職場の人たちと、少し前に話をしていたとき、
「よさこいは、参加する人たちとしない人たちとの温度差が激しい」
「商業化してつまらなくなった」
という声があった。
確かに温度差はあると思う。
でも参加者じゃなくたって私のように十分熱く楽しんでいる人たちはいる。
商業化に関しては、お寺や神社のような宗教的理由を持たないお祭りは、仕方のない流れだろう。
全国的に有名な祭りの中に、地元企業が入り込んでいる例はいくらでもある。
そもそもよさこいが北大の学生によって始められた時から、テレビ局にスポンサーを頼みにいっているのだから、人気が出て人が集まるとなれば他の企業だって放って置かないのは当然だ。
複数の企業が参入しているから、どこか特定の企業の都合で祭りの日程が変えられてしまうということもないし、許容範囲だと思っている。
もちろん、スポンサーの有る無しで振り付けや衣装、音楽にお金をかけられるかどうかの違いができてしまい、決まったチームがファイナルに進出ということはあるかも知れない。
だけどチームによっては「とにかく踊ることが楽しいから」と参加しているところもあるわけで、祭りの参加スタンスはそれぞれでいいのだ。
学生のチームがある。地域限定の、会社の、子供だけの、45歳以上だけの、北海道外の、チームがある。
生演奏の、ナマ歌の、物語がある、チームがある。
老若男女、それぞれの楽しみ方ができる。それで十分ではないか。

合間に、出店でうどんを食べた。
その時、背後の席に座っていた踊り子の男子学生たちが、
「札幌が、アツいね」
「久しぶりにアツいね」
と興奮気味に話していた。
とかく受身で無気力と言われがちなイマドキの学生たちがアツくなれる一瞬。
それで十分ではないか。

ソーラン節のアレンジ曲を聴き比べるのも楽しい。
色とりどりの衣装と、その早替えをワクワクしながら待つのも楽しい。
なによりも、準備をする縁の下の力持ちであるボランティアスタッフも含め、一人の力では絶対にできないことをみんなで創り上げて演っている、その感動が伝わってきて自分も感動してしまう。
フィナーレまで5日間。
踊り子のパワーと情熱を少しでも多く分けてもらいにいこう。
心の筋肉をめいっぱい動かしに行こう。
一日でも多く晴れの日がありますように。

すずらん日和

2006年06月04日 | 北海道だべさ!
今年も平取町のすずらん祭りの時期がやってきた。
昨年と同じく前夜に札幌を出発し、現地で車中泊という日程ででかけた。
日高道(無料開放中)のお陰でかなりスムーズに、3時間ほどで到着。

目が覚めたらすっかり朝、いいお天気。
人が来る前にと早速車を出て、朝露に濡れたすずらんにカメラを向ける。
今年は雪解けが遅かったので咲き具合が気になっていたが、むしろ昨年よりも多く咲いていて、まさに見ごろという感じ。
最初は純正のマクロレンズを使っていたが、途中からお手製マクロ=100均で買った虫メガネを改造したもの=に切り替えて、夢中になってすずらんを撮る。
(純正のマクロはピントの合う範囲が広くきれいに撮れる。
一方でお手製は範囲が狭いが純正よりももっと対象物を大きく撮ることができる)。



遊歩道を二周ほどしたところで、徐々に人が増えてきた。
緑色の大きな葉っぱの陰で咲く小さな白い花は、初めて見る人には物足りなく思えるのだろうか。
カメラを構えている私の後ろを通り過ぎる見学客の中には、「咲きが足りない」「花が小さい」などという人があった。
でもねぇ、野生のすずらんってこんなもんだと思いますよ?
ここ、お花屋さんじゃないし、と心の中でつぶやきつつ(花の大きさはこんな感じ↓)。


このすずらん自生地は、減りつつあったすずらんを地元の人が大切に保護をして、何年もかけてここまで復活させた場所。
来年もまたかわいいすずらんが見られますように、と願いながら、先着順に配られる根付きすずらんをもらって群生地を後にする。

平取に来たらもうひとつ忘れてはならないのが、平取牛の牛丼。
たかが牛丼とあなどるなかれ、これを食べたら牛丼のイメージ変わるから。
びらとり温泉(別日記参照)に入り、牛丼を食べて、心も身体も満足満足となれば……寝不足の目はもう開けていられなかった。

梅に桜にタンポポに

2006年05月20日 | 北海道だべさ!
近所の梅林がある公園が、もう梅が満開を過ぎたということでチャンスを逃すまいと出かけた。
昼過ぎに家を出て、着くとさすがに土曜の午後、駐車場は渋滞。
それでも出入りが多くてそれほど待たずに入ることができた。
実はこの平岡公園、毎年梅を目指してくるのだがどうしてもタイミングが合わず、一番いい時期に来られたのは今回が初めて。
紅白の梅林は緩やかなお椀型の斜面に沿うように植えられ、さながら「梅の谷」。
(紅天女の代わりに?←ⓒガラスの仮面)どの木の下にもたくさんの花見客がいる。
それでも宴会禁止のため、広げていてもお弁当やお菓子程度なので、度を過ぎた酔客がいないのは好ましかった。

梅ソフトと桜ソフトの長蛇の列を横目に見ながら、どうせなら天気もいいし、厚田の墓地にあるという桜も見に行くかという話になる。
平岡から厚田。
結構な移動距離のため、着いた頃には夕暮れ、しかも雲が出てきてしまった。
おまけに厚田の町中より少し手前には、いくつもの墓地があって、どれが目指すところなのかがわからない。
ようやくわかったときには入口の門が閉まる時間になってしまった。
でも入口の桜や周りの風景からして、ここはまだ満開を迎えていない様子。
来週末は来られないので、ここは来年のお楽しみ、となった。

花曇り、花風(お花見in余市)

2006年05月15日 | 北海道だべさ!
ようやく札幌にも桜前線が到着。
先週中に続いていた陽気のお陰で、一度咲き始めた桜はあっという間に満開に近付き、数日前の雨ですでに散りかけた木もあったほど。
次の休みまで持っててね、と願って、ようやく迎えた休日。
ちょうどいい具合に咲いてるとしたら小樽あたりかと、午後は晴れるという天気予報を信じて小雨の中を出発。
小樽市内に入る頃には道路も乾き、晴れとはいかなくてもほんのり明るくなってきた。
まず目指したのは手宮公園。
雑木林に細い車道をつけただけ、というような趣の「公園」だが、桜の名所としても知られていて、この時期になると桜の下でジンパ(ジンギスカン・パーティー)をしている人も多い。
以前に来た時は微妙に時期がずれていたが、今年はどんぴしゃり。
まだ咲いていない木もあるものの、日の当たり具合なのだろう、満開に近い木が連なっているところもある。
が。町の中心部に近く、日曜日ということもあって出足は悪くない。
混んでいるというほどではないが、大半が車で来るため、細い車道は駐車の列。
通る車は片側交互通行状態。
もちろん警備員なんかいないから、登りも下りもあっという間に詰まってしまう。
詰まっているのがわかっていながらさらに駐車する車まで現われて、私たちは一度は車を降りたものの、すぐに戻った。
もっとゆっくり落ち着いて見られるところがいい。
ならばと目指したのはすっかり行きつけになった余市町の「ニッカウヰスキー」の工場。
敷地のすぐ外を流れる川沿いには桜並木があるし、敷地内の緑地にもまばらながら植えてある。
行くと、狙い通りいい咲きっぷり。
惜しむらくは晴れきらない天気。
これで陽がさしてくれたら最高なんだけど、と思いながら新緑の白樺にカメラを向ける。
そうしているうちについに願いが叶ったのか、14時半頃ようやく太陽が雲を抜けた。
ここぞとばかりに桜の木に駆け寄って、シャッターを切る。
マクロで撮ろうとすると風が強くなって、なかなかピントが合わせにくい。
これで風が止んでくれたら……なんて、欲を言い出せばきりがない。
満開直前のいい時期に、のんびりと眺められただけでよしとしなくちゃね。

風に吹かれた身体がだいぶ冷えたところで、今年のお花見は終了。
あ、厚田村の広大な墓地にある桜並木は、まだつぼみだったってお義父さんが言ってたから、もしかしたら来週あたり拝める、かな?
そして来年こそ、静内の二十間道路の桜並木を。って毎年同じことを言ってる気がするな。

GWその2~予定は未定

2006年05月04日 | 北海道だべさ!
旭山動物園に行くなら、その後に朱鞠内湖に行きたい。
事前にそう言い出したのは私。
美しい湖だと聞いていて、ぜひ一度見てみたいと前から思っていたのだ。
旭川から北上し、士別のサフォーク牧場で羊と戯れてからジンギスカンを食べ、温泉(別日記参照)に入ってから朱鞠内湖を目指す。
↓羊ケ丘(サフォーク牧場)に沈む夕陽


山道に入ると両側は1メートル以上の雪が残っている。
道路はドライながらも、雨がパラつくと夏タイヤが不安になる。
車中泊をしようと予定していたパーキングは除雪されておらず、入ることもできず。
とりあえず湖畔に場所を見つけて、寝る。

朝。
地図上では湖畔に泊まったはずだけど、明るくなったのに湖が見えない。
目の前に広がるのは一面の雪原。
湖はどこ?
湖は。どう見ても凍っています。

また夏に出直します。

予定外の出来事に、さあどうしようかと考えて、道北地区の道の駅スタンプラリーをすることにした。
北上してサロベツ原野にはまだ花が咲いていないことを確認し(荒涼とした原野の風景も好き)、幌別の海沿いに3.1kmに渡る風車を眺め、留萌の海に沈む夕陽を写真に収め、廃墟となったモーテルを外側から探索して帰途に就く。

あさってからまた仕事か。
あ~あ、パソコンとデジカメを積んで、無期限に放浪する旅をしたいなぁ。

GWその1~旭山動物園編

2006年05月03日 | 北海道だべさ!
何年ぶりかに、世間と一緒にゴールデンウィークのお休み。
ならば出かけましょう、と今回選んだのが旭山動物園。
もちろん混雑は覚悟の上で。
前夜に仕事が終わった後、すぐに出発。
一般道を順調に走って正門前に到着したのが午前2時。
単純にそこで朝まで時間をつぶして、と思ったのだが、行ってびっくり。
100台近く停まれるであろう駐車場はすでに三分の一ほど埋まっている。
まさか徹夜組がこんなにいるなんて。
ともかく後ろのシートを倒して、積んでいた布団を敷いて眠りにつく。

朝。
身支度をしていざ出陣。
人気のペンギン館やあざらし館にはすでに列ができている。
とりあえず上から(○○館と名前のつくところは、水中を泳ぐペンギンを下から見られるなど、見せ方が面白い)見学して、園内を一回りする。

↑サル山で一心にエサを食べる子ザル。

つい先日、ゾウが亡くなったとニュースに出ていた通り、ゾウには会えなかったり、旭山にきたばかりのキリンには会えなかったり、というのはあったけど、何度来てもワクワクするような感動がある。
現在はチンパンジー館が建設中。
出来上がったらまた見に行かなくちゃ。
詳しい旭山動物園レポートと大量に撮った写真の一部は、後日「旅行記」にUPします。
丸一日かけてゆっくり園内をまわって、日暮れ近くに旭山を後にした。

札幌雪まつり

2006年02月08日 | 北海道だべさ!
別に北海道の冬祭りを梯子しているわけではありませんが。
でも自分の住む市内でやるからにはやっぱり、見に行きたくなるもので。
去年で最後だった自衛隊会場に代わり、今年は私の好きなモエレ沼公園隣の「さとらんど」に新しい会場ができた。
さとらんど会場には雪の迷路があるらしくとてもとても行ってみたいのだが、欠点は「日没まで」という公開時間。
夜行性の私には不向きである。
今回はまず定番の大通り会場(22時まで)の雪像を見に行った。
雪まつりなのだから雪像がメインなわけだが、自分が氷像のほうが好きなのでどうしてもそちらに目が行ってしまう。
ガラス製品が好き、という趣味と共通項があるような。
1丁目会場から12丁目会場まで、ブロックごとに提供企業やテーマがある。
3丁目会場の「知床の生き物たち」の氷像が、小ぶりながらもカラフルなライトに映えて美しく印象的だった。
上の写真は大雪像のひとつ、ゴルフの宮里藍ちゃんと沖縄のシーサーを象ったもの。
藍ちゃん、似てると言えば似てるが、数年前にみたゴジラ松井を連想させるのはなぜだろう。

毎年行こうとして断念しているすすきの会場の氷像(24時まで)。
今回も大通り会場で力尽きて行けなかったが、今年こそ開催期間中=今週末までには行きたいな。
公式HPはコチラから