昨日は、オペラシティリサイタルホールでソプラノの坂本知亞紀さんのコンサートのサポート出演していました。
ソプラノのコンサートとはいえ、ジョージ・クラムとルチアーノ・ベリオという現代音楽の作曲家二人の作品でプログラムを組む、意欲的な内容でした。
僕の出演はジョージ・クラムの「ルクス・エテルナ」と「マドリガル」。
「ルクス・エテルナ」は「永遠の光」と言う意味で、元はラテン語の祈祷文だったと思います(確か・・・)
同じテキストを使ったものとしては、やはり20世紀の作曲家リゲティが合唱曲にしてるのが有名で、スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」でも使われていますが、クラムのほうは知りませんでした。
ひたすら清冽な響きを積み重ねるリゲティのものとは正反対の音楽で、編成は打楽器二人、ソプラノ、バスフルート(ソプラノリコーダー持ち換え!)、シタール(!!)、そして昨日はやりませんでしたがオプションでダンサーが入ってもよいと言う指定があります。
演奏者もダンサーもみんな黒ずくめで目の部分を覆う黒いマスクをし、照明は赤で暗め、ろうそくを持って入ってきたソプラノ歌手が最後にそれを吹き消して暗転して終わるという、これら全て楽譜に指定されているのです。
いわば過剰にエキゾチックで秘教的な雰囲気を演出する仕掛けが施されていて、祈祷文の静謐な内容を際立たせているように感じました。
なかなか面白い体験でしたよ。
ソプラノのコンサートとはいえ、ジョージ・クラムとルチアーノ・ベリオという現代音楽の作曲家二人の作品でプログラムを組む、意欲的な内容でした。
僕の出演はジョージ・クラムの「ルクス・エテルナ」と「マドリガル」。
「ルクス・エテルナ」は「永遠の光」と言う意味で、元はラテン語の祈祷文だったと思います(確か・・・)
同じテキストを使ったものとしては、やはり20世紀の作曲家リゲティが合唱曲にしてるのが有名で、スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」でも使われていますが、クラムのほうは知りませんでした。
ひたすら清冽な響きを積み重ねるリゲティのものとは正反対の音楽で、編成は打楽器二人、ソプラノ、バスフルート(ソプラノリコーダー持ち換え!)、シタール(!!)、そして昨日はやりませんでしたがオプションでダンサーが入ってもよいと言う指定があります。
演奏者もダンサーもみんな黒ずくめで目の部分を覆う黒いマスクをし、照明は赤で暗め、ろうそくを持って入ってきたソプラノ歌手が最後にそれを吹き消して暗転して終わるという、これら全て楽譜に指定されているのです。
いわば過剰にエキゾチックで秘教的な雰囲気を演出する仕掛けが施されていて、祈祷文の静謐な内容を際立たせているように感じました。
なかなか面白い体験でしたよ。