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S.A.K.i's BLOG // oficial

HiMUKA S.C
ex. jAP jAM international
KiZUNA the Future

Tell U Some

2009-11-27 13:18:15 | REGGAE
これからはかけ方だろうな

最近ユーツと話す度 口癖のようにこの言葉がこぼれるようになった


というのも 音源のデータ化の波が著しいスピードで現場の状況を塗り替えているのを肌で感じるからだ

時折周囲の口添えで様々なCD通販 及びダウンロード対応サイトの類いを覗いてみるが いやはやその充実ぶりには眼を見張るものがある

というか 開いた口がふさがらない状態

そこにはダンスホール創成期からのヒット曲が年を追ってトラック別にズラリと列び ご丁寧にクラッシュ用のキルチューンまでもがしっかりとカテゴライズされていたりする

欲しくて欲しくてレコ屋を何軒もはしごしたり 首を長くしながら再発を待ち望んだり…

といったストレスなど微塵もなく ただのワンクリックでいとも簡単に しかもあらゆる曲が自分のライブラリーに追加出来てしまうわけだ


便利を極めた反面 この事態によって起きたと思われる弊害は思いの外大きい


要は セレクターが曲に溺れてしまっている

若手のアーリーを聴いていると特に感じることだが とにかくあれもこれものチャンポンセレクト

とりあえずいい曲を流している風ではあるが 年代はバラバラだしテーマも皆無

あれではまるで 人間ジュークボックスだ

表現者として 全く成立していない


マイクを取らないセレクターなら 曲の作りや構成にも気を配る必要がある

1曲3分の流れの中に そう何度も繋ぎどころは隠れていない

わきまえた丁寧なミックスほど心地よいものはないことを知るべきだ


総じてリリックスへの理解についても疑問を抱かざるを得ない

例えば

LOVE PUNANNY BAD → SHY GUY

曲調の全く違う2曲だが リリックスの上では絶妙のネタ繋がりだということがわかるだろうか?

ダンスホールマナーを心得た女子なら 必ず反応してくれる流れ

こういったギミックをところどころに織り込みながらセレクションを組む

すると それぞれの曲が何倍にも生きてくるはずだ


長くなってしまったが いくら箪笥(たんす)の肥やしを増やしてみても その魅力を充分に伝えきらなければ意味がない

毎回違ったセレクションを組むこと以上に 自分が本当に自信を持ってお奨め出来るチューンを届けてこそのセレクターだということ

レコードの溝が擦りきれるまで…

いや データがフリーズするまで(笑)

好きな曲に もう一度腰を据えて向かい合ってみて欲しい


Next N.R

2009-11-25 09:14:15 | REGGAE
NiGHT RiDER meets B.T.T.B
★★★★★★★★★★
12th Dec 2009
@WEATHER KiNG / Miyazaki
[Special Guest]
NANjA MAN
jUNiOR DEE
Selector / MACHAAKi from BANANA SiZE
[Guest]
CHOMORANMA with B.T.T.B Family
[Sound]
HiMUKA Super Clear / Full Set


第4"LPB"の後は 恒例B.T.T.Bファミリー(福岡)迎えての 大忘年会スペシャル!

しかも今年は 業界の酒豪番付1位と2位の座に燦然と輝く2人がスペシャルゲストということで…

充分展開が読めるんだけど(笑)

しかも+マチャアキの横浜最強トリオ

わかってて呼んだ相方の根性…てか肝臓恐るべし


さて

一応 宿押さえとくか


R.i.P

2009-11-24 21:43:44 | REGGAE
悲報

宮崎でのパフォーマンスも記憶に新しいベーサディシィーのスクインジーが甦らぬ人となった


空港まで見送った次男J②の頭を撫でながら

次に逢う時は大きくなってろよ

と声をかけてくれた姿が忘れられない



心から冥福をお祈りする


BLOOD FiRE ③

2009-11-24 08:37:54 | REGGAE

雨の日曜日

連休中日ということもあり客足が心配された今回の「血祭り」だったが 12時を回るとエントランス付近はチケットを求めるファンの群れでごった返し 会場内のバイブスも次第に高まってくる

殺しのショーがいよいよ目の前に迫った 何とも言えず重苦しい独特なムード

中には各県(宮崎・鹿児島・熊本)のソンマン諸氏の顔も多数見え 次世代統一戦への注目の高さがうかがえた


午前1時過ぎ

相方のMCを皮切りにクラッシュがスタート!

今回は主催者サイド(ひむか)からエントリーがあった関係上 司会進行は公正を図るため急遽レゲエビーチに依頼することとなった

ルール説明の後

A-jUN from HiMUKA S.C

BURNiNG BLAST

カンニバル

の順でプレイ


トップバッターのA-jUNはクラッシュ初参戦の緊張からか 思うように場の空気を掴めないまま1ラウンド目を終える

続くBURNiNG BLASTは これぞクラッシュ!というツボを心得たMCで一気にボス

俺達はジョグリンしに来たわけじゃない!

と A-jUNへの牽制も忘れない

そのバッシングに追従しながら 定番のチューンを主体にカンニバルも無難な滑り出し


俺はチューンで殺してる!これがジョグリンか?

一転2ラウンド目のA-jUNは ニューチューンにヒップホップを織り混ぜながらの果敢な攻めで会場の支持を得る

BURNiNG BLASTもこの流れを受けてのニューチューン攻勢

しかしカンニバルは自分逹のペースを崩さず


勝負の3ラウンド目

A-jUNとBURNiNG BLASTが引き続きジョグリンをめぐる悶着を繰り広げる中

ジョグリンも出来ない田舎者!

と言われたカンニバルは 話題に執着せず客と向かい合いながらのプレイで好反応を獲得

結果このことが評価を分け 最終ラウンド(Tune fi Tune)を待たずしてホームのA-jUNが敗退するという波乱の展開を生む


鹿児島勢の一騎討ちとなった最終ラウンド

終わってみれば 尻上がりに会場の空気を味方につけたカンニバルが僅かの差でまくり勝った印象だ


前半を終えた時点で 一体誰がこの結末を予想しただろう?

まさに 勝負は時の運

拮抗した3サウンドの戦いに まずは惜しみ無い拍手を送りたい

決勝の福岡へ駒を進めたカンニバルには 南九州代表の名に相応しいバイブス溢れるプレイを期待する


また クラッシュ後のアーセナルによるゲストパフォーマンスも素晴らしい内容のものだった

全国レベルまでには 正直まだまだ1枚も2枚も大きな壁を突き破る必要があるのが九州の実情だろう

関係個々人へその認識を促し 縦横の連帯を深めながら切磋琢磨してもらうためのお膳立て…

これがレゲエタウンの意図であり それを踏まえた上で今回の「血祭り」を総括するならば 充分評価に値するダンスであったと言えるだろう


さて 俄然注目の集まる北九州ブロックの戦いは来春!

ムーブメントは まだ始まったばかりだ