たとえば模型道楽

タミヤ シュトルモビク

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真夏に模型が完成するのは極めてまれなのだが、出来てしまった。東京のピンバイスさん曰く、

☆「初心者だけど簡単に造れるキットは」?。当店ではタミヤ(1:48)IL-2をオススメ。
 製作教室に参加したベテランのお客様の感想、 「ブロックごとに組み立ててそれを合体、
 しかもピッタリ合うので素組は3時間でOK。従来のキットとは明らかに別物」とのことですので。正にその通り。

ただ、塗装はやはり日が短くなってきた今日この頃の夕方だから出来たように感じる。ソ連機の色は良く判らないので一般的な情報に手軽さを加味してベト迷のタン、緑にガンシップグレーの組み合わせにしてみた。下面はもっと青くするのも有りなのだろうが、そうすると上の色とのバランスが微妙かな。不鮮明な写真をつらつら眺めた結果、少なくとも塗装はかなり粗製乱造の雰囲気なのでマスキングはしなかった。これも、真夏に出来た理由の一つかもしれない。なんせ、テープはべたつく、のびる、クタクタで始末が悪い季節。付属のデカールは発色は良いのだが腰が無いので丁寧に扱う方が良い。

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上記の通りの組みやすいし、部品の情報量も多いのでヌボーとした木製機なのにメカメカしく仕上がるのはさすが。さすがついでに普段はしない墨入れを、やはりタミヤのそれでやってみたがこの機体には似合う仕上がりになる。つい、つや消し吹いてからやったが、どうしても滲むので艶有りにしてやった方が作業はし易そうだ。尚にじみはペトロ-ルを含ませた筆で馴染ませるが、つや消しベースだと完全には落ちない。幸い、今回はそんな雰囲気が合う機体だと思っていたので、助かった。危ない危ない。

唯一気を使ったのはラダーの尻尾。胴体にモールドされていて組説にも取り扱い注意としてあるが、さすがに最初に切り取っておいた。付け根の三角形のダブラーごと切れば再接着も問題なく出来る。

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出来てみると、銃手には椅子も無い、水平尾翼が異常に大きい等、非常にユニークな機体であることが立体として判る。これが、模型趣味の楽しみ。

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