ドウエル教授の首

ソビエト空想科学文学の代表的作家アレクサンドル・ベリャーエフが1925年に発表した作品を舞台をパリからア

メリカに替え、設定も一部変更した１９８４年の映画です。

合成人間ビルケや生きている首などの題名で日本で翻訳されていました。

人間の不老不死の実現の為に長年研究に取り組んできたドウエル教授の研究所。

おどろおどろしい実験動物が並ぶ研究室で、失踪したドウエル教授に代わって、ドウエル教授の助手コルンとマ

リーが研究を続けていた。

助手のコルンは、ドウエル教授の首を切断し頭部を教授が発明した特殊溶液につけて生存させていたのだ。


教授の研究を盗み、そしてその研究を発展させるために”頭脳”として利用されていたのだ。

コルンは二人の死んだ人間から一人の人間を創り出そうとしていた。

父の失踪に疑問を持ち助手のコルンの陰謀を暴こうとするドウエル教授の息子アルトゥール。

コルンとマリーは新鮮な死体を求め、モルグを廻っていたが、折しもクラブでの麻薬取引がらみの銃撃戦で二人

の女性が死亡する。そのクラブ歌手モニカの頭と、アルトゥールの恋人で女優アンジェリカの身体を使って一人

の人間を創り出した。そして彼女を"イヴ"と呼んだ。

ドウエル教授やイブの運命はどうなるのでしょうか。




ご参考までに、アマゾンへのリンクを添付致しました。商品図のクリックでも結構です。ご検討ください。

ドウエル教授の首 [DVD]アイ・ヴィ・シー 2003-05-25 Amazonアソシエイト by

ドウエル教授の首未知谷 アレクサンドル・ロマノヴィチ ベリャーエフ Amazonアソシエイト by

ドウエル教授の首 (創元SF文庫)東京創元社 アレクサンドル・ベリャーエフ Amazonアソシエイト by

漫画のご紹介 ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC) [コミック]

イギリスと北欧デンマークを舞台にした、中世ヨーロッパの漫画は珍しいのではないでしょうか。

戦乱に明け明け暮れる北欧を舞台に、ヨムスバイキングであったトールズの子アイルランド出身の主人公トルフィンを通して見たイギリスとデンマー

クの歴史に驚かされます。

　先住ケルト人を支配したローマ人は、現地に現地に根付き、ローマンケルトとして栄えてたイギリスの地に、襲いかかるアングロサクソン人たち。

ウェールズ以外のイギリスの地で、支配権を確立したアングロサクソン人に襲いかかる、デンマークバイキングたち。

平和とは、民族とは、歴史とは何かを考えさせる作品です。現在、11巻まで発売されています。（2012年9月）

参考までに、アマゾンへのリンクを添付致しました。商品図のクリックでも結構です。　ご検討ください。

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)　←アマゾンへのリンクです。宜しくお願い致します。