goo blog サービス終了のお知らせ 

dirsのスポーツブログ

スポーツブログ

アルビレックス新潟 2017シーズンを振り返って

2017年11月08日 16時00分00秒 | アルビレックス新潟
降格が確定してから振り返るべきなんですが、気分が乗らない時は文章がまとまらないので今のうちに。J2降格はまだ確定してないとはいえ、残り試合を全勝しても自力残留の可能性はすでになくなっていて他力本願になるので、まあ99.999%降格でしょう。アルビレックスが降格に至った理由を僕なりに書き綴っていこうと思う。


【ブラジル人補強の失敗】
[ジャン・パトリック]
素行が悪かったのか、わずかカップ戦2試合出場(1得点)で6月にクビ
[チアゴ・ガリャルド]
4節以降ほぼ全試合スタメン出場するも24節終了後、練習中にチームメイトと揉め事を起こし以降ベンチ外になり9/28に一時帰国(おそらく再来日はせず契約満了)
[ホニ]
ラファエル・シルバの後釜として獲得するが、素人が見ても本職はストライカーではなかった

チアゴ・ガリャルドはシーズン中盤までトップ下で攻撃の軸として出場していて、足元の上手さやボールキープ力を見せていたが、攻撃がチアゴ頼みだったのが悪かったのか選手内のコミュニケーションが上手くいっていなかったからか、チアゴが帰国してからチームが勝ち点を稼げるように。
日本人は外国人とコミュニケーションを取るのが不得意な人が多いし、日本の文化に馴染めない外国人も多い。選手の能力が秀でているから活躍できるとは限らない。外国人をチームの中心に据えるならチームの戦術に合っているかは当然、日本の文化に馴染めるかや素行なども獲得前にしっかり調査してほしい。

【吉田監督時代のツケ】
アルビレックスの特徴といえば、試合終盤になっても走り続けるスタミナと球際の強さだったが、吉田監督時代はそれまでいたフィジカルコーチをクビにし、代わりのコーチを置かなかった。当然、試合後半のスタミナ切れやセットプレーなどの球際で競り負けが起こり失点が増えた。三浦監督に交代してからはフィジカルコーチを再び置くようになったが、試合後半のスタミナ切れや球際の弱さは克服できていない。そして柳下監督時代から欠点になっていたセットプレー時の守備は、吉田監督になっても三浦監督になっても呂比須監督になっても改善しなかった。


【フロントの怠慢】
監督交代についてはシーズン終了前から動いていると思いたいが、新監督が決まるのが遅い。しかも今シーズンはまだ去就が決まっていないチョウ・キジェ監督にオファーを出してあっさり断られる始末。岡山の影山前監督にも断られ、12/12にようやく三浦文丈監督に決まった。
選手補強は今まで少数精鋭だったが、良い選手を揃えられなくなったせいか今シーズンは33名もの大所帯で開幕するも、戦力にならない選手が多く、出ていった主力選手を補う補強が全くできなかった。J1下位クラブがJ1クラブから一線級の選手を補強するのは容易ではないが、J2で活躍した若手や中堅すら獲得できないのでは厳しい。下位カテゴリーで大して活躍していない選手を6人もレンタルバックしたところで補強になるはずがない。
フロント陣はアルビレックスの現在の立ち位置や現状の戦力を把握した上で監督選考、選手補強してるのだろうか…とてもそうは思えない。
興行面に関しても上手くいっているとは言えない。成績が低迷している今でも2万人前後も入ってるのは新潟にサッカー文化が根付いたおかげだろう。しかしフロント陣は未だにビッグスワンを満員にすることを目指しているが、無料招待券をばら撒くだけで他に大きな集客対策をしていない。


【まとめ】
資金力があるガンバやセレッソ、グランパスなどでもJ2降格を経験した。サッカークラブは一つ歯車が狂うとあっという間に堕ちていく。資金力のない地方クラブのアルビレックスが14年連続でJ1在籍できたのは評価されるのかもしれない。しかし、いざ降格が現実となると、なんでこうなったのかなという思いしかない。来季の監督は誰になるのかわからないが、責任を監督にだけ押し付けるのではなくフロントも入れ替えて一から出直して欲しい。今のJ2はアルビレックスが優勝した頃とは違い昇格争いは激戦。1年でJ1復帰出来ればそれに越したことはないが、焦らずコツコツとアルビレックスを再建して欲しい。



ついに監督交代

2017年05月08日 13時56分52秒 | アルビレックス新潟
【新潟】20日にも呂比須監督初陣、三浦文丈監督の休養を発表
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170508-OHT1T50054.html
ついに監督交代となりました。監督交代に至った経緯は三浦監督のやり方で結果が出ないことにより、攻撃陣は得点が欲しい、守備陣は失点を減らしたいという選手間の意識がバラバラになり更に失点が増えことでしょうか。

呂比須ワグナーはガンバ大阪時代に5試合でクビを切られた過去があるので、あまり期待はできないしょう。しかしこのまま三浦監督を続投しても間違いなく降格になると思うので仕方ないと思います。こんな状態のチームを実績のある監督が引き受けてくれそうもありませんし、お金もありません。

当然フロントにも責任はあります。J1どころかJ2ですら経験のない三浦監督を選んだこと。ベンチ入りすら出来ない選手に移籍金を払い獲得したこと。層の薄い攻撃陣で指宿を放出してしまったことなど。監督だけを取っ替え引っ替えし続けても、フロントが変わらない限り成績は良くならないでしょう。

アルビレックスが今改善すべき点は、守備の立て直し。失点を減らせば少ない得点で勝ち点を拾えるようになります。今のアルビレックスの攻撃時には期待できないので、こちらを優先すべきでしょう。

2017 J1 第2節 vsヴィッセル神戸(A)

2017年03月04日 19時00分00秒 | アルビレックス新潟
------山崎,ホニ------
成岡-------------加藤
-------小泉,原--------
酒井宣,大野,富澤,川口
---------守田--------
ベンチ入り GK大谷 DFソン,西村 MFチアゴ,田中,本間 FW鈴木

[新潟 得点]
75' 田中達也

[神戸 得点]
03' 渡部博文
76' 高橋秀人

詳細な試合データはJリーグ公式へ
http://www.jleague.jp/match/j1/2017/030406/live/

前節の広島戦に引き続きセットプレーから2失点し敗戦。攻撃面は田中達也が2試合連続得点するも攻め手に欠けた。

2トップはホニと山崎では裏取りを封じられてサイド攻撃が中心になると、2トップも2列目も高さやフィジカルが足りなくてゴール前で競り勝てない。今の戦術では指宿や平松など高さがある選手を入れるとバランスが崩れる。そもそも質の良いクロスが上がる場面が少ない。攻撃面はこの辺を解決しないと得点は増えないだろう。

守備は昨シーズンから課題のセットプレーで2失点。流れの中からは粘り強く守れているが、セットプレーの守備は中々改善しない。こればかりは戦術で解決できる問題ではないので、選手が体を投げ出してでも守りきるしかない。

監督の交代采配も良くなった。67分に田中達也を入れ一旦同点にするも、再び勝ち越されたが、2人目の交代カードを使ったのは84分。3人目は90分を過ぎてからだった。リードしている試合で選手交代に慎重になるのは理解できるが、負けている試合で温存する理由はないと思う。

2017 J1 第1節 vsサンフレッチェ広島(A)

2017年02月26日 13時00分00秒 | アルビレックス新潟
------山崎,ホニ------
成岡-------------加藤
-------小泉,原--------
酒井宣,大野,富澤,矢野
---------守田--------
ベンチ入り GK大谷 DFソン,前野 MFチアゴ,田中,本間 FW平松

[新潟 得点]
71' 田中達也

[広島 得点]
57' 工藤壮人

詳細な試合データはJリーグ公式へ
http://www.jleague.jp/match/j1/2017/022505/live/

開幕前は遂に降格するのか?と不安でしかなかったが、強豪の広島相手にアウェーで1-1の引き分け。新潟は後半に矢野が退場してからは防戦一方になったが、なんとか凌ぎきって引き分けに持ち込んだ。

良かった選手は新外国人のホニ。スピードは本物で足元のテクニックもあり、周りを使うことも出来るので、FWの軸になることは間違いなさそう。そして高卒ルーキーの原も上々のプレーだった。しかしJ1の舞台ではスタミナが足りないようで、試合終盤は足を攣る場面が何度もあった。原は試合経験を積んでいけば更に良いプレーが出来ると感じた。

一方、良くなかった選手は山崎。プレーが空回りしてた印象で、不用意なファールでイエローを貰うなど良いプレーで目立てなかった。
左サイドバックに入った酒井宣も良くなかった。新潟は上背が大きい選手が少ないので、セットプレー対策で酒井宣をスタメン起用したと思うが、そのセットプレー以外ではさっぱり。上背とフィジカルだけでスタメン起用するのは難しいと思う。

DFラインに矢野、富澤と経験豊富なベテラン選手が入ったことは良かった。ただし富澤はスピードがないので、裏抜けを多用してくる選手がいるクラブには苦戦するだろう。




2017 アルビレックス新潟 キャンプ情報1

2017年02月06日 13時00分00秒 | アルビレックス新潟
2/5に高知大学と練習試合。30分ハーフで4本試合した模様。

1本目1-0、11分 チアゴ・ガリャルド
--------ホニ--チアゴ-------
---山崎--------------成岡---
--------本間----小泉--------
-堀米---西村---増田---川口-
-----------守田-------------

2本目1-0、8分 田中達也
--------ホニ--チアゴ-------
---端山--------------田中---
---------原-----小泉--------
-前野---西村---増田---川口-
-----------川浪-------------

3本 2-0、1分 指宿洋史、12分 指宿洋史
-------平松---指宿--------
---端山----------酒井宣---
-------原-----ロメロ------
-宋---大野---富澤---矢野-
-----------大谷------------

4本目4-1、3分 平松宗、14分 森俊介、20分 平松宗、26分 河田篤秀
-------河田---指宿--------
---平松--------------森---
----ロメロ-----酒井宣-----
-長谷川--宋--酒井高--矢野-
-----------稲田-------------

練習試合に出なかった選手は
MF 加藤,伊藤(リハビリ中),ジャン・パトリック
FW 鈴木(ケガ?)

今後の練習試合の予定は2/8高知ユナイテッドFC、2/12の午前に愛媛FC、午後にカターレ富山。高知キャンプは2/16まで。