いつかロングステイ!⇒ 今マレーシア

ちょっと年長になって思うこと

沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読んだ。
有名なので、今更なのが恥ずかしいけど。

1996年頃、大沢たかおでドラマ化と宣伝していたので、
深夜特急のことは聞き覚えがあった。
その頃はまだ、海外旅行にとりつかれていなくて、
平日の会社と毎週末の遊びに夢中だった。
だから、見ようと気に留めていなかった。今なら、見てみたいな。

1巻目の香港・マカオ、面白い。
沢木さんは1947年生まれだそうだ。ということは、今年で63歳か。
初海外は26歳だったそうだ。本の中の沢木さんは若い。
既に大人になった人が、37年前にした経験を今、見ると不思議な感じだ。
若い時の話もリアルに感じるし、同じような気持ちを持ったりする。
誰でも若い時があって、必ず歳をとるんだな、と思う。

小澤征爾さんの『ボクの音楽武者修行』を読んだ時も思った。
小澤さんは1935年生まれだそうだ。今年で75歳になられるのか。
今のお姿はよく知られている通り。
でも、24歳で海外に行かれた時の様子を読んでいるととっても若い。
かわいい。家族に愛されているのがよく分かる。
やはり誰でも若い時があって、必ず歳をとるんだなぁ、と思う。

若い風貌のうちは大人より気楽だった。
若いうちは少々の間違いも無知も図々しさも「しょうがないな。」って
許されるし、面倒みてもらえる。
だから、若いうちにやりたいことに向かっていったらいいと思う。
人の目や常識なんて、他の地域から見たら全然違うことだってある。
そんな馬鹿馬鹿しいことにとらわれず、いつでも自分の意思で
どうしたいか選択していくのが大事だと思う。
時間は戻らないよ。

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