タピヌ散歩

コミノ島の後はまたゴゾ島に7泊した。
写真はタピヌ教会と夕日。タピヌはゴゾサイトシーイングのバスも
寄るけど、一瞬でいなくなる。時間のない観光客には、降りても
何もない所なのでそれが正解。降りちゃって次のバスを待つには
長すぎると感じることでしょう。ほんとにまわりは畑だけ。

私たちはこの近くに1軒家を借り、7泊も泊まったので、
それはそれは何もなく、せかせかしない生活を強いられたのでした。
でも、この夕日、素敵でしょう。
タピヌ教会の向かい側に小高い山の登り口があって、そこからの眺めです。
山は整備されたコンクリートの坂なのでのぼりやすく、坂の途中には
キリストが磔にされるまでの場面が再現された数々の像が置いてあります。
のんびり散歩して、夕日を眺めて、帰り道は月を眺めるの、良かったです。

タピヌには地元の人たちが夕方、たくさん集まってきます。
マルタの人は信心深く、教会中心に暮らしているようでした。

他の町も歩いてみたのですが、小さい町はどこも似た造りで、
教会が町の中心。その前に広場があって、1軒か2軒、飲食店がある。
商店も1軒くらいある。あとは民家。
夕方には教会に集まり、その後おしゃべりして帰るようです。
シンプルな村社会のようにお見受けしました。