今日は大学の授業が朝から夕方までみっしりだったのに加えて、茶道があって帰る頃には夜もふけまくりです。スーパーも閉まった、本屋も閉まった、上弦の月がもう西に傾いてる。でも今夜は空気がとてもよく澄んでいて、田舎でも珍しい、黒絹に銀の砂を散らしたような美しい星空が見られました。星の一つ一つがきらきらとまたたいて。それだけでちょっと機嫌が良くなる私は相当単純で幸せな奴だと思う。
さて、今日は漢詩殿のおかげで知ることになった、普通に生活してるとまず耳にしない、多分知ってても役立てる機会なんてない明日使ったところで電波扱いされるかも知れないトリビア、『オノマトペ』についてちょっと蘊蓄を。
オノマトペとは、フランス語のonomatope(正確には初めのeにアクサン・テギュ(´)がつきます)をカタカナに直したものだと思われます。英語ではonomatopoeia。擬音語、擬声語、擬態語の総称です。英語だと厳密には擬態語はmimesisという別カテゴリーに入るのですが…オノマトペというカテゴリーにくくられることが多いようです。
というかそもそも、一般人は日常生活でonomatopoeiaなんて単語使う機会そのものが少ないそうな。…まぁ、私たちも日常生活で擬音語だの擬態語だの、使うことはあってもその分類名は言わないもんなぁ。まして英語の擬音語類は、日本語の3分の1程度しかないというし。
アメコミとか見るとわかりやすいと思います。効果音の書き文字ワンパターンですよねアメコミ。BOMB!とかCRASH!とか。まんまやんけとツッコみたい。
フランス語はよくわからないので触れずにおきますが、たぶん日本語ほど多くはないと思います。詳しい人補足プリーズ。
もうちょっと基本のところで、擬音語、擬声語、擬態語って何という方のために例を挙げると
擬音語:がしゃん、ちりりんなど。
擬声語:わんわん、にゃーにゃーなど。
擬態語:きらきら、ふわふわなど。
擬音語と擬声語の区別は微妙ッスね。擬音語の中に擬声語が含まれるような解釈でだいたいいいと思います。どっちにしろ、実際聞こえる音を言葉でそれらしく表したのが擬音語となります。
擬態語はそれに対して、実際音は出てないのですが様子や心情などを音によって象徴的に表す言葉です。
こういったオノマトペは、効果的に使うと独特の雰囲気が出せていいですよね。うっかりするとシリアスなシーンで失笑を買ってしまいますが。有名どころで挙げるなら宮沢賢治殿などはオノマトペの使い方が見事な作家と言われます。
小説、漫画もですが詩では主役に近くなったりしますね。詩人の趣味にもよりますが。オノマトペをほとんど使わず、比喩や装飾表現を連ねたり、それも使わず普通の言葉遣いや単語を並べるパターンも。
…とまぁ、こんな感じに説明をしてから使って欲しい単語ですよね。あるいはマイナーだからできるだけ避けるべき専門用語かと。
説明は平易な単語でわかりやすく、が基本です。専門単語や横文字をやたら連ねる人は専門馬鹿か下手すりゃ電波扱いされてマトモに話聞いてもらえません。聞いてもらっても意図が伝わりません。ましてや日常会話ならなおのこと。
確かにきちんと知っていたらつらつら言葉を重ねなくても短い単語ですませられて便利だし、使いたくなるんですけどね専門用語って。
さて、今日は漢詩殿のおかげで知ることになった、普通に生活してるとまず耳にしない、多分知ってても役立てる機会なんてない明日使ったところで電波扱いされるかも知れないトリビア、『オノマトペ』についてちょっと蘊蓄を。
オノマトペとは、フランス語のonomatope(正確には初めのeにアクサン・テギュ(´)がつきます)をカタカナに直したものだと思われます。英語ではonomatopoeia。擬音語、擬声語、擬態語の総称です。英語だと厳密には擬態語はmimesisという別カテゴリーに入るのですが…オノマトペというカテゴリーにくくられることが多いようです。
というかそもそも、一般人は日常生活でonomatopoeiaなんて単語使う機会そのものが少ないそうな。…まぁ、私たちも日常生活で擬音語だの擬態語だの、使うことはあってもその分類名は言わないもんなぁ。まして英語の擬音語類は、日本語の3分の1程度しかないというし。
アメコミとか見るとわかりやすいと思います。効果音の書き文字ワンパターンですよねアメコミ。BOMB!とかCRASH!とか。まんまやんけとツッコみたい。
フランス語はよくわからないので触れずにおきますが、たぶん日本語ほど多くはないと思います。詳しい人補足プリーズ。
もうちょっと基本のところで、擬音語、擬声語、擬態語って何という方のために例を挙げると
擬音語:がしゃん、ちりりんなど。
擬声語:わんわん、にゃーにゃーなど。
擬態語:きらきら、ふわふわなど。
擬音語と擬声語の区別は微妙ッスね。擬音語の中に擬声語が含まれるような解釈でだいたいいいと思います。どっちにしろ、実際聞こえる音を言葉でそれらしく表したのが擬音語となります。
擬態語はそれに対して、実際音は出てないのですが様子や心情などを音によって象徴的に表す言葉です。
こういったオノマトペは、効果的に使うと独特の雰囲気が出せていいですよね。うっかりするとシリアスなシーンで失笑を買ってしまいますが。有名どころで挙げるなら宮沢賢治殿などはオノマトペの使い方が見事な作家と言われます。
小説、漫画もですが詩では主役に近くなったりしますね。詩人の趣味にもよりますが。オノマトペをほとんど使わず、比喩や装飾表現を連ねたり、それも使わず普通の言葉遣いや単語を並べるパターンも。
…とまぁ、こんな感じに説明をしてから使って欲しい単語ですよね。あるいはマイナーだからできるだけ避けるべき専門用語かと。
説明は平易な単語でわかりやすく、が基本です。専門単語や横文字をやたら連ねる人は専門馬鹿か下手すりゃ電波扱いされてマトモに話聞いてもらえません。聞いてもらっても意図が伝わりません。ましてや日常会話ならなおのこと。
確かにきちんと知っていたらつらつら言葉を重ねなくても短い単語ですませられて便利だし、使いたくなるんですけどね専門用語って。