街では、もうマフラーを巻いている人も見かけるくらいです。
さて皆様、お久しぶりです。
有栖川有栖創作塾第9期の授業が、本日からスタートしました。

今期の参加人数は10名。
新しい塾生さんは2名いらっしゃいます。
有栖川有栖創作塾の初回授業は、恒例の自己紹介タイムとなるのですが・・・

今日はそれも早く終わり、さっそく課題に入ります。
有栖川塾長が以前からやってみたかった企画だそうですが、一体どんな内容なのでしょうか?
ホワイトボードに、ある小説の一節を書いています。

それを最初の一文として続きを書く、という課題でした。
しかも、ただ書くだけではありません。
「1人の塾生が3~4行ほど書いて隣に回す」というリレー形式の連作です。
上の画像の一番右の女性が、今期から入塾されたMさん。
日本語はもちろん、英語、フランス語、広東語の4ヶ国語が話せるという多言語使いです。
その隣の女性Nさんも今期から入塾。
『サイボーグ009』が大好きだそうです。
Nさんくらいの年齢の方だと、きっと00ナンバーのサイボーグを全員言えない人のほうが多いと思うのですが。
私は辛うじて全員言えます。
ブラックゴースト側にも00ナンバーっていましたよね?

話が大きく逸れたので、元に戻します。
リレー小説は教室で書くので、400字詰めの原稿用紙に直接書いていくことになります。
今の時代、ほとんどの人がパソコンで書いていると思うので、原稿用紙に書くといった機会はあまりないかもしれません。
漢字を調べるためにも、国語辞典が大活躍していました。
手書きは苦労しますけど、マス目を埋めていく充実感は原稿用紙ならではです。

と思いきや、最新機器を使用している塾生も。
モニターがキーボードの半分くらいしかない!
なんだこれは!?
ジェームズ・ボンドも驚くほどの、すごい秘密兵器だ!

他の人が書いたものをすぐに読めるというのも、その場で書くリレー小説の面白さのひとつです。
果たして、どのような作品に仕上がったのでしょうか?
それは次回の授業時に発表するようです。

授業終了間際、塾生Tさんが突然来訪。
Tさんは今期も継続して受講しているのですが、仕事の都合で11月は来ることができません。
それでも会社帰りに「挨拶だけでも・・・」とタクシーで立ち寄ってくださったそうです。
Tさん、12月からお待ちしております。

これは塾生Fさんの博多土産のおまんじゅう。

授業終了後に皆さんにお配りしていました。
今期から入塾された方にもお配りして、帰宅前の談笑タイム。
なるべく早く馴染んでいただけるといいですね。
ちなみにFさんのおまんじゅうは、ものすごく美味しかったです。
いたるところで「なんでこんなに美味いねん!」という感嘆の息がもれていました。
さて、次回の創作塾は2週間後の月曜日。
そこでまたお会いしましょう。