
2002年 124分 監督 フィル・アルデン・ロビンソン
出演者 ベン・アフレック、モーガン・フリーマン、ジェームズ・クロムウェル、リーブ・シュレイバー
1973年、中東紛争の真っ只中、砂漠に埋もれていた核爆弾が、29年後、井戸を掘りに来たパレスチナ遊牧民によって発見される。
そんな中、CIA長官キャボットの右腕に抜擢され、ロシアの核兵器に関する調査を始めたライアン。
だが捜査中、突然、ボルチモアで行われているスーパーボウルの会場で、核爆弾が爆発し多くの人々の命が奪われてしまう。
アメリカ史上最悪の想像を絶する大惨事に政府は最高レベルの緊急警戒態勢に突入するが・・・。
トム・クランシーのベストセラー小説「恐怖の総和」を映画化した、CIA情報分析官ジャック・ライアン・シリーズの第4弾です。
ジャック・ライアン役は第1作「レッド・オクトーバーを追え!」はアレク・ボールドウィン、第2作「パトリオット・ゲーム」、第3作「今そこにある危機」はハリソン・フォード・・・そして3人目のベン・アフレックが演じています。
(The Sum of All Fears)
そのレアーなケースの一つがこの映画で、爆発しちゃうんですが、どうも迫力に欠けるようでした。 これは広島や長崎の惨状を知る日本人の目から見れば・・・です。
(いくら旧型の小型核爆弾だったとしても、爆発現場の競技場周辺を人が逃げ惑うなんてあり得ないでしょ)
ま かってT・クランシーの小説を読みふけり、映画化されたものはすべて見ていたからその惰性で、およびM・フリーマンにつられて見に行ったという事です。
クランシーも、米ソ冷戦の緊迫時代が終わった後はベストセラーの題材に困っていることでしょう。
最近、「バイオハザード2」であったくらい?・・・でもまぁこれはSFみたいなものだから・・・。
映像では実際のアメリカの核実験の原子爆弾の爆発、それの数百倍の威力の水素爆弾の×初も見たことがありますがそれはもう恐怖を通り越してこの世のものではない感じでしたよ。
映画を見る側としては核爆弾がいつ爆発するかどうか?のドキドキと爆発しなくってホっとが良いですよね。
スノーバードさんはT・クランシーの小説もほとんど読まれているのかな?