ちょっと前に The Sai Whatt Studio Band としてCDアルバムをリリースしたその前身となるジミー・ハミルトン率いるグループの録音。ちなみにそのCDはアーバンコンテンポラリーな内容で、楽曲もヴォーカルもなかなか良い。この盤は74年のリリースとなり、退廃的といったムードというのがぴったりくるサウンドで、ゆったりしたビートに動きまくるベースと脱力したヴォーカルがマッチしている。怪しい雰囲気に惹かれるレコードでもある。