かけがえのない天使

「障害児」ではなく「1人の子供」として。。。

脳性まひの子供から教えられた事

ハロウィンパーティー

2006年10月31日 | 学校
日曜日、PTA主催のハロウィンパーティーがありました。

れんは、お友達が貸してくれた

「ムシキングのぽぽ」というキャラクターになりました。

れんはもう大喜び!

他の子も、ドラゴンボールのゴクウや

かぼちゃのおばけなどなど、色んな仮装をしていました。


そして、その仮装コンテストがありました。


みんなが自分が1番いいと思う衣装の子に投票し

上位5位に選ばれると景品がもらえました。


そして、なななんと!!!

れんが5位の努力賞に選ばれてしまいました(^^;)


前に出ることが大好きなれんは

自分の名前が呼ばた途端

「うきゃ~」と大声を出し、身体を針金のように突っ張るしまつ。

全身で喜びを表していました。

その喜びように、前に行くまでの間に

「れん君よかったね!」

「僕もれん君の番号を書いたよ!」

などなど、みんなが声を掛けてくれ一緒に喜んでくれました。

そして、なんと腕時計をもらったのです!

でも、借り物の衣装で少し気がひけた母でした。

ずっと一緒にいるうちに

2006年10月25日 | おともだち
ここ最近

今までれんの所にあまり来なかった子供たちが

れんの所に来るようになりました。


なので、初めて車椅子を押す子は

押したい気持ちはいっぱいだけど

始めちょっと恐々という感じで押しています。

それと

「いつも、同じ子ばっかり押していて

        自分達の入るスキがないねん!」

という子もいました。


これから、また何か考えねば!


そして昨日、臨時の補助員さんが来られいて

その補助員さんも

「れん君とっても可愛いかったです。

  れん君の周りには、いつもお友達がいっぱいですね!」

と言ってくれました。


れんも、若くて可愛くて優しい介助員さんだったので

さぞご満悦だったことでしょう。



そして、昨日

新しいお友達の家にも行きました。

そのマンションは4階建てでエレベーターがなく

その子のお家は、その4階なので大変でした。

れんも

「お母さん大丈夫?

  お母さんガンバレ~!」

と応援してくれていました(^^;)


それに、お母さんとは面識がなく初めてお会いするので

少し緊張しましたが、そこは子供達にパワーを貰い

すぐに打ち解けられました。

今度は、れんのお家に来てもらう事を約束していました。


少しずつ少しずつ

1人でも多くの方にれんと接してもらい

れんの事、理解してもらえたらいいな~って思っています。


れんの輪がいっぱい広がればいいな!


一緒に育ち合っていく事の大切さ

2006年10月13日 | おともだち
先日、れんの1番仲のいい友達のT君と一緒にリハビリに行きました。

T君が

「れん君リハビリってどんな事してるん?

  一緒に行ってみたい!

 れん君、一緒に行ってもいい?」


「うん!一緒に来て欲しい!」

と言うので、私もいい機会かなと思い一緒に連れて行くことに。



何年か前、れんの東京のいとこを一緒に療育園に連れて行ったことがあります。

いとこは、その時すごくびっくりしていました。

車椅子の人が殆どなので

「ここはどこなの?病院なの?なんで歩けない人ばかりなの?」

とすごくびっくりし、また戸惑っていました。

なので、T君も同じ感じでビックリするだろうなって思いながら・・・

でも、色んな人がいるってことを

T君にも知ってもらえるいいチャンスだと思いました。



ところが、ところが

療育園に着いてもT君は全くふつ~なんです!

ジロジロ見る訳でもなく、何で?と聞くことも、戸惑うこともなく。

れんのリハビリ中は、大活躍でした。

いつもなら、リハビリを嫌がるれんも

T君の前では、いい所を見せようと必死にやっていました。


T君もボールを投げてくれたり、戦いをしたりと

れんも楽しくリハビリができました。


いくら、大人が頑張れと言ってもできないことが

友達となら、れんも頑張れるのです。

リハビリの先生もビックリされていました。



2人の様子を見ていて

小さい頃からずっと一緒にいることって

お互いにとって、本当に素晴らしく

また、大切な事なんだって改めて感じました。


  一緒にいること

   分けないで一緒に育ちあっていく事の大切さ。


それが、人にとって1番大切なことを学び合えるんじゃないかって・・・











前から2番目

2006年10月10日 | 学校
れんの運動会のムシキングのダンスの時

グループごとで輪になって、カマキリになってグルグル回るところがありました。

大体いつも、車椅子だと安全性?の面からか

順番は、1番前か1番後ろに勝手に決められています。


ところが、今回のこのダンスの時は何故か前から2番目でした。

なんでかな?とは思ったけど

私もそんなに深くは考えませんでした。

本当は、それが自然な形だし・・・


でも、先日1人の子が

「れんくんカマキリの時、前から2番目やったやろ。

 本当は、れんくんも1番前になりたいって言ってん。

 でも、T君も1番前になりたいって言って

 先生が、


  「そしたら、2人でカマキリやってどちらか上手い方を

    みんなで手を挙げて選んだらいい」

 て言ってん。

 それで、れん君とT君がカマキリやって3対2でれん君負けてんで!

  おしかったやろ!」と。


ふ~ん!

そんな事があったんやね。

なんかとっても面白い!

れん、なかなかやるやんか~

さすが、何でもやりたがりやね。

その積極性が、お母さんとっても嬉しいよ。

それに、先生にも感謝です。

ちゃんとそんな風に、子供たちに決めさせてくれてたんだなって。


れんには、このままず~っと自分に自信をもって歩んで行って欲しいです。


結局は、前から2番目になったけれど

次は頑張って1番前をねらわなくっちゃね!



小雨の運動会

2006年10月04日 | 学校
10月1日小雨の降る中、運動会が実施されました。

れんは、ダンスとかけっこと玉入れの3競技に出場予定でした。


まずは、全体で体操。

れんも車椅子から降ろしてもらい一緒に体操していました。

みんなの中で一緒に体操してる姿がなんとも可愛かったです。


最初の出番は「虫キングサンバ」の歌に合わせてのダンス。

れんの大好きなMちゃんに車椅子を押してもらって入場してきました。

その顔は、満面の笑顔!

踊り好きのれんはノリノリで踊っていました。

そしてフィナーレは、輪になって

れんのグループは、例の「カマキリ」になってグルグル回っていました。

それぞれのカマキリの形で表現しながら。

こども達のその時の笑顔が最高に良かったです!



かけっこは、みんなが走るレーンの内側に

板を敷いてもらいその上を歩行器で走りました。

でも、それはなんだかみんなと一緒に走ってるような感じではなかったかな(^^;)

次回の課題です。


そして、昼前から雨がひどくなり

競技は途中で中止になり、残りは火曜日に再度行うことになりました。


教室に入り、子供たちは寒い寒いと言っていました。

そんな時、1人の子がれんの身体をさすりながら

「れんくん寒くないか?」と何度も何度も聞いてくれていました。

自分も寒いって言ってたのにね・・・

本当に優しい子供たち!

れんはお友達にとってもとっても恵まれました。

まだまだ1年生なので

みんなで力を合わせてというような競技はなかったけれど

これからが楽しみだな~なんて思いました。