心のままに

自分らしく、素直に

満身創痍・・・・・大げさカモ

2007-02-28 | 陶芸

風邪ひいたみたい。
喉が痛くて、咳が出ます。
花粉症とのダブルパンチです。

 

soukeiの故郷
加賀の九谷焼の夫婦湯飲茶碗です。
私の結婚のお祝いにと
近所の九谷焼の窯元の奥様が
贈ってくださいました。

 

大好きな吉田屋風です。

 

九谷焼は大聖寺藩主・前田利治によって
企画された焼き物です。
藩内で陶石が発見された事が
九谷焼が生まれる土台となりました。

利治とは加賀前田藩の藩祖・前田利家の
孫にあたる人物で
父の3代加賀藩主・利常より
金沢より南にある大聖寺の城の
藩主に命じられたのです。

友人の結婚式の引き出物にでた銘々皿です。
真ん中で唐子が踊っています。

 

輪花になった縁の文様が
やはり吉田屋風ですね。
九谷の特徴である五彩の釉薬がみられます。

 

五彩とは
青・緑・紫・黄色・朱です。

 

ちょっとテイストは違いますが
こちらも九谷の窯元で焼かれた
現代風の九谷焼の取り皿です。

 

この皿が九谷と判断できるポイントは
買ったお店 色です。
前述しました五彩のうち黄色と緑が使われています。

 

もともと九谷焼の図柄は花鳥風月の
自然を題材に写実したものが多かったのですが
抽象的なデザインの図柄のものが
近年出回っています。

 

初代大聖寺藩主・前田利治が興した九谷焼は
わずか50年ほどで一度途絶えます。

 

それから後100年後に
やはり発祥の地である大聖寺にて再興されます。

 

そして今まで
過去の歴史の中で人々が困難に打ち勝ち
受け継いできました。


300年ほどの間に
九谷焼にも様々なデザインが見られるのは
当時の人々の
情熱と努力だと思われます。

 

 


花粉症で辛いです

2007-02-27 | 料理

 

かれこれ花粉症歴16年です。
ここ2~3日、飛びまくっているようです。
シンドイです。
お洗濯物は家の中で干して
日中のお出かけも控えます。

 

お薬はあまり飲みたくないので
毎年この季節は引き篭ります。

 

カスタードクリームをレンジでチン
全卵1個で作る、少々軽めの味です。

 

我が家の家族は、リッチな味が苦手なようです。

 

レシピはこちら
このサイトは大変役に立ちます。

 

 

子供たちが美味しい
と喜んでくれたチョコレートシロップです。

 

 

カスタードクリームも軽めの味が好きなので
当然生地も、薄ーーーいのが好きです。

 

こちらのレシピ
いい感じのお味と薄さだけれど
裏返す時に、破けてしまいます・・・

カスタードクリーム&チョコレートシロップ入り
クレープのできあがり~

 

そういえば、西の方にお住まいの
ボーダー仲間さんから
クレープのレシピ送ってもらったことがあったわ。

 

正直に言います。失くしてしまいました。
ゴメンナサイ。


私は凹んでいますが、Y美は元気です。
春用のお洋服を沢山買い込んで
(って、私が気晴らしにせっせと買ってやってます)
4月からの大学生生活を楽しみにしています。

 

決まっていないんですけれど・・・・・
まだどこに行くのかさ。

 

タフでポジティブで、マイペースで
みなおしました。

 

 


もう一人の渦中のひと

2007-02-23 | その他

やぶ椿っていうのかな。
いつも行く某企業の保有地の中の
3メートルもあろうかと思われる木から
soukeiの茶室に訪ねてきてくれました。
(へへへへ、本当は散歩の合間にポキッと。)

 

単純で、駆け引きのない素朴な姿に
見とれます。

 

昨日はもう一人の受験生H男が
「最近学校で、過去問ばっかやるけれど
俺、まぁまぁ分かるかなって思うんだ。
だからこのままいけば、志望校いけると思う。」

 

はぁぁぁーーーーーー????
その自信は何所からくるのですか?
ここ1ヶ月ほどのアナタったら
学校と塾以外で、試験勉強らしい勉強を
していないではないですか!!!

 

と反論したかったのですが、また
喋ってもらえなくなると悲しいので
「あぁ~、聞きたくない、聞きたくない。」と
私は、無用な争いを避けるつもりでいいました。

 

H男、怒っちゃった。そして私にお説教です。
「かあさんはなんて性格が悪いんだ。直せ!」

 

「あらぁ。。。。。ゴメンナサイ。」

 

「だから、反省しろ!!!」

 

「。。。。。。。。。。。」

 

 

まあ今回はこの程度で
彼の方が慣れたようです。
きちんとお話をしてくれます。

 

しかし昨晩は
夜9時30分に3件隣の同級生と(同じく受験生)
我が家の隣の公園で集合して
サッカーもどきにボールーを蹴って
遊んでいました。

 

11時近くに
「パンが焼けたよぉぉーーーー
と呼んで回収しましたとも。

 

 H男の発言は
「ママを心配させたくないんだよ。」
Y美の分析ですが
皆さん、どう思いますか?

 

ここのブログおもしろいよ。

 

 


まだ走ってます

2007-02-22 | その他

私達は誰でしょう。

 

そうですお内裏様とお雛様です。
菓子楊枝で切って食べるのが
ちょっと心苦しいです。

 

もっと心苦しい事があります。
終わりません、Y美の受験戦争。
お察しくださいな。

 

受かっている所はありますが
まだもがきます。

 

第二期に向けて、只今準備中。
どうも結果が出揃うのは、3月中頃かな。

 

代〇ミの馬&鹿め。

ベ〇ッセの意地悪。

と言ってみても、所詮実力不足でした。


うぬぼれ

2007-02-19 | 花木

恥ずかしげに、それでも誇らしく
しっかりとその美しさを開花させました。
「西王母」です。

 

やはり名前に負けず美しいです。

 

自作のこの花入れは、案外椿がよく映ります。
だぁれも褒めてくださらないので
とうとう自分で・・・・

 

趣味の作陶にはそういうことが肝心かと思います。

 

白梅と藪椿の組み合わせでも
よく映えます。

 

「ひさご 蕎麦釉 花入れ」
密かなお気に入りです

 


CMではやりの

2007-02-14 | 花木

 

庭に咲いた椿 「西王母」です。
まだsoukeiのように蕾ですので、どんな花なのか
良く判りませんね。 

 

5年ほど前に、ホームセンターで
1メートルほどもある根巻の苗木を求めました。
花が開いているものもあり、蕾も沢山あったので
期待して持って帰り、庭に地植えしました。

 

ところが蕾は開かずじまい
翌年からも花芽もつかぬ有様で
どうしちゃったのかしら・・・・・・・と
憂いておりました。

 

昨年の秋、数個の花芽を見つけた時には
嬉しくて、嬉しくて
とうとう昨日は、自宅稽古でしたので
未だかたい蕾を手折って生けたのでした。

 

どうも椿は、地植えにすると
その土に慣れるまで3年ほどは
花芽を付けぬようです。

 

 

ところで「西王母」とは
中国で古くから信仰された仙女のようです。
前漢の皇帝武帝には
長生のために桃を与えたといわれるところから
「西王母」=「桃」=「不老不死」
というイメージがありますが
その姿は大変な怪物でもあったようです。

 

えっ?soukeiは西王母でしょうって??
まぁ、ありがとうございます・・・・・


 


お早めですが

2007-02-11 | その他

 

もうすぐバレンタインデーですね。
一足早い、知り合いからのプレゼントです。

 

ところで、自称ブロガーとしては
きっちり考えなくてはいけない事があります。

 

いずれかのお茶会に出かけて
当日の様子を写真に収めます。
家に帰って、その思い出をブログに書く。
その日の席主が心を砕いて準備された
数々の道具の写真とともに・・・・・・

 

これってやはりよーーく注意しなくては
大変な無礼、いいえそれどころか
盗撮にも値するかもしれないです。

 

私も今まで、少なからず人様の道具を
このブログにのせました。
でもそれらは、了解を得ている友人や
差し支えの無い範囲でと、考えてきました。

 

これからも用心してのせたいと思います。
もし、守られていなかったら
ご指導してください。
真摯に受け止めます。

 

では~ネット上でのエチケットやルールを守って
楽しいブログ的生活を送りましょう。

 

 

 


お江戸さ その2

2007-02-07 | その他

東京国立近代美術館で「松田権六の世界」
を観ようと思って、電車を上野で降りました。

 

悲しいかな上野ではありませんでした・・・・・
田舎モノは困ります。

 

気を取り直して
気になって仕方がない「中国名品展」
を観ることにしました。

 

怪我の功名とでもいうのかしら
良かったです。

 

数千年以上の歴史に
崇高な手工業水準を持つ中国の
その素晴らしさに、釘付けとなりました。

 

日本では縄文土器が焼かれていた頃
既にお隣では、現代にも通用する
鉄で絵付けもされた
もっと素晴らしい作品を焼いているのです。

 

また日本では、未だ穴を掘って暮らしていた頃
かの地では
鋳造の技術が既に高いレベルで存在しており
酒器や食物を盛る器などが作られており
その作品の見事さといったら
形容のしようがありません。

 

教科書に出ていた「漢委奴国王」の金印と
同じ種類のものもありました。
まさに黄金!!でした。

 

 
「陰陽説」や「五行説」など
この複雑かつ難解で
およそ私には一生かかっても
判らないだろうこれらも
今回の展観で
この偉大な中国だから大勢されたのだと
あらためて思いしらされました。

 

日本の総合芸術である茶道には
イロイロな事でルーツが中国にあるケースが
多いのです。

 

お正月の我が家の床飾りの
「結び柳」にまつわる故事も
中国の文化水準の高さのあらわれです。

 

上野で垣間見た
紀元前一万年もまえからの中国の
驚愕の手工業の素晴らしさから
今まで思っていたなぜ中国なのか?が
理屈抜きに納得できました。

 

お薦めの展観です。

 

以上、まるで観光気分・・・・・・

 


ちゃっかり者

2007-02-05 | その他

Y美の付き添いでお江戸さ行ってきました。
はぁ~羨ましい。
私ももう一度青春したいです。

 


しかしsoukeiは、ハゲシク馬&鹿だから
娘が必死だというのに、お買い物しちゃった!

神様お許しを。

 

右の2枚は
病気で買い物もままならない
姑へのプレゼントですの。
許していただけますよね。

 

それに朝のお江戸のホームは
たいへん寒うございました。

 

 饅頭も美味しかった。

 


寒明け

2007-02-02 | 茶道

 

今年のお正月の皇居での歌会始の勅題は
「月」でしたね。

 

ちなみましてこちらの抹茶茶碗は
「寒月」という
江戸時代の本阿弥光甫作の茶碗の写しです。
寒中に、寒々と冴えわたる夜空に浮かぶ
三日月をあらわしているのでしょうか。

 

 

右側の白っぽいお茶碗も
勅題にちなんだ月がモチーフです。
野々村仁清の作品に
この、月に波の絵付けがあります。

 

こちらの二つの茶碗の違いに
皆さまお気づきになられた事でしょう。

 

寒月の茶碗は筒茶碗といいまして
背が高く、口径の小さい茶碗です。

 

茶巾は水屋でたたまずに
絞った状態で茶碗に仕込み
点前中に、茶碗に湯を入れて
そのままの状態でたたみます。

 

極寒の頃に
寒い中お越しになられたお客人に
あつあつのお茶をお出しできたらという
ご亭主の思いやりです。

 

夏の平茶碗ともども
季節を感じて、共存していく
昔の人々の暮らしが偲ばれます。

 

もっとも、天下人やお大名や
裕福な商人のみが主役ですけれど・・・・・

 

現代に合うように、この心を取り入れましょう。