風邪ひいたみたい。
喉が痛くて、咳が出ます。
花粉症とのダブルパンチです。
soukeiの故郷
加賀の九谷焼の夫婦湯飲茶碗です。
私の結婚のお祝いにと
近所の九谷焼の窯元の奥様が
贈ってくださいました。
大好きな吉田屋風です。
九谷焼は大聖寺藩主・前田利治によって
企画された焼き物です。
藩内で陶石が発見された事が
九谷焼が生まれる土台となりました。
利治とは加賀前田藩の藩祖・前田利家の
孫にあたる人物で
父の3代加賀藩主・利常より
金沢より南にある大聖寺の城の
藩主に命じられたのです。
友人の結婚式の引き出物にでた銘々皿です。
真ん中で唐子が踊っています。
輪花になった縁の文様が
やはり吉田屋風ですね。
九谷の特徴である五彩の釉薬がみられます。
五彩とは
青・緑・紫・黄色・朱です。
ちょっとテイストは違いますが
こちらも九谷の窯元で焼かれた
現代風の九谷焼の取り皿です。
この皿が九谷と判断できるポイントは買ったお店 色です。
前述しました五彩のうち黄色と緑が使われています。
もともと九谷焼の図柄は花鳥風月の
自然を題材に写実したものが多かったのですが
抽象的なデザインの図柄のものが
近年出回っています。
初代大聖寺藩主・前田利治が興した九谷焼は
わずか50年ほどで一度途絶えます。
それから後100年後に
やはり発祥の地である大聖寺にて再興されます。
そして今まで
過去の歴史の中で人々が困難に打ち勝ち
受け継いできました。
300年ほどの間に
九谷焼にも様々なデザインが見られるのは
当時の人々の
情熱と努力だと思われます。