お天道様は見てござる

元創価学会員。現在は公明党が熱烈に推進し、ビルゲイツから感謝状をもらったコロナワクチンの問題について綴っています。

無冠の友(聖教新聞配達)、実は押し付け合いだった!?

2016-10-09 05:37:09 | 日記
聖教新聞の配達は聖教新聞の販売所ではなくすべて創価学会員がやっています。
聖教新聞だけでなく、なぜか公明新聞も無冠の友が一緒に配っています(あれ?政教分離は??)
婦人部の方が担当されている場合が多いと思います。
池田先生からのお手紙だからと、一部一部大切に届けています。
雨が降ったら、自分たちの手でビニール袋に入れたりして配ります(これ一般紙はちゃんと販売所がやっていますよね)。
聖教新聞の配達は健康になり、ものすごーい功徳があるとも言われています。
お給料はとーっても安いです。ほとんどボランティアです。
聖教新聞の配達員のことを無冠の友と創価学会では呼んでいます(呼称だけで安くこき使えるんだからマインドコントロールされた創価学会員って本当にコスパ最高ですね……)。
婦人部になったら、無冠の友になって聖教新聞の配達をして功徳をいっぱい積む……それが憧れだった時期が私にもありました。
無冠の友はみんなやりたがって順番がなかなか回ってこないとか、普通の信心では無冠の友になれないとか、そんな話を聞いたこともありました。
でも、私に無冠の友にならないかという話が回ってきたのは、何と女子部時代だったのです。
あれ?婦人部で取り合いになるほど無冠の友は人気じゃなかったの?
この地区は活動家いっぱいだし、無冠の友をやりたい人だっていっぱいじゃないの?
素朴な疑問は感じましたが、週に一度ということでOKしました。
OKした後に、女子部の先輩に怒られました。
「基本的に女子部は新聞配達は禁止。経済的な理由やどうしても福運を積みたいという人だけ」というのです。
でも、すでにOKして配達も始まっていたので、今さらやめるということはできませんでした。
女子部は基本的に禁止の理由はすぐに分かりました。
繁華街にある地区だったので、配達の時間帯には酔っ払いや、不審者に出くわすことが非常に多いのです。
私も何度も怖い思いをしたり、追いかけられたり、酔っ払って道路に倒れている人がいて救急車を呼んだりもしました。
それに、仕事をしながらの新聞配達はかなり過酷です。
私の場合、自営業の仕事が不規則で、しかも当時は単価の安い仕事を大量に受けていて仕事時間が長く、
新聞配達をしながらだとかなりきつい状態になってしまったのです。
配達を初めて一ヶ月も経たないうちに「週二回お願い」となり、断ることの苦手な私は引きうけてしまいました。
ほとんど休みもない状態で仕事をしているのに、週に二日は徹夜明けの新聞配達。
そこに会合まで入ってくるのですから、この時期は寝る時間、起きる時間がめちゃくちゃでした。
今考えても不思議です。婦人部の活動家は山のようにいたのに、どうして女子部の私が二日も配っていたんでしょう……。
専業主婦の人だってたくさんいたし、仕事をしている私が頼まれるんだったら、男子部でも壮年部でもいいはずです。
それらの答えは、一年半経った頃に分かりました。
聖教新聞の配達を始めて一年半後、さすがに無理がたたり、私は体を壊してしまいました。
不規則な生活による自律神経の乱れで回転性のめまいを発症し、家の中でさえ、転倒してしまうような状態でした。
それで「今週の新聞は無理です」と言い、休ませてもらったのですが、目眩はなかなか治りませんでした。
「いつ頃からいけそう?」としょっちゅう電話がかかってきますが、そんなの私が聞きたいぐらいでした。
「ちょっと分からないので、もう他の人に変えてもらってもいいです」と言いました。
しかし婦人部の人は「無冠の友はそんなに簡単に変われるものじゃないから、とりあえず元気になったらまたお願い」と言われました。
無冠の友になるときは面接も何もなしに地区婦人部長が口頭で「お願い」と言っただけなのに、やめるのは簡単じゃないとは……?
詐欺っぽい商法にそういうの多いですよね。入るの簡単、やめるの難しい。
さらに二週間ぐらい経ったとき「具合はどう?」と聞かれ、とりあえず少しマシになってきていたので心配をかけてもいけないと思い「だいぶマシです」と答えました。
すると、その夜に地区婦人部長と支部婦人部長がやって来ました。
「じゃあ、そろそろ新聞いけるかな?」というのです。
目眩がましになってきたといっても、なくなったわけではなく、とても自転車に乗れる状態ではありませんでした。
そのことを伝えたところ「そんな広宣流布のお役にも立てないことでどうするの?」と叱られました。
それでも、やっぱり不規則な生活が原因だったことが分かっているので「仕事をしながら続けるのは無理です」と答えました。
すると「じゃあ、区婦人部長に指導を受けよう」という話になってしまいました。
会館で区婦人部長やその他の婦人部の幹部にずらり囲まれ(まるで罪人のようでした)、説得されましたが、
仕事だけでも大変で、今回の目眩も仕事と新聞が重なって生活が不規則になったことが原因なので、
新聞配達やめるか、仕事やめるかという話になってしまいます、といいました。
新聞配達だけで家賃も払って生活できるなら、別にそれでも構いません。
でも、新聞配達でもらえる給料というのは、はっきり言ってお小遣いです。
時給に換算すれば200円~300円程度でしょうか(普通の新聞配達もこんなものなんでしょうか?)。
私が覚悟を決めて話したので、婦人部の幹部にも通じたのかもしれません。
「そういう事情なら仕方がない。むしろ00さんとかにさせるべきでしょう」と幹部は言ったのですが、
「00さんはもう勘弁して欲しいと言っています」
「…………え?(勘弁して欲しい?)」
「じゃあ××さんは?あの人に頼みなさい」
「××さんも、この間お願いしたら都合が悪いと……」
「………………(あれ?新聞って順番待ちなほど人気があるんじゃなかったの?)」
「こうなったらとにかく当たれる人に当たるしかないでしょ。壮年部でもいいし」
「壮年部はたぶん誰も無理と思います」
「男子部は?」
「男子部もみんな仕事が忙しいって……(私だって仕事忙しかったんだよ!!!!!)」
「誰でもいいから当たってみて。無理だったらまた相談して」
「……はい」
私の目の前でこんな会話をされてしまったので、私は一瞬にして、無冠の友が実は壮絶な押し付け合いだったことを知ることになりました。
このとき出てきた00さんというのは、私が新聞を配っていたんですが、
「新聞を入れるときは音を立てないようにして」とか「(複数部数とってるのが)まとまらずにばらばらに入っていたわよ」などと
けっこう細かな注文をつけてくる人だったのです。
なら自分でやれよ……と、この話を聞いた後に私は思いました。
この後どうなたったかというと、あろうことか婦人部の人たちは別の女子部のメンバーにこっそり話を持って行きました。
女子部の幹部は以前から女子部に新聞の話を持って行くときは事前に相談して欲しいと言っていたそうなのですが、
私の時もこの女子部員の時もまったく何の相談もなかったそうです。
その女子部のメンバーはいったんは引きうけたんですが、女子部が基本的に新聞配達禁止ということを知り、途中で下りることになりました。
最終的には婦人部の中で何とかすることになったようでしたが、壮絶な押し付け合いを見てしまい、何とも複雑な気分になりました。
地域によっては同じ方が使命に燃えて何十年も続けておられることもあるそうですが、
ところ変われば、すさまじい押し付け合いをしているということも、知っておいてもらえると、と思います。
週に二日、一年半という期間でしたが、無冠の友として聖教新聞の配達をし、功徳があったのかどうかというと、まったく!!!!見事なほどに何もありませんでした(断言)。
安心してください、功徳ありません。やめても罰ありません。
それどころか体を壊して一時的に仕事ができなかったことで、その後の仕事にも影響を及ぼすことになりました。
今も無理をして我慢して無冠の友を続けている人は、勇気を持ってやめて欲しいなと思います。
私も仕事との兼ね合いで途中で「これはやばいな……」と思ったのですが、その時に「やめます」という勇気がなかったばかりに、
「良い人だと思われたい」がために、「やめたら罰あたるかも」と思ってしまったばかりに、体を壊すところまで行ってしまいました。
所詮は押し付け合い、押し付けられただけ、体を壊してまでする必要のないことだと思います。
後悔先に立たずです。


PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 創価学会に奇跡の一発逆転の... | トップ | 功徳の奇跡を信じる心が創価... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ニイタカヤマノボレ)
2022-07-24 14:19:32
わかります。私の地区も専業主婦の地区婦人部長が配達し、日曜は地区部長が代配していました。あるとき婦人部長から連絡で「お話しがあるのでお会いできる都合の良い時間を」とメールが入り、婦人部長と地区部長が訪問してきて、週一回代配の依頼でした。私はストレスから眠剤、安定剤を服用していることを打ち明け、朝は辛いと話したが婦人部長は「私も低血圧で辛かったが配達したら元気になったと」〝体験〟を話してしつこいので休日前は気持ちをゆったりしたいので休日ではなく月曜日の仕事前に4時起きで配達してから仕事に行くようにしました。低血圧体験とメンタルの薬を飲んでいる人を同列にするのは如何なものかと感じました。学会の人は決めたら〝対話〟で決めようとする傾向がありますが、新たな事実を打ち明けられたら「あぁ、そんな事情があるのか」と持って行った話も気持ち良く引き下げる勇気も幹部は持つべきだと思います。
返信する
ニイタカヤマノボレさんへ (にゃんこ丸)
2022-07-25 06:24:32
コメントありがとうございます。
聖教新聞の配達は、誰もする人がいなくなれば幹部が仕方なくやります。
なので幹部にやらせておけばいいと想いますよ。
幹部が自分がやりたくないからまわってくるだけで、功徳なんてないし、やめても罰は当たらない。
むしろやってるときは体調悪く、やめて体調が戻りました。
だから幹部にやらせればいい。
私のいた地区では、区長や副区長もかり出されていましたよ。
幹部が疲れ果てて未活になったり脱会したりすれば、それはそれで世のためにも本人のためにも良いことです。
私の場合は、仕事をとるか新聞配達をとるかですと言い切ったところ、さすがにそれ以上は言ってきませんでした。
私の生活の面倒までは見れないと思ったんでしょうね(笑)。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事