
中学受験が親子にとってハッピーな受験となるよう応援します。
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娘のプー子は小学校4年生から四谷大塚の通信を始め、
6年生に進級する直前の2月、四谷大塚への通塾を始めました。

四谷大塚では、成績が良い順にS→C→B→Aとクラスが分かれます。
組分けテストは全国で約7,000人もが受験し、
500位以内がSクラス、次の1500位までがCクラスといった具合で分けられます。
更に各クラスの中でも100位までが「S1」、200位までが「S2」というように、
100人毎にランク付けされるのです。

SクラスとCクラスでは授業内容も違うし、
毎週土曜日に行われる週例テストの問題のレベルも異なります。

因みに「S1」「S2」といったランク付けは、
特に授業やテストには関係ありません。

Sクラスに入りたい理由は、いろいろあります。
単純に、成績上位者でいたい、という気持ちが第一ですが、
何しろ、塾の中でSクラスの人は周囲から特別視され、
「スゴーい」と言われるのが心地良さそうです。

またSクラスには、一流の講師が配置されているようにも思います。

ところが現実は大変シビアなもので、
プー子のテスト結果は全国950位(女の子の中では370位)でしたから、
C5組ということで、通塾が始まりました。




我が家では、これまでも折に触れ、
「明るく前向きな人間に」をモットーに子育てをしてきましたので、
プー子はやや過剰なまでに楽天的で、自信家で、前向きです。

受験勉強の取り組みも「明るく前向き」を前面に出し、高い目標を掲げました。
最終的な目標は当然「合格」ですが、これだけでは先の話なのでピンと来ません。
当座の目標は、4月末の次の組分けでの「Sクラス」進級としました。

3ヶ月で順位を500位程上げなければならないので、実現は困難です。
でも、高い目標を掲げ、自分はできると信じること自体が、とても良いことです。

長く勉強を続けていると、
どうしても敬遠したくなる苦手な分野が出来てくるし、
こんなに難しいレベルまでやらなくてもいいかな?
といった自分勝手な“割り切り”が心の底に沸いてきてしまいます。

こんな時「高い目標」と「自信」が、それらを掻き消してくれるのです。

「私ならできるはず」と自分を鼓舞し、
「これを身に付けないと進級は無理だ」とか、
「この問題をやらないこと、イコールSを諦めることだ」などと
具体的なイメージを持って考え出すと、
もうやらずにはいられなくなってきます。

こんな風に、
プー子は苦手分野の撲滅に、日々地道に取り組み、
4月末の組分けテストでは全国390位(女の子の中では130位)と躍進し、
S4組への進級を果たしました。




その後、気を良くしたプー子は、
「いつか四谷大塚の全国女子でトップを取る」
という見果てぬ夢を目標として掲げました。

もちろんこれは実現しませんでしたが、
長い受験勉強を続けていく中で、
「ここまでやる必要はないか」
という身勝手な妥協の精神が幾度となく現れる度、
それを力強く打ち砕き、
成績向上に導いてくれました。


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