学校評価について、昨年から保護者アンケートを2回にしました。
やや時期が悪かったことや、保護者への説明が足りなかったことなどからか、
2回目の回収率がダウン、適切な評価ができなかったと反省。
今年は、7月、12月に行うともに、2回実施することの意義をきっちり説明する必要があるなあと考えています。
僕は、学校評価をとっても大切に考えていて、これを妥当性・信頼性のあるものにしていけば、年度末反省はいらない、この学校評価の結果を踏まえて新年度の企画を考えることによって、前年踏襲サイクルから脱出できるのでは考えています。
もちろん、保護者からの信頼も高まるしね。
事業や行事、そのものの反省・改善では、その枠組みの中で考えてしまうから…新しいアイディアが生まれにくいのではないかと思うのです。
まだ、学校では学校評価は管理職主体でというような感じ…昨年からは教育課程委員会の業務に位置付けのですがね~。
もっともっと学校評価の結果を大事にしながら、おもしろい企画が立案できたらと思うのです。
こんなことを考えて、今日も僕は元気です。
今日もよいお天気でした。少し遅めですが、校庭のチューリップが咲きそろいました。
今さらとか、そんなことにも気が付いていなかったの?とか、言われるレベルの話です。
組織力を高めるためにまずは自分の考えを仲間に理解してもらう必要がある。そして、僕はいつも正論で話し、情熱をもって説明すれば分かってもらえるなんて考えてきました。結果は、散々!!
例えば、「本校児童のために…しましょ!」と言ったところで、「児童のために」なんて当たり前のことで、正論中の正論。仲間の心は動かない。
最近、少し理解されるようになってきたのは、本校での勤務が2年になり多少なりとも人間関係が深まったこともあるけれど、少し正論だけでなく、相手のメリットで説明できるようになった。「子供はもとより、先生方にとって…なメリットがある」と仲間の立場に立って話すようになったこと。…と今の自分を振り返っています。
というわけで、勤務校の組織力が上向きに感じられ、僕は元気です。
藤原和博先生の「もう、その話し方では通じません」を読む。
「うむうむ…納得、納得」、いくつかの例もよく理解できる。
でもね、日常の中で、僕がそれらのテクニックを使えるかといったら、それは無理。
例えば、お願いごとは、相手のメリットに変換して話すといっても、そうそうにできることではないのです。
やっぱり、そのことを意識して経験を積むことですよね。お願いまでに時間があるなら、話の道筋を準備したり、話す練習したりが必要だと思いました。
自分の話したいことを理解をしてもらえるのはうれしいことです。また、この本に書かれていたことを使って話そうなんて思うと、対話やスピーチがこれまでなかった視点から楽しみになりますね。この本のおかげで、また一つ、元気になりました。