昨日、原稿を担当者に送りました。ほぼ今回で固めなくてはならなかったので、時間をかけました。
読み返して、自分としては満足。多くの方に読まれてこそとは思うけれど、自己満足が出発点だと思うから、まずはこれでいい。
「あとがき」に書いたけれど、教室での出会いがなければ書けなかったものだと改めて思う。実際に、当時の教室で出会った仲間の姿やその保護者から教えられたことをエピソードして入れた。「先生はこの子にとって、生涯、先生だから」と当時の保護者から言われた言葉。そんな教師像を主人公たちにかかわる若い先生に託した。
我が子たちのことも…長男が、僕の入院にかかわって、「4歳の誕生日までに帰ってくるの?」と聞いたこと。もちろん、妻は主人公の母として。特に、子どもたちの友達を大切にする姿を。そして、僕が大きな手術をした次の日、支えてもらいながら立ち上がったことはそのまま書いた。主人公のおじいちゃんは、僕の父そのものだ。
また、メッセージをくれた仲間については、実名で紹介させてもらいました。(結婚されて、名前が変わっている方は旧姓で。)
本に込めた想いを書けば長くなります。
これまでの出会いがあってこそ、物語だってことなんです。
そして、これから僕の会ったことのない人がこの本を手にとってくれる、そんなことを思うと元気になりますよ。