9月8日第3回定例会に於いて一般質問を行ないました。
一回目の原稿ですので、よければお読みください。
一問一答も是非聞いてもらいたいので、留萌市議会ホームページで
お願いします。
1 人口減対策における子育て環境の取組
1)子どもの健康支援
2)放課後児童の安心・安全
3)子どもの遊び場の充実
2・留萌市温水プール「ぷるも」の今後
1)ぷるもの再開方法
2)ぷるもの全面再開に向けて
通告に基づきまして一般質問を行ないます。
今から26年後の2040年には、若年女性の流出により、全国で多くの市区町村が「消滅」の危機に直面するという試算結果が、有識者でつくる「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会において発表されました。
最近の都市間の人口移動の状況を加味して、2040年における20歳~30代の女性の数を
試算し、2010年と比較して若年女性が半分以下に減る自治体「消滅可能性都市」は、全国の約半数に当たる896市区町村になり、このうち523市町村は、2040年には人口が1万人を切るというものです。
この試算では、このまま若年女性の都市への流出に、歯止めが掛からなかった場合は、
人口の減少に留まらず、自治体としての機能を維持することが、極めて困難になるという事態を予測しています。
留萌市におきましても、昭和42年の42,631人をピークに、今年の7月末現在では、23,071人と当時の半分近くまで人口減少が進み、今後も、年間500人程が減少していき、近い将来20,000人を切ることが現実味を帯びてきた訳ですが、人口の減少を食い止めることは、全国的な少子高齢化にあって、有効な手段が見当たらない、深刻な問題だと認識しています。
しかし、暮しの満足度を上げる対策を講じる事により、人口の減少をゆるやかにしたり、人口の流失を食い止める事は、可能であると考えられます。
中でも、子育て支援策を打ち立てて、積極的に取り組んでいる自治体では、出生率が上昇に転じたり、子育て世代の移住にも繋がったという実例が、数多く見受けられます。
留萌市におきましても、子育てしやすいマチ造りに取り組み、子育て世代の満足度を上げることで、人口減や人口流失をおさえる事が出来ると考え、
大項目1点目、「人口減少対策における、子育て環境の取り組み」についてお聞き致します。
平成26年度、市民アンケートの満足度調査による「留萌のまちづくりや将来」についての
記述内容では、子育て世代のお母さんから、留萌市の子育て支援に対して、支援の拡充や、改善を求める数多くの声が寄せられておりますが、
先ず中項目1点目として、「子どもの健康支援」についてお聞きします。
現在、留萌市におきましては、子どもが健康を損なったときの医療費助成事業としましては、「乳幼児医療費助成」 「ひとり親家庭等医療費助成」 「重度心身障害者医療費助成」 「自立支援医療」などがあり、それぞれの対象に合った場合において、助成や支援を受ける事が出来きます。
その中の「乳幼児医療費助成」は、乳幼児、及び小学生までを対象とし、0歳から3歳未満の子どもの医療費は無料ですが、3歳以上小学校入学前までの医療費は、「1割自己負担」となり、小学生になると、入院した場合に限ってのみ、医療費が助成される制度となっています。
この、留萌市に置ける「乳幼児医療費助成」は、北海道の医療費助成制度に準じて定められている訳ですが、子どもの医療費助成制度は、各自治体の判断で決める事が出来るため、自治体により助成対象年齢の幅は様々となっており、南富良野町の様に、子どもが学生であれば、22歳まで全ての医療費が無料となる自治体も存在しています。
市民アンケートや子ども・子育て会議のニーズ調査でも、子どもの医療費助成の拡充を希望する意見が多かった事を踏まえ、乳幼児医療費助成の対象年齢を広げるなどの、制度の充実を図る必要があると思いますが、留萌市の見解をお聞きします。
又、平成27年の春に本格スタートを迎える「子ども・子育て支援新制度」では、地域の子育て支援の充実をあげており、病気や病後の子どもを、保護者が家庭で保育できない場合に、病院や保育所等の付設されたスペースで預かる病児保育が、実施される方針となっております。
留萌市のニーズ調査におきましても、「以前の居住地(きょじゅうち)では小学校併設の病児施設があり助かった」 「留萌市に病児・病後児保育所の設置を望む」「病院に併設した病児施設があると助かる」など、子育て世代のお母さんより、多くの意見が出されておりましたので、次年度の新制度に向けた、病児・病後保育への期待が持たれるところですが、留萌市としての見解をお聞きかせ下さい。
次に中項目2点目、「放課後児童の安心安全に対する対策」についてお聞きします。
平成24年8月、女性の社会進出を促進することにより、日本の少子化問題を改善し、今後の経済成長に繋げるための、「子ども・子育て関連3法」の成立により、消費税率引き上げにともなう財源が充てられ、平成27年度をめどに、「子ども・子育て支援新制度」が実施される予定となっています。
留萌市に於きましても、昨年の11月1日に、第1回目となる「留萌市子ども・子育て会議」が開かれ、今後の子ども・子育て支援事業計画の検討に入り、その後現在までに合計4回の会議が開催され、事業計画の策定が進んでいると思われますが、その進捗状況をお聞かせ下さい。
又、昨年の9月議会に於きまして、子育てをめぐる支援策の一つである、学童保育に関しまして「留守家庭児童会」の、開設時間の延長や、児童を取り巻く環境改善について
質問を致しましたが、教育長からは、「26年度に実施をするニーズ調査の結果や子ども・子育て会議での議論を踏まえて検討をする」、という答弁を頂きました。
前年度より、幾度も開催をされております「子ども・子育て会議」での協議や、市民の意見や要望が詰まったアンケート結果を踏まえて、留守児童会に対してどの様な改善策が検討されているのかお聞きします。
次に中項目3点目、「子どもの遊び場の充実」についてお聞きします。
この度の市民アンケ-トからは、「留萌市にはたくさんの公園があるのに、子どもを安全に遊ばせられる公園が少なすぎる」 「公園の遊具が老朽化している」 「遊具不足」
「冬の子どもの遊び場がない」 「子どもの遊べる室内施設が欲しい」など、
子どもをもつお母さんの、留萌市の公園や遊び場に対する、切実な声が寄せられています。
留萌市では、現在もなお造成中の船場公園や、神居岩公園、見晴公園などには多額の予算を投じているのにも係わらず、住宅地にある街区公園には殆んど予算を付けていないように見受けられます。
昨年3月の定例会におきましては、「町外れに大きな公園を作るよりは、住宅地の街区公園を安心・安全で楽しい場所とし、子どもたちの笑い声がまちの中にあふれるための予算こそ必要ではないか」との質問を致しましたが、市長からは「長寿命化計画の策定後は、国の補助制度などを活用しながら、既存公園の補修及び更新を計画的に実施してまいります」との答弁がございました。
小さな子どもを持つ子育て世代のお母さん方は、市民アンケートやニーズ調査からも
わかるように、「子育てに対する、より良い環境を整えて欲しい」と、訴えております。
計画期間が平成23年度から平成32年度の10年間となっています留萌市・公園施設長寿命化計画が策定された事は理解していますが、子育て中のお母さん方が望んでいます、街区公園の整備に対しまして、留萌市はどのように計画を進めているのかお聞きします。
次に大項目2点目、「留萌市温水プール「ぷるも」の今後」についてお聞きします。
7月から、5年間の休止を経て、一部再開した「ぷるも」の周りには、子どもたちの自転車があふれ、髪をぬらした子ども達が笑顔で帰っていく光景が、とても微笑ましく感じられ、プールの中では、子どもたちの笑い声が溢れ、「ぷるも」の再開を心から喜んでいる様子が伝わってきました。
この度の「ぷるも」の一部再開が公表された後の、3月定例会におきまして、「ぷるも」の再開方法に付いて質問をさせて頂きました。
「ぷるも」の一部再開は、当初、小学校の水泳授業に絞っての再開案でしたが、最終的には夏休み期間に限り、一般市民の利用も可能となった訳ですが、一般市民が利用できるのは、夏休み期間中の平日18日間に限った、午前中2時間と、昼休み1時間を挟んだ午後の2時間だけであり、仕事を持っている一般市民の利用は著しく困難な利用時間となりました。
3月議会に於いては、一般市民の利用時間や利用日数の拡充を求めたのですが、残念ながら、その後において、変更される事はありませんでした。
そこで、中項目一点目「ぷるもの再開方法について」お尋ねいたします。
先日発表されました「ぷるも」の一部再開の利用者数は、水泳授業での利用が1474名で、市民に開放された、夏休み期間中の利用者は2,274名となっております。
しかし、一般開放時に於いて、子どもや高齢者を除いた、一般男女の利用者数は、281名であり、1日平均で、わずか15人程度の利用者にとどまっています。
当然の事ながら、時間延長や、土曜・日曜が利用日とされていたら、もっと多くの市民が利用出来たと考えています。
「ぷるも」の今年度に於ける一部再開は、夏休み後の水泳授業を残すのみとなりましたが、「ぷるも」での水泳授業に対して、先生方よりご意見を伺いました。
その意見としては「遠くまでバスで行く時間が短縮されて、時間が有効に使えるようになった」「年に一度が三度になり、水泳の技術が向上すると思う」「子どもたちが、生き生きと水泳授業に取り組んでいた」など、「ぷるも」の一部再開を、評価していると、受け止める事が出来ました。
しかし、一般市民から聞いた意見は、「仕事をしているので、行きたくても行く事が出来なかった」「ぷもるの再開を心待ちにしていたが、なぜこんな開け方をするのか、理解できない」「市民プールなのに、行政の都合で、市民が満足に利用できないのは納得できない」「リハビリのために水中歩行が出来てよかったが、期間が短か過ぎる」など、一部再開については、不満の意見がほとんどでした。
私は、この様な市民の声をあらかじめ想定して、3月議会において質問をさせて頂いたつもりでしたが、留萌市としては、この度の「ぷるも」の再開方法が適切であったと、お考えなのかお聞きします。
又、「ぷるも」の一部再開は、26年度から27年度の2ヶ年間に渡り、実施される事となって下りますが、3月議会に於きましては、26年度に実施した経過を踏まえて、27年度には実施計画を検証しながら検討するとの答弁を頂きました。
次年度におきましては、今年度の実施内容を検証すると共に、学校の先生や、一般市民の意見を反映させて、実施計画を練るべきと考えますが、留萌市の見解をお聞かせ下さい。
続きましては、中項目2点目、「ぷるもの全面再開に向けて」、お聞きいたします。
この度「ぷるも」が一部再開された事により、市民からは、今後、留萌市は「ぷるも」を「全面再開させるのだろうか?」という質問を受けるようになりました。
「ぷるも」の全面再開に向けては、再開を切望している市民の声が多く聞かれますが、その半面、多額の費用を投じる「ぷるも」の再開には、懐疑的な市民の声があることも事実です。
留萌市としては、全面再開は、あくまでもこの先の議論としている様ですが、全面再開に向けては、市民との議論を十二分に重ねた上で、市民の誰もが納得の行く再開方法を、見出すべきと考えますが、留萌市の見解をお聞かせ下さい。
以上一回目の質問といたします。
傍聴に来ていただいたみなさま、ありがとうございました。
大変心強くうれしかったーー!
市側の答弁を実際に見てくれて良かった!
一回目の原稿ですので、よければお読みください。
一問一答も是非聞いてもらいたいので、留萌市議会ホームページで
お願いします。
1 人口減対策における子育て環境の取組
1)子どもの健康支援
2)放課後児童の安心・安全
3)子どもの遊び場の充実
2・留萌市温水プール「ぷるも」の今後
1)ぷるもの再開方法
2)ぷるもの全面再開に向けて
通告に基づきまして一般質問を行ないます。
今から26年後の2040年には、若年女性の流出により、全国で多くの市区町村が「消滅」の危機に直面するという試算結果が、有識者でつくる「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会において発表されました。
最近の都市間の人口移動の状況を加味して、2040年における20歳~30代の女性の数を
試算し、2010年と比較して若年女性が半分以下に減る自治体「消滅可能性都市」は、全国の約半数に当たる896市区町村になり、このうち523市町村は、2040年には人口が1万人を切るというものです。
この試算では、このまま若年女性の都市への流出に、歯止めが掛からなかった場合は、
人口の減少に留まらず、自治体としての機能を維持することが、極めて困難になるという事態を予測しています。
留萌市におきましても、昭和42年の42,631人をピークに、今年の7月末現在では、23,071人と当時の半分近くまで人口減少が進み、今後も、年間500人程が減少していき、近い将来20,000人を切ることが現実味を帯びてきた訳ですが、人口の減少を食い止めることは、全国的な少子高齢化にあって、有効な手段が見当たらない、深刻な問題だと認識しています。
しかし、暮しの満足度を上げる対策を講じる事により、人口の減少をゆるやかにしたり、人口の流失を食い止める事は、可能であると考えられます。
中でも、子育て支援策を打ち立てて、積極的に取り組んでいる自治体では、出生率が上昇に転じたり、子育て世代の移住にも繋がったという実例が、数多く見受けられます。
留萌市におきましても、子育てしやすいマチ造りに取り組み、子育て世代の満足度を上げることで、人口減や人口流失をおさえる事が出来ると考え、
大項目1点目、「人口減少対策における、子育て環境の取り組み」についてお聞き致します。
平成26年度、市民アンケートの満足度調査による「留萌のまちづくりや将来」についての
記述内容では、子育て世代のお母さんから、留萌市の子育て支援に対して、支援の拡充や、改善を求める数多くの声が寄せられておりますが、
先ず中項目1点目として、「子どもの健康支援」についてお聞きします。
現在、留萌市におきましては、子どもが健康を損なったときの医療費助成事業としましては、「乳幼児医療費助成」 「ひとり親家庭等医療費助成」 「重度心身障害者医療費助成」 「自立支援医療」などがあり、それぞれの対象に合った場合において、助成や支援を受ける事が出来きます。
その中の「乳幼児医療費助成」は、乳幼児、及び小学生までを対象とし、0歳から3歳未満の子どもの医療費は無料ですが、3歳以上小学校入学前までの医療費は、「1割自己負担」となり、小学生になると、入院した場合に限ってのみ、医療費が助成される制度となっています。
この、留萌市に置ける「乳幼児医療費助成」は、北海道の医療費助成制度に準じて定められている訳ですが、子どもの医療費助成制度は、各自治体の判断で決める事が出来るため、自治体により助成対象年齢の幅は様々となっており、南富良野町の様に、子どもが学生であれば、22歳まで全ての医療費が無料となる自治体も存在しています。
市民アンケートや子ども・子育て会議のニーズ調査でも、子どもの医療費助成の拡充を希望する意見が多かった事を踏まえ、乳幼児医療費助成の対象年齢を広げるなどの、制度の充実を図る必要があると思いますが、留萌市の見解をお聞きします。
又、平成27年の春に本格スタートを迎える「子ども・子育て支援新制度」では、地域の子育て支援の充実をあげており、病気や病後の子どもを、保護者が家庭で保育できない場合に、病院や保育所等の付設されたスペースで預かる病児保育が、実施される方針となっております。
留萌市のニーズ調査におきましても、「以前の居住地(きょじゅうち)では小学校併設の病児施設があり助かった」 「留萌市に病児・病後児保育所の設置を望む」「病院に併設した病児施設があると助かる」など、子育て世代のお母さんより、多くの意見が出されておりましたので、次年度の新制度に向けた、病児・病後保育への期待が持たれるところですが、留萌市としての見解をお聞きかせ下さい。
次に中項目2点目、「放課後児童の安心安全に対する対策」についてお聞きします。
平成24年8月、女性の社会進出を促進することにより、日本の少子化問題を改善し、今後の経済成長に繋げるための、「子ども・子育て関連3法」の成立により、消費税率引き上げにともなう財源が充てられ、平成27年度をめどに、「子ども・子育て支援新制度」が実施される予定となっています。
留萌市に於きましても、昨年の11月1日に、第1回目となる「留萌市子ども・子育て会議」が開かれ、今後の子ども・子育て支援事業計画の検討に入り、その後現在までに合計4回の会議が開催され、事業計画の策定が進んでいると思われますが、その進捗状況をお聞かせ下さい。
又、昨年の9月議会に於きまして、子育てをめぐる支援策の一つである、学童保育に関しまして「留守家庭児童会」の、開設時間の延長や、児童を取り巻く環境改善について
質問を致しましたが、教育長からは、「26年度に実施をするニーズ調査の結果や子ども・子育て会議での議論を踏まえて検討をする」、という答弁を頂きました。
前年度より、幾度も開催をされております「子ども・子育て会議」での協議や、市民の意見や要望が詰まったアンケート結果を踏まえて、留守児童会に対してどの様な改善策が検討されているのかお聞きします。
次に中項目3点目、「子どもの遊び場の充実」についてお聞きします。
この度の市民アンケ-トからは、「留萌市にはたくさんの公園があるのに、子どもを安全に遊ばせられる公園が少なすぎる」 「公園の遊具が老朽化している」 「遊具不足」
「冬の子どもの遊び場がない」 「子どもの遊べる室内施設が欲しい」など、
子どもをもつお母さんの、留萌市の公園や遊び場に対する、切実な声が寄せられています。
留萌市では、現在もなお造成中の船場公園や、神居岩公園、見晴公園などには多額の予算を投じているのにも係わらず、住宅地にある街区公園には殆んど予算を付けていないように見受けられます。
昨年3月の定例会におきましては、「町外れに大きな公園を作るよりは、住宅地の街区公園を安心・安全で楽しい場所とし、子どもたちの笑い声がまちの中にあふれるための予算こそ必要ではないか」との質問を致しましたが、市長からは「長寿命化計画の策定後は、国の補助制度などを活用しながら、既存公園の補修及び更新を計画的に実施してまいります」との答弁がございました。
小さな子どもを持つ子育て世代のお母さん方は、市民アンケートやニーズ調査からも
わかるように、「子育てに対する、より良い環境を整えて欲しい」と、訴えております。
計画期間が平成23年度から平成32年度の10年間となっています留萌市・公園施設長寿命化計画が策定された事は理解していますが、子育て中のお母さん方が望んでいます、街区公園の整備に対しまして、留萌市はどのように計画を進めているのかお聞きします。
次に大項目2点目、「留萌市温水プール「ぷるも」の今後」についてお聞きします。
7月から、5年間の休止を経て、一部再開した「ぷるも」の周りには、子どもたちの自転車があふれ、髪をぬらした子ども達が笑顔で帰っていく光景が、とても微笑ましく感じられ、プールの中では、子どもたちの笑い声が溢れ、「ぷるも」の再開を心から喜んでいる様子が伝わってきました。
この度の「ぷるも」の一部再開が公表された後の、3月定例会におきまして、「ぷるも」の再開方法に付いて質問をさせて頂きました。
「ぷるも」の一部再開は、当初、小学校の水泳授業に絞っての再開案でしたが、最終的には夏休み期間に限り、一般市民の利用も可能となった訳ですが、一般市民が利用できるのは、夏休み期間中の平日18日間に限った、午前中2時間と、昼休み1時間を挟んだ午後の2時間だけであり、仕事を持っている一般市民の利用は著しく困難な利用時間となりました。
3月議会に於いては、一般市民の利用時間や利用日数の拡充を求めたのですが、残念ながら、その後において、変更される事はありませんでした。
そこで、中項目一点目「ぷるもの再開方法について」お尋ねいたします。
先日発表されました「ぷるも」の一部再開の利用者数は、水泳授業での利用が1474名で、市民に開放された、夏休み期間中の利用者は2,274名となっております。
しかし、一般開放時に於いて、子どもや高齢者を除いた、一般男女の利用者数は、281名であり、1日平均で、わずか15人程度の利用者にとどまっています。
当然の事ながら、時間延長や、土曜・日曜が利用日とされていたら、もっと多くの市民が利用出来たと考えています。
「ぷるも」の今年度に於ける一部再開は、夏休み後の水泳授業を残すのみとなりましたが、「ぷるも」での水泳授業に対して、先生方よりご意見を伺いました。
その意見としては「遠くまでバスで行く時間が短縮されて、時間が有効に使えるようになった」「年に一度が三度になり、水泳の技術が向上すると思う」「子どもたちが、生き生きと水泳授業に取り組んでいた」など、「ぷるも」の一部再開を、評価していると、受け止める事が出来ました。
しかし、一般市民から聞いた意見は、「仕事をしているので、行きたくても行く事が出来なかった」「ぷもるの再開を心待ちにしていたが、なぜこんな開け方をするのか、理解できない」「市民プールなのに、行政の都合で、市民が満足に利用できないのは納得できない」「リハビリのために水中歩行が出来てよかったが、期間が短か過ぎる」など、一部再開については、不満の意見がほとんどでした。
私は、この様な市民の声をあらかじめ想定して、3月議会において質問をさせて頂いたつもりでしたが、留萌市としては、この度の「ぷるも」の再開方法が適切であったと、お考えなのかお聞きします。
又、「ぷるも」の一部再開は、26年度から27年度の2ヶ年間に渡り、実施される事となって下りますが、3月議会に於きましては、26年度に実施した経過を踏まえて、27年度には実施計画を検証しながら検討するとの答弁を頂きました。
次年度におきましては、今年度の実施内容を検証すると共に、学校の先生や、一般市民の意見を反映させて、実施計画を練るべきと考えますが、留萌市の見解をお聞かせ下さい。
続きましては、中項目2点目、「ぷるもの全面再開に向けて」、お聞きいたします。
この度「ぷるも」が一部再開された事により、市民からは、今後、留萌市は「ぷるも」を「全面再開させるのだろうか?」という質問を受けるようになりました。
「ぷるも」の全面再開に向けては、再開を切望している市民の声が多く聞かれますが、その半面、多額の費用を投じる「ぷるも」の再開には、懐疑的な市民の声があることも事実です。
留萌市としては、全面再開は、あくまでもこの先の議論としている様ですが、全面再開に向けては、市民との議論を十二分に重ねた上で、市民の誰もが納得の行く再開方法を、見出すべきと考えますが、留萌市の見解をお聞かせ下さい。
以上一回目の質問といたします。
傍聴に来ていただいたみなさま、ありがとうございました。
大変心強くうれしかったーー!
市側の答弁を実際に見てくれて良かった!