明日は第1常任委員会があり、「留萌港三泊地区環境整備事業について」の説明がされるので、先ずは現場へ行ってきました。
これは、10ヶ所設置されたうちで、石炭置き場に最も近いデポジットゲージです。三泊埠頭の中にあり、石炭の山の麓という感じです。
尚、デポジットゲージとは、自重や雨によって地上に降ってくる大気中の降下ばいじんを、連結管で瓶に貯め、大気の汚染状況を計測する方法に使われます。
普通ならば、この場所に設置された瓶に一番多くの降下ばいじんが観測されるはずですが・・・・・

ここの設置場所は三泊埠頭から一番離れた留萌側の塩見町で、油槽所の真向かいになっています。
三泊埠頭からは車で2kmの距離ですが、粉じんは海を直接渡ってくるので直線だと1Km以内かなー
こんなに遠いのに、なんと、この場所に設置されているデポジットゲージに三泊埠頭よりも多量のばいじんが蓄積されます。
何でだろう?風向きとか色々と理由を考え、前回の常任委員会で質問をしたところ、ここまで道路の洗浄をしていなかった為ばいじんの量が多いと思うので、これからは道路の洗浄距離を伸ばすとの説明を受けました。
確かに、実際目で見ると雨の量はそんなに変わらないけれど、濁っているのは油槽所前のまちに近いゲージです。
これからも来年6月30日までこの調査は継続されます。