音街３

そこにあるものみな
ひとつのおなじ
なみにのりおり

音街２

わしづかみにされふるえだす
うまれくる音たちにわがこころ

冬海２

呼ばれたんだ
見ると光があった

ノスタルジア

おしゃべりはいらない
音があればよかった

伝える２

かき鳴らせ
かき鳴らせ
こころ弾けろ

伝える１

魂が在るべきところにもどってゆく
体がリズムを刻み始める

足音１

たしかに近づいている
じっと耳をすませてみる

響５

水と風が
ここに音を生む
そして人も集い
共にうたうのだ

響４

海の
波の
音の
むこうまで
とどくだろうか
もう
とどいただろうか

響３

からだぜんぶが
がっきになって
ぼくらのむねに
まっしぐらに
まっしぐらに