くも膜下出血に挑む 2010年4月19日

2010年4月19日　くも膜下出血から32日目

妻が家にいなくなってから1ヶ月が過ぎた・・・
この1ヶ月、僕は息子に救われている・・・

息子がいるからご飯作ってちゃんと食べるし、
息子がいるからちゃんとした時間に寝ているし・・

妻はあまり変わりはない。。
ただ、息子の声を聞くと、あいかわらず血圧をあげる。
僕の声だと、戻る・・・・・なんてやつだ！！

前にも書いたけど、目を覚ますことも、人工呼吸器をはずせることも無理だと言われている
期待を持たせない為というのもあるだろうし、実際本当に可能性は低いんだと思うけども、心が折れかけた言葉達・・

その時に呼び止めてまで、「先生はああ言っているけど、希望を持って！！」
と言ってくれた看護婦さんが今日の夜勤だった

その看護婦さんが「今日、右足つねると動かすんですよ！」って教えてくれた。見せてくれた。

「だから、希望は持っててもいいんですよ」って言ってくれた

僕らは嬉しくて、もう一回と催促した。。
妻はきっと、「何度もやるなよ」と文句言いそうだけどね・・・・

あと、姉が左足をマッサージしている時、ちょっと動いたような気がしたと言っていた。

ただの反射運動なだけかもしれない・・・
これで動くからといって、意識して動かすのとは違うのかもしれない

だけど、妻の両足が　微かだけど、静かに　ゆっくりと　奇跡なら起こせるよって言っているように見える