てくてくライブラリアン 

指宿市立図書館職員ブログ

司書まなびの会に参加しました。

2010年05月15日 | インポート

本日講師予定の先生が急に都合が悪くなり,ピンチヒッターで出かけました

「教科書の本のなかにでてくるおはなしは,こんな絵本,童話が出典でした!」的な話をしました。特に違いがはっきりわかるのが「おむすびころりん」「おおきなかぶ」「スイミー」「スーホのしろい馬」「月夜のふくろう」「ごんぎつね」でした。

絵本には絵本の役割があるし,教科書には教科書の役割があり,どちらがいいとか悪いとかの評論をするのが目的ではないのです。

教科でその物語を学ぶ時,原作との違いが大きい本ほど,原作から出てくるメッセージをくみ取る事で文章理解が深いところまで届くような気がします。製作上での作者の思い,絵描きの思い・・・そういうものを伝えられたら・・・と思うのです。この比較検討で,それが浮き上がってくるのです。

今日も,お話ししましたが教科書と絵本では左開きなのか右開きなのかで絵本の進行方向からすると真逆になり鏡絵のようにもなります。また,教科書のページ数のバランスからくる絵の削除等,文章の変更もあります。絵本でいう「その場所にその絵」というお決まりの構図が崩れてくるのです。その全ての著作に関する権限が出版社へ一任されます。それでも,教科書に記載されるということは名誉なことで全国津々浦々の子ども達に,その作品が周知されるわけです。その広報度は計り知れないわけです。

落語絵本の「かきやまぶし」の時には,そのシリーズの関連本の紹介。「モチモチの木」の時には大型絵本の「モチモチの木」の活用。など知っておくと徳するおはなしも,しました。

ベテランの司書の先生からも「今日は,いい話を聞いたわ,よかった,ありがとう!」とお礼を言われました。よかったです・・・

学校司書が「教科と図書室との連携」としてサポート出来るいい素材では?と思います。

その後,ゆびあそび「おおきなはたけをよくならして」「きゃべつのなかからあおむしでたよ」「そうめん」「とんぼ」をしました。

最後に徳留さんから6月の切り絵を紹介してもらい,製作をし,6月の館内ディスプレイ用におみやげにしてもらいましたおみやげはうれしいです

手を動かしている間,耳が空いているので「おはなしのろうそく」のなかからいくつか朗読しました。N先生は手も動かさないで,おはなしに聴き入ってくれて「おもしろかった!おもしろかった!」を連呼して帰りました。「おやふこうなあおがえる」「びんぼうこびと」「なまくらトック」「スヌークスさん一家」「やっちまったことは やっちまったこと」「指輪」「金の腕」で脅かして^^締めました。

帰る前には徳光すいかと,そのあたりで採れた地の房バナナを食べました。今年初すいかでした←これは,バナナ(^_^)v


よるのおはなし会がありました

2010年05月15日 | インポート

昨日、指宿図書館では「よるのおはなし会」がありました。

今月は指宿図書館職員のRさんとOでおはなし会を行いました。

プログラムはこちら

パタパタ自己紹介

手あそび「おべんとうばこのうた」

大型絵本「おべんとうバス」

紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」

絵かきうた「コックさん」

大型絵本「もりのおふろ」

テーブルシアター「ぞうくんのさんぽ」

本の紹介

さよならあんころもち

参加者は少なめでしたが、食べ物がでてくるおはなしや絵かきうたも親子で楽しんでいただけたようでした。

来月は6月11日(金)19:30から「よるのおはなし会」を行います。ご参加をお待ちしています。

指宿図書館

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