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ひとりごとです

映画 ■■プーと大人になった僕■■

2018年10月10日 | 映画
今日は映画館ハシゴして
2つ観たので
箇条書き程度に手短に...



映画 ■■プーと大人になった僕■■

☆☆



1970年~2000年くらいの
日本のサラリーマン・パパみたい
家庭を顧みずワーカホリック

いつの間にか
子どもの頃の
純粋な心を忘れてしまっていた...



でも、今は
特に日本人は
大人になっても子どもの心のままの人が
殆どのような気がする

40歳、50歳で
アニメ、ゲーム、アイドルに夢中な人
とても多いし



私が子どもだった頃
漫画を読む大人なんて周りにいなかった
みんな、ただただ黙って働き続けていた

今は
身体や精神を壊すまで会社に奉仕しても
会社はいざとなったら
自分を切り落とすと
ちゃんとわかっていると思う

だから
ワーカホリックの人を主人公にすること
ちょっとピンとこなかった
今の時代の観客は
求めていない気もした



それに
クリストファー・ロビンが子どもの頃
プー達がリアルに動いて見えてたのは

「子どもにしか見えない
純粋な人にしか見えない」
と、いう設定、童話なんかによくあるけど
それと同じだと思ってた

例えば子どもは
一緒にオママゴトしていても
想像上の蛇口から流れる水が見えたり
「作るふり」をしただけの
「見えないオニギリ」を
これまた「食べるふり」して
本当に「美味しい」と感じているのだ

子どもは想像力が豊かだから
陳腐なフレーズだけど
でも、これは本当だと思う

子どもは
「見えないもの」が見えるのだけど
大人になるにつれ
だんだん見えなくなる



だから
大人になったクリストファー・ロビンも
最初のうちは
プーの声が聞こえなくなっているはず

でも、だんだん
子どもの頃の想像力を思い出して
少しずつプーの声が聞こえて
ぬいぐるみも
活き活き動き出していく

...みたいな設定の方が
私は好きだったな



それから
クリストファー・ロビンに
プー達が見えるのは
クリストファー・ロビンの周波数と
プー達の周波数が
ピッタリあっていたのだと思う
他の人じゃダメ
クリストファー・ロビンだけに与えられた
特別な関係
だからこそ貴重でかけがえのない絆

...という勝手な思い込みが
私の中にあって

映画の中で
クリストファー・ロビン以外の人にも
子どもの想像力なんて
純粋さなんて欠片も残っていない
ロンドン中の人に
プー達が見えていることに

「そうじゃないんだよな~」
と、勝手に不満感じてた



あと
プーやピグレット、ティガー
イーヨーとカンガルーの親子
の素材感と
ウサギとフクロウのスタイルが
違うような気がした

前者は素朴なぬいぐるみの質感だけど
ウサギとフクロウはちょっとリアルだった



と、まあ
そんなストーリー以外の所が気になってた
...



「角度を変えて見てみるといいよ」
プーのアドバイスで
図表をひっくり返してみて
クリストファー・ロビンは閃く

バカンスを取ることを
金持ちの特権にするのではなく
誰もが「何もしないことをする」のを
楽しめるようにするのだ!



子どもの頃
海外旅行なんて
お金持ちの家しか出来なかった
でも、今は
富裕層だけの特権じゃない

クリストファー・ロビンが
始めてくれたのか~(笑)

あの閃きのシーンが
一番面白かった所



「角度を変えて見ること」
大切ね

それから「ピンチはチャンス」
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