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松家仁之 「光の犬」
登場人物達に様々と形を変えて訪れる終焉。
自分の終わりはどうなるのか誰にも分からない。
悔いの残らないように準備をするべきなのか。
何も考えず、この世界に送られてきた奇跡に感謝し人生を謳歌するべきなのか。
小説の語り手の目線が、章ごとに変わっていて、時々、登場人物の1人がナレーションを担当する章もある。
時代も過去に戻ったり先に進んだりまた戻ったり。
最初のうちはストーリーが分かりにくく楽しめなかった。
章によって焦点当てている所が違うと分かってからも、面白いとは思えなかった。
読む力がない者にはこの長さは苦痛。
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