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ひとりごとです

佐賀・長崎旅行 2023 5日目 #2 島原城・ランチ・土石流被災家屋保存公園・カトリック島原教会

2023年10月29日 | 佐賀・長崎旅行 2023

島原城に来ました

 
島原城は1618年から
7年がかりで作られたそうです
それが日本の多くのお城が
そうなのですが
明治に入って「御一新」のため
解体されてしまったそうです
 
今ある島原城は
戦後1960年代に復元されたもの
だから鉄筋造りです
 
 
館内には
江戸時代のキリスト教弾圧や
島原の乱についての
資料が展示されていて
とても興味深かったです
 

ハサミの内側に
切り込みの模様を入れて
閉じると十字架に見えるよう
工夫されたもの
(パッと見はただのハサミなので
キリスト教信者であることを
隠してこっそり信仰を続けていた)
 
 
他にも
キリスト教信者を改宗させるための
極悪非道な拷問や
処刑の様子などの資料もありました
 
これは本当に本当に残酷で
恥ずべき歴史
胸が潰れそうでした

最上階からの眺め
海は美しく


雲仙・普賢岳は雄々しく
力強い
 


お昼ご飯は皿うどん


ゴーンさんはちゃんぽん
ゴーンさんは
平戸で食べたちゃんぽんの方が
美味しかったって
 
 
続いて
土石流被災家屋保存公園へ
 
1991年に雲仙・普賢岳が噴火し
40人以上の人が
土石流に巻き込まれて
亡くなられました
 
ここに保存されている家々に
住んでおられた方々は
避難していて無事だったそうですが
家の1階部分はすっかり土石流に
埋もれてしまいました






噴火前(1990年)↑


1993年、噴火から3年後↑
 

2003年↑
復興が進んだ頃の様子


あそこからここまで
流れてきたのだ















 
 

雄大で美しい山だけど
人間を恐怖に陥れる
恐ろしい力も持っている
 
ここを離れる決断を
された人も多かったのでないかと
思いますが
住み続けようと思うことも
なかなかの覚悟


多くの犠牲をもたらした災害だけど
日本に住んでいるなら
どこでも
いつ大地震に遭って被災者になるか
分からない
 
でも、日本を離れて
他の国で住もうとは思わない
リスクが高くても
でも美しい自然と文化のある
この国が好きなんだなあ
 
予想を超えた災害が起こるたび
安全基準を更新して行って
準備して構えて
たくましく生きていかなくては
(言うのは簡単だけど…)
 
 
 
 
続いてカトリック島原教会へ
 
江戸時代の間に迫害・殉教された
キリシタンのために建てられた教会





 




 
 
 
中に入って
ステンドグラスをみました
島原城にこの教会の
ステンドグラスの説明があり
実物を見たかったのです
 
長崎のキリシタンたちの
苦難に満ちた歴史が
描かれています
 

殉教者達は私たちに
「何を問いかけて
いるのでしょうか」
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