山猫の黄金のどんぐり

日々の生活の中で見つけた、黄金のどんぐり拾っています

今、新幹線に乗っています

2008年02月29日 | Weblog
こんにちは!

1月に乗ったばかりなのに、また新幹線に乗っています。2月は皆勤だなあと思っていましたが、今日休むはめになりました。急用ができたので、仕方ありません。

ただ、おかげさまで、穏やかないいお天気です。

順調に目的地に到着することを、祈るばかりです。

SAKURAを聴きました

2008年02月28日 | 音楽
こんばんは!

今日は、穏やかなお天気となりました。明日は出かけるので、このお天気が続くようにと思っています。

以前、SAKURAについて書いた事がありました。先週の土曜のことです。

その日、車で出かけていました。ところが、お天気は大荒れ。橋を渡っていると、橋の下から雨が吹き上がるという現象も、初めて見ました。それがやっと治まったと思ったころに、車のFMからラップが流れて来たのです。

最初、ごく普通のラップかと思いました。でもラップの合間になにか聴き慣れたメロディが、切れ切れに聞こえて来るのです。ウーン、聴いたことあるなあ。私は唸りました。そして、そのメロディが何かということがわかった途端、全身が痺れるような感動が湧き上がり、思わず涙が溢れてきたのです。

それは、なんと「さくら」だったのです!

女性ヴォーカルの「さくら、さくら…」というメロディの合間に、キレのいい英語のラップが囃していたのです!

これには、参りました。降参です。意表をつかれたというか、盲点をつかれたというか…。こんな曲を聴きながらの運転は、危険ですね。私は、曲の流れている間、ずっと体中が感動でビリビリと痺れていました。本当に、感動ものです。「すごい、すごい…。」と、何回もつぶやきました。日本にも、伝統音楽と現代音楽を融合する新しい才能がとうとう現れたか!と嬉しくてたまりませんでした。日本のミュージック・シーンの夜明けだなあ、とさえ思いました。間奏などは、かのデビット・ボウイの「チャイナ・ガール」のパロディではないかと思うほど、似ていました。

曲は、残念なから終わってしまいました。ゴンチチの方の解説を息を呑んで聴くと、なんとこの曲はシンガポールのミュージシャンがアレンジしたものだと言うこと。

それを知り、うれしいような、悲しいような複雑な気分でした。それは、外国人が日本の伝統的な歌をアレンジしてくれたのはうれしいけれど、やはりこんなユニークな曲は日本のミュージシャンには無理なのかなという思いからです。

それにしても、店にこのCDがあったら、即買いです!

ないでしょうけど。

もし見かけた方がおられたら、ぜひ教えてください。

羽生さんも大変ですね

2008年02月27日 | Weblog
こんばんは!

今日は、いいお天気になりました。でも、まだまだ寒いですね。

夜回り先生の話の続きは、後日にゆずります。

昨日「プロフェッショナル 仕事の流儀」で将棋の羽生さんのことをしていましたね。七冠を獲得されたことは知っているのですが、その後は知りませんでした。天才と言われた人でも、経験を積めば将棋の恐さを知るんだなあと、意外に思いました。

それと、努力を継続することの偉大さと難しさを、羽生さんの言葉から感じました。

努力することで、昨日よりほんの少し成長した明日の自分を目指したいと思います。

「夜回り先生」の講演3

2008年02月26日 | 日々の事
こんばんは!

今日は、久しぶりに雨です。朝から降っていました。荒れたお天気になるかも知れない、ということです。

昨日の続きです。

おじいちゃん・おばあちゃんの電話の他に、先生はこうも言われました。「ほめられることで、子供は非行・犯罪・心の病から遠ざかる」「先人は、子供は10ほめて1叱れと言われていた。」自分の長所は親や他人にほめられないと、子供にはわからないそうです。

それと、心を病むのは体を動かさないからだ、と言われました。辛い時は、走るのが一番だそうです。私みたいにプールに行って体を動かしてもいいでしょう。松居さんみたいに、家を隅から隅まで整理・整頓し、そのうえで掃除をすれば、体が疲れてよく眠れるし、家も綺麗になるので、一石二鳥です。

心が疲れていても、体が疲れていなければ眠れません。体を意識して動かしてください。(つづく)

「夜回り先生」の講演 2

2008年02月25日 | 日々の事
こんばんは!

今日は、いいお天気になりました。昨日は朝に雪が降り、電車も遅れていました。他の人は電車が動いていないと思ったのか、乗ってみるとガラガラでした。

昨日の続きです。

昨年12月に、アンケート調査がされました。内容は、家庭が安らぐ場所、楽しい場所だと思うかということを、子供に尋ねたものです。

その結果、シンガポールでは80%、フィリピンでは64%の子供が安らげると回答しました。それに対し日本では、中学生14%、高校生にいたっては6%のみでした。これは、驚くべき数字です。何かの間違いではないかと、思いました。

しかし、このアンケートの結果には社会的背景があります。

日本の社会はバブルがはじけて以降、攻撃的で冷たい、厳しい競争社会となったからです。それ以来、多くの親には子供たちを優しく育むという余裕がなくなりました。それが、家庭内暴力、幼児虐待にも繋がっているのです。核家族化が、それに拍車をかけています。

大人である親はそれでも配偶者や、子供に八つ当たりでき、ガス抜きもできます。でも、子供たちにはそれができません。

金曜・日曜は子供の自殺が多い曜日です。金曜はいじめによるストレスが絶頂に達する日、そして日曜は辛い一週間が始まる前日だからだそうです。

ここでまた、先生から提案がありました。会場にいるおじいちゃん、おばあちゃんに金曜と日曜の夜、お孫さんたちに電話をするということです。

「元気でしているか?学校ではいじめられてないか?もし、いじめられていたら、おばあちゃんがほうき、いやナギナタを持って学校に乗り込んでやるよ。おばあちゃんはな、少しずつだけど、年金を貯金しているんだ。なんのためだと思う?おまえに、お年玉あげるためだよ。今度の正月楽しみにしておきなさい。それからね、最近おじいちゃんと、近所を散歩するようになったんだ。お前の結婚式、いやひ孫の顔を見たいからね。」

このように、電話をして欲しいと言われました。それが、子供たちの命を救うことになると。(つづく)

「夜回り先生」の講演 1

2008年02月24日 | 日々の事
「夜回り先生」 こと水谷修先生の講演を聴きました。ここで書く内容は、講演を聴きながらメモをとり文章におこしたもので、誤り・勘違い等あるかも知れませんので、その点はご了承ください。

先生は1956年生まれで、現在51歳。でも、16年間毎日、夜の11時から朝の4時まで夜回りをしたので、100歳になったような感覚をお持ちだと言われました。今は毎日ではなく、金曜と土曜だけにしているそうです。講演が始まる前に、ちらっと姿をお見かけしました。長身でスリムな方でした。趣味は居合いだそうで、使われている刀は備前長船です。今回の講演の場所は、長船でした。夜回りしている理由は、夜の街を徘徊する子供たちとの人間関係をつくるためだそうです。驚いたのが夜回りをするのが、先生が勤務しておられる学校のある場所だけではなく、全国どこでもだということです。先日は福山・浜松に行かれたと話されました。

6年前から、今までにない新しい子供の問題行動が現れたそうです。リストカット。聞いたことはありますが、そんな年代ではないので自分自身はもちろん、周囲にもそんなことをする人はいません。先生は福岡で、初めてリストカットをする子供と向き合われたそうです。

先生は問題行動する子供たちを、二種類に分けて表現されていました。夜眠らない子供たち。そして、夜眠れない子供たち。

夜眠らない子供たちは夜の街に出没するので、夜回りで会うことができます。でも、夜眠れない子供たちは、自分の部屋でリストカットをするので、夜回りでは出会えません。そこで先生は不本意ながらテレビの力を借りることにしました。テレビは基本的につくりものの世界なので信頼していないけれど、そうでもしないと夜眠れない子供たちに会うことができないと考えたからです。

NHKで2回、民放で1回だったと思いますが、リストカットについてのドキュメンタリーを制作してもらって、その番組の最後に先生のメールアドレスを放映したそうです。すると、44万7,000人からメールを受け、その中の16万5,000人と関わることができました。しかし先生の努力のかいなく、53人の子供たちが尊い命を自ら絶ったそうです。

ここで、先生は夜の街に魅力を感じたことが少しでもあるかということを、会場の子供たちに尋ねました。ほとんどの子供たちは、恥ずかしがって反応しませんでした。すると先生は、こんな提案を子供たちとその保護者にしました。夜の街に夜行くのではなく朝の6時に行ってごらん、と。夜にはあんなにきれいに見えたネオンも、朝見たら汚い埃だらけの電球で、それもペンキの剥げた安っぽいベニヤ板にくっつけられただけかも知れない。朝の太陽の光の下では、街のあちこちに汚物が吐かれ、すえた臭いを放っているかも知れない。これが現実なんだ。朝のお日様のもとでは、ごまかしはきかないんだ。そう先生は言われました。

最近は素人の高校生・大学生・OL・主婦がテレクラなどで売春をするので、高松のソープランド街では、店の3分の2がつぶれたと言われていました。しかし、暴力団はイケメンのチンピラに駅前などで夜たむろする女子高生などにナンパをさせるそうです。そしてホテルに連れ込み、学生証を確認した後、むりやり裸の写真を撮り、それで脅迫して売春させるそうです。ここらあたりでは福山がひどく、最近警察の手入れがあったと言われました。

SAKURA・夜回り先生、そして氣力

2008年02月23日 | 読書
「氣力とは、最後まであきらめず、自分を信じて頑張ること。九回二死ランナーなしでも、勝つことを信じて打席に立つこと。思うことで力が湧き、思われることでさらに力が湧く。」

こんばんは!

今日は強い寒気が流れ込み、ここ二、三日の穏やかなお天気が嘘のように、大荒れのお天気でした。朝から車に乗って出かけていたのですが、出かけた直後に辺りが薄暗くなりました。橋を渡る時など雨が橋の下から吹き上がるという、生まれて初めての現象を見ることができました。1時間くらいで雨があがり、日が射してきても風が強く、道路には枯れ葉がつむじ風に舞っていました。午後になっても時々しぐれて、急激に寒くなりました。今は、断続的に細かい雪が降っています。

このお天気は、今日の私の心象風景を表しているようでした。

最近、私は滅多なことでは涙が出なくなりました。久しぶりに涙が出たのは、昨年の今頃、伯母を病で亡くした時です。その前は、思い出せないくらいです。しかし今日は、1日に3回も涙が出ました。

冒頭の言葉は、30年間プロ野球界でコーチをされ、その後一年間だけ高校で教師をされて59歳で亡くなられた方が、自らの唯一の卒業生たちに手向けた、贈る言葉です。その卒業式の5週間後に、彼は亡くなります。ガンだとわかっていたのに卒業式に出席し、言葉を贈った後、お医者さんには立っているのが奇跡と言われた状態の体で、痛みを我慢してフルスイングを何回もして見せます。

その姿を見て、私は涙が止まりませんでした。



SAKURAと夜回り先生については、今日は長くなったので、また明日書きます。

腕立て伏せをしています

2008年02月22日 | 健康
こんにちは!と言ってもいいくらいの、日の長さになりました。

今日も、いいお天気でした。今まで、曇りや雨、雪の日が続くことがありましたが、お天気がいいと気持ちまで明るくなりますね。

最近、腕立て伏せを続けています。一日に、100回くらいです。とは言っても、一度に100回するわけではありません。朝起きて20回、食事をして20回、歯を磨いてまた20回と、細切れに分けてしています。根性なしなので、筋肉痛にならない程度にしています。痛いのと、しんどいのは嫌いなので。

この方法で一日に200回していた頃もありましたが、最近は少し風邪気味でペースダウンしています。

今の仕事では、重いものを持ちません。放っておけば、衰えるばかりです。だから、せめて人並みの体力が維持できるよう、何とか続けています。

今話題の石破防衛相も、箸より重い持つことがないので、運動の必要性を感じていると、彼のHPに書いてありました。それにしても、漁協に謝罪しに行く途中で交通事故にもあうなんてついてないなあと、お気の毒です。

話はもとに戻ります。不思議なことに、朝起床して最初の腕立て伏せ20回はかなりしんどいのに、2回目の20回は、信じられないくらい軽くできます。たぶん、最初は体がまだ暖まってないからでしょう。走る時もそうですが、人間の体というのは、ある程度暖まってからよく動くようになっているのでしょう。自動車と同じですね。だから、スポーツ選手は、試合に出場する前、ウォーミングアップをするのでしょう。

以前、ハーフマラソンに出場した時、他の参加者はさかんにアップしてました。

疲れるので、私はしませんでしたが。

ワイダ監督の「カチン」

2008年02月21日 | 趣味
こんにちは!

今日も、暖かい朝となりました。朝には明るくなるのが早くなり、ずいぶん日が長くなりました。それと、昨日は遠くがかすんで見え、もう黄砂が飛んで来ているのかなと思いました。

アンジェイ・ワイダ監督の「カチン」が完成し、本国ポーランドでは、ロングランが続いているそうですね。見たいとは思いますが、日本では公開されるんでしょうか?もし公開されたとしても、ミニ・シアターででしょうね。

ワイダ監督は、大変な日本通として知られています。若い頃、日本芸術展がクラクフであり、そこで浮世絵の表現方法に衝撃を受けたそうです。あの黒澤監督からも多大な影響を受けたとか。

以前、写楽についてのテレビ番組に、ワイダ監督が出演していたのを見たことがあります。目の前にずらりと並べられた写楽の作品を見て、目を輝かせて「素晴らしい」「素晴らしい」と何回も言っていたのが、とても印象的でした。

カチンの森の虐殺では、ワイダ監督のお父さんも殺されたそうです。この映画についてのニュースを見るたびに、この映画が彼にとって集大成になるんだろうなあ、と思います。

この映画が日本で公開されるのを、心待ちにしています。

イージス艦の事故でわかったこと

2008年02月20日 | Weblog
こんにちは!

今日はお天気がよく、いつもよりずいぶん暖かい朝となりました。着実に春が近づいていますね。

イージス艦が事故を起こしましたね。信じられないです。

以前、「亡国のイージス」という映画を見ました。その映画の中で、イージス艦というものは、弱点のない、現在では最強の護衛艦だと表現されていました。そのレーダーは100以上の標的を捕捉し、ミサイルで撃ち落とすことが可能らしいです。しかし、小さな漁船は捕捉できないのでしょうか?

事故発生当時、イージス艦では10人くらいの搭乗員が監視をしていたと言われます。それだけの人員をもってしても、漁船を発見できなかったのでしょうか?

今回は普通の漁船だったから、イージス艦の損傷は軽微ですみました。でも漁船に擬装された、強力な爆弾を満載した小船だったらどうなるのでしょうか?

イージス艦は、意外に脆いものなんですね。