こんばんは!
今日は、穏やかなお天気となりました。明日は出かけるので、このお天気が続くようにと思っています。
以前、SAKURAについて書いた事がありました。先週の土曜のことです。
その日、車で出かけていました。ところが、お天気は大荒れ。橋を渡っていると、橋の下から雨が吹き上がるという現象も、初めて見ました。それがやっと治まったと思ったころに、車のFMからラップが流れて来たのです。
最初、ごく普通のラップかと思いました。でもラップの合間になにか聴き慣れたメロディが、切れ切れに聞こえて来るのです。ウーン、聴いたことあるなあ。私は唸りました。そして、そのメロディが何かということがわかった途端、全身が痺れるような感動が湧き上がり、思わず涙が溢れてきたのです。
それは、なんと「さくら」だったのです!
女性ヴォーカルの「さくら、さくら…」というメロディの合間に、キレのいい英語のラップが囃していたのです!
これには、参りました。降参です。意表をつかれたというか、盲点をつかれたというか…。こんな曲を聴きながらの運転は、危険ですね。私は、曲の流れている間、ずっと体中が感動でビリビリと痺れていました。本当に、感動ものです。「すごい、すごい…。」と、何回もつぶやきました。日本にも、伝統音楽と現代音楽を融合する新しい才能がとうとう現れたか!と嬉しくてたまりませんでした。日本のミュージック・シーンの夜明けだなあ、とさえ思いました。間奏などは、かのデビット・ボウイの「チャイナ・ガール」のパロディではないかと思うほど、似ていました。
曲は、残念なから終わってしまいました。ゴンチチの方の解説を息を呑んで聴くと、なんとこの曲はシンガポールのミュージシャンがアレンジしたものだと言うこと。
それを知り、うれしいような、悲しいような複雑な気分でした。それは、外国人が日本の伝統的な歌をアレンジしてくれたのはうれしいけれど、やはりこんなユニークな曲は日本のミュージシャンには無理なのかなという思いからです。
それにしても、店にこのCDがあったら、即買いです!
ないでしょうけど。
もし見かけた方がおられたら、ぜひ教えてください。