SOLID ROCK

音楽に関することを思いつくままに書きたいと思います。

LABELLE『NIGHTBIRDS』(1974)

2005-01-28 23:32:15 | LADY SOUL
Patti LabelleのグループLABBELEの1974年のEpic第一弾アルバムです。
定番ですね。
映画の主題歌として2001年にカバーされた「Lady Marmalade」が入っているのでCDでも簡単に手に入ります。
この「Lady Marmalade」は原曲でも充分すぎるくらいドギツイです。
プロデュースはAllen Toussaintで泥臭くファンキーな曲が並び聴き応えがあります。
「Night Bird」といったスロウな曲でもパワフルな歌でグイグイ引き込む感じです。

この頃彼女達は30歳前後のはずですが、コスプレ(宇宙服?このアルバムでも「Space Children」って曲もありますが・・・。)で歌っていたとのことですね。
後のPatti Labelleさんからは想像もつかないんですが・・・。
この頃の映像作品ってないんでしょうか?
写真ではなくて動いているのを見てみたいんですけどねー。


FRANKFURT SPECIAL

2005-01-27 23:07:12 | LED ZEPPELIN
EMPRESS VALLEYの新作です。
2005年のLED ZEPPLIN第一弾ですが、何と80年ヨーロッパツアーのFrankfurt公演(1980年6月30日)を収録しています。
”何と”と書いたのは、この80年ヨーロッパツアーというのはLED ZEPPELINのブートでは終わっていると言うか殆どアップグレードしないというか・・・。
既発でもサウンドボードの音が良い物が多いため”ブートの新作”としては、かなり弱いのです。
このFranfurt公演も既発で全曲(ほぼ)完全にサウンドボード音源で収録されています。
個人的にもこの日のブートは色々と思い出があります。
まず、TARANTURAがこの日の全曲収録盤『BLITZKREG OVER EUROPE』を出しました。
それ以前はCONDORとROCKIN' RECORDSが出していましたが、前者は2タイトルで全曲収録、後者は前半部分のみの収録のようです(持っていませんでした・・・。)
80年サウンドボードを乱発していたFLYING DISCは何故かこの日を出していなかったので僕は『BLITZKREG OVER EUROPE』に飛びついたわけですが、「Train Kept A Rollin'」と「Stairway To Heaven」に聴きにくい部分がありました。
その後LSD(LAST SATND DISC)というレーベルが『TOUR OVER EUROPE』というタイトルで出したのですが、この頃このレーベルは人気が凄くあり、またLED ZEPPELINのブート研究本Boot Poisoning誌でも、その年のベストーブートに選ばれたので、買い逃していた僕は慌てて駆け回りやっと中古で手に入れたのですが、あまり変わらないなという印象でした。
結局このLSD盤が先のTARANTURA盤のコピーだったということがその後の分析で分ったのです。やっとの思いで手に入れた分余計にがっかりしました。
そのスグ後くらいにCOBARAがこの日を出したのですが、CD-R時代に既に突入していたので購入を見送りました(それでも何タイトルかこのレーベルのCD-Rを持っていますが・・・。)
先にも書いたTARANTURAですが、その後80年ヨーロッパツアーを全て出すというスローガン(?)のもと、このツアーを出し続けました。
そのどれもが既発ベストとなったいたので、この日のアップグレードでの再発を期待していたのですが、突然レーベル自体が終了してしまい(というか直営店が閉店しました。閉店セールは美味しかったですが・・・。)、このシリーズも中途半端に終わってしまったのです。
で、今度は店を変え(レーベルも変え)FLAGGEというレーベルが立ち上がりました。
これが現在のEMPRESS VALLEYに繋がっているのですが、今ではこのFLAGGEというレーベルは無かったかのように扱われていますね。
そのFLAGGEがCOBRAの後に出したのが『SUDDEN ATTACK!』です。
後継レーベルだけありTARANTURAとの記載がジャケ等にありました。
内容的にも既発より良く、このタイトルが(プレス盤の)ベストとして間君臨しました(LSDもその後名誉挽回盤『HOTTER THAN THE HINDENBURG』を出しましたが、コモリ気味で良くないとのことで買ってません)

そしてこのEMPRESS VALLEY盤『FRANKFURT SPECIAL』の登場です。
特徴としては初登場のオーディエンス音源にて補填がしてある点です。
具体的には「Tarin Kept A Rollin'」が始まる前の歓声部分、「All My Love」と「Trampled Under Foot」の間の歓声とMC部分、「Kashimir」の終わる寸前(既発ではフェードアウト)から「Stairway To Heaven」前の歓声~MC部分です。
1枚目の終わりには2枚目の始まりを持ってきているという、このレーベルの得意技もあります。
音質は『SUDDEN ATTACK!』と比べると、迫力はあるけどバランスが悪い『SUDDEN ATTACK!』、バランスは良いけど迫力にはちょっと欠ける本盤といった感じでしょうか。
聴きやすくなったという印象を受けましたが、『SUDDEN ATTACK!』の迫力感も捨てがたいです。

前日Zurich公演はLED ZEPPELINの初CDブート(アナログ落しではないという意味で)として有名な公演で80年ツアーでも演奏は良いほうとのことでも有名ですが、このFurankfrurt公演もなかなかのものです。
1曲目「Tarin Kept A Rollin'」から結構飛ばしていますし、先日には途中でわけが分からなくなってしまった「Kashimir」も割りとまとまっています。
アンコールの「RockAnd Roll」でもいい感じにブチ切れていますし「Money」が聴けるのも嬉しいところです。
また、「White Summer」と「Black Mountain Side」の間に一旦演奏を止めて「静かにしてくださーい!!」っていうPageのMCもあり面白いです。
80年ヨーロッパツアーをあまりお持ちでない方には充分お勧めできると思います。

BEFORE DARK『DAYDREAMIN'』(2000)

2005-01-25 19:40:44 | LADY SOUL
サウス・セントラル(LA)出身の女性3人組グループBEFORE DARKのデビュー盤です。
これ以外はアルバムが出ていないようです。

グループ名は”若さの象徴である太陽が沈んで暗くなる前に精一杯やる”とライナーにあります。
メンバーは当時、14,16,18歳とのことですので、なるほど若いです。
ただ、若さで押し切るというわけではなく、アップ系とスロウ系の曲が良い感じに配されています。
アップ系では元XCAPEのKANDI(タイミング的にはソロアルバムを出す前)とシェイクスピアのコンビの2曲が良いです。
ちょっとDESTINY'S CHILD風ではありますが。
そういえばクリントン元大統領の愛人をテーマにした「Monica」なんて曲もあって話題になってますが、この曲にはLil' Moのクレジットもあります。
スロウ系では「Daydream」という曲が良く、若いのにしっかりと歌い上げています。
他にも「Togh Love」では変則的なビートをキッチリと歌っていたり、歌は上手いグループです。

アルバム1枚しかないというのは残念です。
ルックスがどうも弱いせいかな。
CDに載っているURLも今や存在しないようですし・・・。

ELECTRIC MAGIC SHOW THE DEFINTIVE EDITION

2005-01-23 23:42:26 | LED ZEPPELIN
LED ZEPPEINのブートです。
2003年の暮れ~2004年の頭くらいにELECTRIC MAGICというレーベルが出して、ずっと気になっていたのですが、その価格から(7200円ですって!EMPRESS VALLEY並・・・)手を出せずにいました。
1年越しの今月頭に中古で買ったのですが、やっと今日じっくりと聴けたので・・・。
71年11月20日のWembley公演を収録しています。
時期的には初来日ツアーを終えてのUKツアーということになります。
この日と翌21日はWembley連続公演となりますが、前座バンドが2グループ&サーカスもありということで、このブートのタイトルにもなっている<ELECTIRIC MAGIC>と称したとのことです。
このブートのジャケットがポスターのようです。
この日はTARANTURA、MUD DOGSという2つのレーベルからも出ていました。
TARANTURAのほうが音が良かったのでMUD DOGS盤は売ってしまい手元にはないのですが、このブートとTARANTURA盤を比べると明らかに音質が向上しています。
そしてTARANTURAやMUD DOGS盤は数曲欠けた不完全内容でしたが(ソース1)、このタイトルでは別音源を使って補填してあります(ソース2)。
この別音源(ソース2)は、音が悪いので繋ぎが分り易いです。
以下は聴きながらのメモです。
全然タイムリーではないのですが、メモしとかないと忘れるもので(BootPosioning誌を購読していたらこんなメモ取らなくていいんですけどね(笑))

Disc1
intro-Immigrant song この部分は初登場で全編ソース2
Heartbreaker イントロの2秒がソース2。演奏部分はソース1。
Black Dog 演奏部分はソース1。演奏終了後ソース2に切り替わる。
Since I've Been Loving You イントロの2秒が引き続きソース2。演奏部分はソース1。
Rock And Roll 演奏部分はソース1。演奏終了後ソース2に切り替わりソース1に戻る
Stiarway To Heaven 演奏部分はソース1。演奏終了後ソース2に切り替わる。
Dancing Days この部分は初登場で全編ソース2。演奏終了後ソース1に切り替わる。71年のこの曲は珍しく他では聴けないはず。
Going To California 中間部分がソース2でソース1を補填。演奏終了後ソース2に切り替わりソース1に戻る
That's The Way ソース1
Tangerine この曲の寸前でソース2に変わる。この部分は初登場で全編ソース2。演奏終了後ソース1に切り替わる
Disc 2
Dazed And Confused 演奏部分はソース1。演奏終了後ソース2に切り替わりソース1に戻る
What Is And What Should Never Be ソース1.演奏終了後ソース2に切り替わりソース1に戻る
Celebration Day 繋ぎからみて、この位置で間違いなくLIVE本等、及び裏ジャケは間違い
Moby Dick ソース1でばっさり切られていた3分40秒から終了直前17分17秒辺りまでソース2。その後はソース1に戻る。
Whole Lotta Love ソース1はMess O' Bluesの12分47秒辺りまで。それ以降はソース2だが終盤部分はプレスミスのような音切れが連発し聴きづらい。

疲れました(笑)。
結局このブートでも「Whole Lotta Love」以降のアンコールは収録されていません。
この時期はアンコールで珍しい曲もやっていたりするので、残念です。

St,LOUIS BLUES

2005-01-22 23:06:17 | LED ZEPPELIN
昨年末に出たLED ZEPPELINのブートです。
EMPRESS VALLEYという某店の独占レーベルからの発売です。
75年2月16日St.Louis公演を高音質のサウンドボードにて収録しています。

75年のサウンドボードものというと
2月12日MSG
3月4日Dallas
3月14日San Diego
5月24日Earl's Court
5月25日Earl's Court
と出回っていましたが、この音源で6公演めとなりました。

3月14日San Diegoは2004年の登場ですし、昨年は実に初登場のサウンドボード音源が2公演分も発掘されたことになります。
3月4日のDallas公演も2003年の秋に(11月くらいだったと思います)後半部分が発掘されて全曲聴くことができるようになったので、1年強の間にサウンドボードのものを一気に聴くことができるようになった感が強いです。
そのどれもがEMPRESS VALLEYの仕事というのは本当に驚かされます。
2月12日のMSG公演についてもサウンドボード音源はこのレーベルが出しているものでしか聴くことができず(タイトルまでもコピーしたものも出回っていますが・・・)ZEPPのフリークは無視できないレーベルですね。

さて、この『St, LOUIS BLUES』ですが、半年前に公演日さえも知られていなかった3月14日San Diego公演が出た後でしたので、インパクトに欠けたのか、そんなに話題にならなかったようですが、このタイトルも必携だと思います。
音質的には若干広がりに欠けますが、十分高音質です。
それまでブートでは、ちょっと聞きづらいオーディエンス録音もので前半が未収録で、曲中カットも多く、中途半端に聴けるものしかなかったこともあり、殆ど初モノと言ってもいいくらいです。
(トレードの世界では別オーディエンス音源で、より長い時間収録したものがあるらしいですが、聴く術がありませんでした)
この後10日間のツアーの中休みが入るのですが、あまり前半3曲が象徴するように爆発的なライヴだとは言えませんが、それでも「In My Time Of Dying」はかなり炸裂していますし、アンコールの「Heartbreaker」では「Shame, Shame, Shame」という曲が挿入される珍しいパターンを聴くことができます。

やっぱりこのタイトルもコピー専門レーベルの餌食になるんでしょうね(笑)。

HYBRID2タイトル到着

2005-01-21 23:16:15 | BOB DYLAN
今日、某アマゾンよりBOB DYLANのハイブリッド盤『STREET LEGAL』と『SLOW TRAIN COMING』が届きました。
どちらのタイトルも<いずれは買うつもり>だったのですが発売されてから1年以上になりましたし、そろそろ品薄気味になるかなーって思ってましたら、某アマゾンではどちらも
<在庫1点あり。お早めに。>
となっていました。
ちょうど500円分のギフト券もあったので慌てて注文しました。
その後に確認してみたところ、どうも24時間以内の発送可能なのが<在庫1点ずつ>だったようで、2~3日後の発送であれば今でも在庫があるようです・・・。
まぁ<いずれは買うつもり>だったので、いいんですけどね・・・。
SACDプレイヤーを所有していないのでハイブリッドに拘る必要もなく700円程度安い現行の紙ジャケ盤でも良いのですが、ハイブリッド盤で出たものは日本盤で揃えたいなーっと思っていまして。
SCADプレイヤーも<いずれは買うつもり>ですしね・・・。

GOSPELLER

2005-01-20 22:23:48 | BOB DYLAN
昨日書いた『SAVED』の時期のライヴ(80年4月20日Toronto)が聴けるブートです。
Dyanのセットしか収録されておらず、同日の完全収録のブートもあるようで、ちょっと弱いタイトルかもしれません。
しかし現在は非常に安価な値段で手に入れることができ、ライン録音で音質が良く聴きたい部分は聴けるという優れモノなので載せてみました。
この時期は『SAVED』の発売前にも関わらず殆どの曲をライヴでやっているようです。
改めて高音質でライヴバージョンを聴いてみると女性コーラスとDylanが合っているとは思えない部分もあり、またカッチリを音を作っているせいか、近年のライヴに親しんでいると窮屈な感じがします。

ブログ始めました

2005-01-19 18:21:09 | BOB DYLAN
こんにちは!はじめまして!
話題のブログを始めてみました!
あまり無理しないでコツコツとやれればいいなーっと思います。

まずタイトルですがBOB DYLANの80年のアルバム『SAVED』に収録されている曲名からです。
いわゆるキリスト教布教時代のアルバムでゴスペル3部作の2作目です。
どうも軽視されがちな時期ではありますが僕にとっては好きな曲が多かったりします。
そのなかでも好きなのが、この「Solid Rock」で非常にカッコ良いロックな曲だと思います。
ライヴでこの時期取り上げられており(というかこの時期はこのあたりの曲しかやってませんが・・・)実はブートで聴いてこの曲を好きになりました。
それまでもDYLANのアルバムは一通り揃えてはいたものの、そこまでハマるというほどではなかったのですが、この曲のライブでの、まさにソリッドでグルーヴ感のある演奏にやられました。
比較的近年(2002年くらいか)でもライヴでやる事があるよなので生で聴いてみたいものです。
ジャケ写ですが、どうもオリジナルの<救いを差し伸べる手>みたいな絵が好きになれないので輸入盤の別バージョン(?)を載せてみました。