JANET JACKSON 『LIVE INHAWAII』 (2002)

お兄さんがまだ話題になっていて彼女自身も昨年は色々と話題を提供してくれたJanet Jacksonの2002年2月16日Honolulu公演を収録したDVDです。
日本公演の直後ですね。

発売当時定価で買おうかとも思っていましたが、買いそびれていたのを近所で中古にて拾いました。
1800円だったので定価の半額程度だったのですが、それに消費税を付けられたのは唖然としました。
いつの間にかポイントカードも変わっていて200円で1円分のポイントで2000円くらい溜めていたのに切り替え後は1000円にも満たないスタンプカードになったのでした・・・。

このDVDですが、なかなかこの辺りのアーティストの映像はソフト化されないのでコンスタントに出してくれるJanetは救いです。
観ててもエンターテイメントショウ色の強いステージで楽しく、ヒット曲はほとんどやってくれているのはイイです。
これだけ入れ替わりの激しい中で常にトップクラスを維持している彼女のパワーを見た気がしました。
バックのダンサーは殆ど白人ですし観客もそんな感じでした。

当時はまだ36歳くらいだったんですねー。
芸歴が長いけどデビューが若かったですもんね。
どうでも良いけど腕の筋肉と腹筋が凄いです。

PATTI AUSTIN 『LIVE AT THE BOTTOM LINE』 (1979)

PATTI AUSTINの78年1978年8月19日Bottom Lineでの公演を収録したオフィシャルライヴ盤です。
この年代のオフィシャルライヴ盤でわざわざこんな細かくクレジットしてあるのって面白いです。
近所で600円と安く転がっていたので買ってみたのですが、Funkyでイイです！
Jazzの人だと認識していましたがSoulというかFunkだったんですね。
そんなに粘っこいFunkyな感じではないのですが、バックを固めているのはジャズ・フュージョン系の人達らしいです。
この辺りの人は明るくないのですが、Michael Breckerは僕でも知ってました。
9曲めが8分強にも渡る、えらく長いMCなんですが、もう1曲入れようとは思わなかったのでしょうか・・・。
Soul,R&B系のライヴ盤って決して多くはないので（ブートもまずありませんし・・・あっRimixモノのブートは沢山ありますね）良い買い物でした。

SYLVIA POWELL 『REVUE』 (1997)

UK出身のSylvia Powellの1stアルバムです。
このアルバム以降はリリースがないようです。
1曲目「Butterfly」（←シングルのようです）なんかはハウスっぽいリズムにギターが絡んでギョっとしますが、2曲目「Perfect Day」からは落ち着いていて、その他は割りと大らかで歌い上げ系の曲が多く楽しめます。
UKというよりエキゾチックな感じの曲もあり同じようなリズムの同じような曲が並ぶR&Bアルバムではなく聴き応えがあると思います。
曲作りにも絡んでいるようです。
流石に今聴くとリズムが古臭いですが、曲自体も彼女の大らかな歌も良いです。
6曲目「Walk The Walk」は何となく80年代っぽい曲に若干アクのとれたAnnie Lennox風の歌い方と相まってEURYTHMICSみたいで秀逸です！
彼女もまた1枚限りというのは残念です。

LABELLE『NIGHTBIRDS』(1974)

Patti LabelleのグループLABBELEの1974年のEpic第一弾アルバムです。
定番ですね。
映画の主題歌として2001年にカバーされた「Lady Marmalade」が入っているのでCDでも簡単に手に入ります。
この「Lady Marmalade」は原曲でも充分すぎるくらいドギツイです。
プロデュースはAllen Toussaintで泥臭くファンキーな曲が並び聴き応えがあります。
「Night Bird」といったスロウな曲でもパワフルな歌でグイグイ引き込む感じです。

この頃彼女達は30歳前後のはずですが、コスプレ（宇宙服？このアルバムでも「Space Children」って曲もありますが・・・。）で歌っていたとのことですね。
後のPatti Labelleさんからは想像もつかないんですが・・・。
この頃の映像作品ってないんでしょうか？
写真ではなくて動いているのを見てみたいんですけどねー。

BEFORE DARK『DAYDREAMIN'』(2000)

サウス・セントラル（LA)出身の女性3人組グループBEFORE DARKのデビュー盤です。
これ以外はアルバムが出ていないようです。

グループ名は”若さの象徴である太陽が沈んで暗くなる前に精一杯やる”とライナーにあります。
メンバーは当時、14,16,18歳とのことですので、なるほど若いです。
ただ、若さで押し切るというわけではなく、アップ系とスロウ系の曲が良い感じに配されています。
アップ系では元XCAPEのKANDI（タイミング的にはソロアルバムを出す前）とシェイクスピアのコンビの2曲が良いです。
ちょっとDESTINY'S CHILD風ではありますが。
そういえばクリントン元大統領の愛人をテーマにした「Monica」なんて曲もあって話題になってますが、この曲にはLil' Moのクレジットもあります。
スロウ系では「Daydream」という曲が良く、若いのにしっかりと歌い上げています。
他にも「Togh Love」では変則的なビートをキッチリと歌っていたり、歌は上手いグループです。

アルバム1枚しかないというのは残念です。
ルックスがどうも弱いせいかな。
CDに載っているURLも今や存在しないようですし・・・。