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194) Greece’s Newest Odyssey 2)

2010年05月19日 | Weblog
今日は


ギリシャ問題はどうなるのでしょう、
最初はそれ程気にしていなかった問題が
不安が増幅されるカタチでなかなか落ち着きません。

以前のwhere the wild things are は「怪獣たちのいるところ」ですが、それを
こんな風に使ってみました。

Athens,where the wild things were!

アテネ、のっぴきならない出来事があった場所

wild は激しい、手に負えない、酷く興奮した things は事柄 出来事
were は 自動詞で、存在する、ある。

過去形になっているのがミソです、出来ればそうあってほしいと
思います、ただ問題の本質はギリシャが財政を具体的に立て直して
行く道筋がハッキリ見えるか、に尽きると思います。

さて、このNY タイムスのコラムニストとギリシャの首相のやり取りは、
ギリシャの速報記事にはない、首相の心情を吐露し
国民の日々の不安を映し出しています。

3歳から93歳までのギリシャ人が、スプレッド(ドイツ国債と自国国債の金利差)に
一喜一憂するとは
世界はいつからこんな風に変ってしまったのでしょうか?

勿論3歳の子供は親や周囲の雰囲気で何か不安な思いをしているのでしょうが・・・
日本の子供達には大人になるまでこの言葉を知らないで欲しいと願います、絶対に

電子マネーは私達が寝ている間も世界中を駆け巡っている、日本も財政規律をしっかり示さないとwild things はすぐそこにあるのではと・・・頑張ってください日本政府


残りの部分の訳します。

この記事にはハイフン(-)を使った名詞が頻出しますね、良い練習と合成語の
練習をしてみてください。繰り返し読むと、感覚がつかめると思います

Papandreou says/ he is ready and so, too,( he insists), is his country: “People are saying to me, ‘change this country ― go ahead and change it.’ People realize that/ it needs change. You don’t want to miss /this opportunity.”

パパンドレウ氏は準備は出来ているし、ギリシャも同様だと主張した。国民は私に、「この国を変革して下さいと、前進し国を変えてください」と言っているのです。国民はギリシャが変わらなければならなと気付いています。この機会を逃してはならない。

How Greece performs will not only affect Greeks, but the value of the euro and the whole 27-nation European Union. Yes, I know, the E.U. is the world’s most opaque and boring organization. But it is actually America’s not-so-identical twin and the world’s largest economy. It is, in fact, “the United States of Europe,” and, in my view, two United States are better than one. If this one over here fractures, it will affect everything from how many exports America has in the next year to how many allies America has in the next war.

ギリシャがどう行動するかはギリシャ国民のみならず、ユーロと27カ国のEU諸国すべてに影響を及ぼすだろう。確かにEUは世界で最も不透明でうんざりする組織です。でもEUは実際にはそれ程似ていないアメリカの双子であり、世界で最大の経済圏である。実際、ヨーロッパ合衆国であり、、二つの合衆国は一つよりは良い、というのが私の考えである。もしEUがこの先挫折したら、それは来年どれ位アメリカが輸出するかということから、未来の戦いでアメリカにどれだけ多くの同盟国がいるかにまで影響を及ぼすだろう。

Sitting in a rooftop restaurant with a view of the Acropolis, I ask Papandreou to put on his safari hat and tell me what it was like to be hunted by the electronic bond herd for six months.

アクロポリスを望む屋上レストランに座って、私はパパンドレウ氏にサファリ帽を被ってみてと頼んで、それから6ヶ月間投機筋によって餌食にされたのはどんな感じがしたか伺いたいと言った。

●electric bond herd → 電子的 債権 集団
ここでは、定冠詞the がついています、つまり 特定の集団を指しています。それは
パパンドレウ首相とこのコラムニストが共通認識しているグループという意味になります。 

“Because of the 2008 crisis, all the market players have become /much more risk-averse, so they are on a hair trigger,” explains /the center-left prime minister, who was voted in /by a large majority /in October /to fix this mess. Today’s market players are “like an animal/ that has been wounded, and so /it recoils /at the slightest motion. So/ any rumor about you /can become a self-fulfilling prophecy.”

●be on a hair trigger: 髪の毛一本の引き金の状況にある→一髪触発の状況にある。
例えば The North Korean issue is on a hair trigger.

2008年危機の所為で、全ての市場参加者は以前にも増してリスクを回避するようになった、それで一髪触発の構えなのです。」と中道左派の首相は説明した,彼はこの混乱を収束させる為10月大多数によって選挙で選ばれた。このところの市場参加者は「傷ついた動物のようです、だからほんの僅かな動きに資金を引き上げるのです。それでギリシャへのどんな噂も(自己完結型の予言→)本当かな、いやきっとそうだという事になりうるのです。

Comparing bond players to some kind of living beasts/ may be unfair to beasts, he suggests. These markets “are not even human anymore. Some of these things are computerized, and they just go /into automatic mode” when they see /a hint of trouble.

債権取引参加者と生身の野獣を比べたら、野獣には不当かもしれないとパパンドレウ氏は言う。この市場はもはや人間的とはいえない。この種の取引の中はコンピュータ化されていているものもあり、市場関係者がトラブルの兆しありとみれば、自動取引設定になる。

Because of their profligacy, Greeks have been living/ under this market scrutiny/ for so many months, he added, that today “every Greek from age 3 to 93 /knows /what a ‘bond spread’ means. ‘What’s the spread today? Are they widening?’ People had never heard/ about this/ before,” and it created a paralyzing uncertainty. “Should I buy, consume, save, invest, take my money out of the country?”

「彼等の不品行のせいで、ギリシャは数ヶ月の長きにわたりマーケットの監視下で暮らしています」と首相は語りさらに、「この頃では3歳から93歳までのギリシャ国民が債権のスプレッドが何を意味するか知っているのです。『今日のスプレッドは?ドイツの国債利回りの差は大きくなった?人々がこんな事を以前は耳にしたことはなかった」と付け加えた。そういったことはどうしようもない不確実性を醸しだし、「買うべきかな、消費に廻すか、投資するか、ギリシャから資金を引き上げるか?」というふうに




では良い一日を



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