卵管の通りになんらかの問題がありそうだとのことで
3泊4日入院にて腹腔鏡を受けました。(2005年6月21日)
腹腔鏡とは、カメラをお腹の中にいれて直接お腹の中を
見ることです。
腹腔鏡といえば、お腹に1~2cmほどの穴を
3箇所あけるもの(ラパロスコピー)が一般的でしょうが、
私が受けたのは膣式腹腔鏡(クルドスコピー)です。
膣の壁に1cmほどの穴をあけ、そこからカメラを
入れてお腹の中を観察してもらいます。
お腹に傷がつかないという点も、
この検査を受けようと思えたのだと思います。
たかが3泊ですが生まれてはじめての入院です。
おnewのパンツを買っていきましたヨ。(基本デスカラ)
検査は麻酔で眠らせてもらってするし、外から
みためは傷もつかないので検査を受ける不安は
あまりありませんでした。
ここでもまた、
わざわざ入院までして腹腔鏡まで受けても、
「特になにも見つかりませんでした」
と言ってもらい、安心できると思っていました。
ところがどっこい・・・!!
まず入院初日、剃毛(毛ぞり)が・・・
しかも一部だけではなく、つんつるてんに@@
マッ、ソンナコトハ ドウデモイイノデスガ タイヘン
カワイラシク シアガリマシタ
入院2日目、検査当日。
浣腸2回。自分でしようと思っていたのですが、
これまた想像していたのと違って、
古風な浣腸とでも言えば少しは分かって頂ケル
ノデショウカ・・・。
点滴のようなボトルからつりさげられた管をおケツに
ズボッ・・・
看護師さんにして頂キマシタ。
浣腸なんて今までしたことあったっけかなぁー。。。
点滴をしながらいざ検査開始!!
いつ眠らせてくれるのかなぁー
とおもいながら内診台へ。
内診台というかアレハ分娩台デシタネ。
なにやら処置開始。
あのぉー、麻酔マダデスカ?
と思いつつ、痛みが増して行く・・・
あのぉー麻酔まだですかぁーー?!
子宮の中で風船をふくらますらしい。
痛みはMAXまで到達!
もし赤ちゃんを産むのにこんなに痛いのなら
もうわたくし産めません!!
もう冗談抜きで許して下さい状態。
どうにか耐えるしかないので耐えて、
この痛みのまま違う検査台へ支えられながら、移動。
もう痛みで目もちゃんと開いてられず、
呼吸もしにくい。
そして真っ裸のまま
想像もしていなかったワンワンスタイル。
あまりの痛さ、苦しみで恥ずかしいなんて
それどころではありません。
ワンワンスタイルのまま胸を下につけ、
両手は飛行機のようにのばせという。
センセー、そんな体勢この痛みのなか無理だよぉ!
もう本当につらすぎました。
半年過ぎた今でも思い出すと涙でうるんでしまします。
はやく麻酔をかけてください!!
もう無理!!
呼吸すら思うようにできなく、強烈に痛くて苦しい。
もう私には無理!!
本当に思いました。
そう思いながらやっと麻酔にて眠ったようです。
わたしの限界を超えてました。
気がついたのは、検査が終わり、
看護師さん2~3人に抱き上げられ、
部屋のベッドに寝かされる時でした。
お母さんと主人の顔が見えました。
私はそのまままた残っている麻酔のために
眠ったり目を覚ましたり、ウトウトしていました。
2~3時間たった後でしょうか。
だいぶ目も覚めてきて自分で動けるようになり、
動いてみました。
シクッタ・・・
普通に横になって寝ていれば気分も悪くないのですが、
どうやら動くと麻酔の副作用で嘔気がオソッテキタヨ。
その日は夜中も一人で吐くものもないのに嘔吐
したりウトウトしたりの繰り返しでした。
浣腸といい、嘔吐といい、個室の病院でヨカッタヨ。
部屋代イタイケドネ><
っで、肝心の結果ですが、子宮内膜症第3期でした。
子宮腺筋症、左卵巣チョコレート嚢腫。
子宮内膜症とは普通は子宮の中にだけある内膜が
子宮の内面以外の場所にある状態で第1~4期までに分類されます。
第1期の方が軽くて4期になるほど重症です。
子宮内膜は妊娠が成立しないと月経となって剥がれおちます。
これが子宮以外の所(お腹の中、卵巣など)でも毎月おこることにより、
そこらへんの臓器が癒着してしまい、卵管の通りが悪くなったり
うまく卵子を運べなくなってしまうのです。
卵巣の中に内膜症があれば、月経の度に卵巣の中で出血し、
普通に子宮内であれば生理となって体外に出るわけですが、
卵巣では出口がなく、血液は行きばがないため卵巣内に
溜まるしかありません。それがチョコレート嚢腫です。
はぅあぁぁあ~
そこの病院で勧められた治療は、
4ヶ月ダナゾールを内服することによって月経を止め、
内膜症を落ち着かせ、
次にまた腹腔鏡(今度は膣式ではなく、お腹から
3箇所ほどの穴を開けるラパロ)にて、
癒着している部分をはがしたり、チョコレート嚢腫を
えぐりだしたり、腹腔内を洗浄し、
そうすることによって妊娠率は現在のままよりも4倍
よくなるそうです。
そして、その治療を受けても内膜症は月経の続く限り
再発するので、2年以内に妊娠できるように努力
するのだそうです。
一度はその治療を受けると決めたのですが、
その治療をここの病院で受けるのか、
他院の方がいいのではないか
など迷っているうちに、ささいなことで
主人とけんかしたりして、
ちょっと病院通いからはなれてお休みし、
今現在に至っています。
そろそろまた動きださないとなぁ~
と思いつつ、病院選びに迷っています。
それと・・・、
お腹に傷つけるのいやなんだも~んっ><
こんなこと言ってるようじゃ、授かる資格が
ないとかいわれそうですが、正直そう思うんだもん。。。
治療受けたら絶対授かれるわけでもなし、
病気も治ってしまうわけでもなし、
しかし、体に傷は確実に残るわけで。
とにかく私の腹腔鏡(クルドスコピー)の感想は
ありゃ拷問だぁー
私は痛みにがまん強い方だと自分では思っていますが、
もう、ほんと思い出しただけで涙がにじむほど
苦しかったです。
言葉では表現できないくらい苦しかったよぉー;;
追記 今回はじめての入院だったわけですが、
主人ももちろん様子を見には来てくれたのですが、
もっと自ら積極的に心配して来てほしかったよ;;
ただの検査だっていえばそれまでだけれど、
個室だったんだし、何もすることなくても
もっと一緒にいてほしかったよ。。。
わがままかなぁ?
私、求めすぎなのかな。。。