私はワンちゃんが大スキです。
なのでワンちゃんのブログとかを読ませて頂いて、かわいいなぁ~って楽しませてもらっています。
又、わんちゃんに関する所をうろうろと見ていると、目を背けたくなる現実を知ることもあります。
8月末、犬のレスキューの話を知り、涙しました。
病と事故の為、飼うことができなくなったブリーダーの犬たちのレスキューのお話です。
繁殖場レスキューレポート レスキューされた子たち
このレスキューを行った団体さんのHP
これって犬??とまで変わり果てた姿の子も。。。
ペットブームで充分な栄養も与えられず産まされ続け、毛が抜け落ち皮膚はぼろぼろ、歯がなくなり目がつぶれ・・・・。
あまりにもひどすぎます。。。
この中の1匹のわんちゃんを本当の飼い主さんが見つかるまで一時預かりされた方のブログを毎日くぎづけで見させて頂いてました。
ナルトとオレオのしあわせ探し 9月1日の記事
から順次ぜひ読んで頂きたいです。
私は犬が大スキなので飼いたい!という思いはあるのですが、まだこれから自分に赤ちゃんが授かる希望をもっているので、その時期が重なってしまうとどっちにも充分な手をかけてあげることができません。
飼い主は犬を選んで飼えますが、犬は飼い主を選ぶことができません。
人は自分の欲求や意見を口で伝えることができ、大人になれば自分の人生を自分の足で選んでいくことができます。
しかし犬はいつになっても飼い主次第。その子の人生はよくも悪くもなんでも飼い主次第。
毎日の散歩や遊び、長時間自由気ままにおうちを留守にすることもできません。
愛情を持ってしつけをしているつもりでも自分の期待通りにはいかないでしょう。
生涯幸せにしてあげられる自信が今の私にはまだありません。
また、結婚前実家では室内犬を飼っていたのですが、そのわんこが亡くなったときの悲しさを再び体験するのがいやだという思いもあります。
なので今は飼いません。
今までは、もし今後犬を飼うことになれば、お店で自分がかわいい~と思い、自分のライフスタイルにあった大きさの犬を選んでいたと思います。
しかし今回、このような犬のレスキューの話を知り、犬を飼うのであればこのようなわんちゃんを救うことができればと思っています。
こういうふうに言うといい人のようですが、私の場合、本心はこういうかわいそうな現実を知り、救うという自己満足かもしれません。
おそらくたくさんいる中でもかわいいと思った状態のいいワンちゃんをやはり私は選ぶかもしれないと思うからです。
それでも飼うと決め選んだ子は不幸であったぶん責任をもって幸せにしたいという思いに全く嘘はありません。
自己満足もあるかもしれませんが、それでも生涯その子を幸せにしてあげようと一生懸命育てられるのであればそれでもいいと思います。
今の自分にはそれもできません。
ならば今度一時預かりの募集があれば少しでもお役に立てればと思い、主人に話しましたが、主人は一時預かりはお別れがつらくなると思うからでしょうか、それとも一生飼えないのに興味半分で手を出すなと思うのでしょうか。
「今は生涯幸せにしてあげる自信はないから飼い主になることはできないけれど、一時預かりならできる。
本当の飼い主さんに出会えるまでの架け橋だよ?一時預かりの人がいるからワンライフさんのような方たちがかわいそうなわんちゃんたちを多く助けてくれることができるんだよ?」
と話しましたがだめでした。
10月7日にワンライフさんとV.O.Vさんの合同譲渡会があったので見学に主人に連れて行ってもらいました。
さわりたかったのですが、わんちゃんにとってストレスになるだろうと思ったので遠慮しておき、ほんの少しでもお役にたてればと、自分なりの募金のみしてきました。
まずはこういう痛ましい現実があるということをたくさんの方が知ってくれ、はじめは少しの興味からでいい、ほんの小さなことでも自分にできることからなにかしていく人が増えて行けばなぁと思います。
みなさんも今後わんちゃんを飼おうと思われる時は、ぜひこのような子たちを幸せにしてあげるという道があることを知っておいて頂ければと思います。