ザ・ダイナマイツ

70年代の生まれではありますが、ＧＳが好きです。
ええ、大好きです。

子供の頃、既にＧＳは懐メロだったので、ＴＶで今もよくやる「あの人は今？」的な番組で観たり聴いたりしていました。

最初はタイガースが好きでした。80年代当時は現役バリバリであるジュリーが、昔はバンドを組んでいたのか！と。昔は化粧していなかったのか！と。シーサイドバウンドや花の首飾りなどにシビれました。

で、スパイダースが好きになりました。同じく80年代当時、カックラキン大放送やザ・トップテン、はたまた刑事ドラマ「キッド」などで2枚目と3枚目の両方を演じられる堺正章が、アイドルだったなんて！「夕陽が泣いている」は今でも私の中でのトップチューンです。でも決して完コピ出来ない。素晴らしい曲です。

続いて、テンプターズ。萩原健一のカッコよさがわかるには、やっぱりある程度大人にならないといけないんですねー。All Day I Call Your Name,
Tell Me Moreなんか最高です。バンドのギタリストであり作曲担当でもあった松崎由治がなぜ音楽業界から退いてしまったのか、残念でなりません。

で、本題でございます。
今、一番好きなＧＳ<COLEZO!>ザ・ダイナマイツ VINTAGE COLLECTION


ザ・ダイナマイツ。
知っている人は知っている。でも残念ながら上記のような、誰もが知っているＧＳではない・・・・。
知らないなあ・・というアナタ！「トンネル天国」を聴いて見てください。そのぶっ飛び方に驚くと思います。
現在も活躍中のＶｏ．瀬川洋に？
後に、言わずと知れた「村八分」のギタリストになった山口富士夫に？
いえ、私の場合はＢ．の吉田博に、なのです。
ジャケット写真はまるで子供のように幼く、ライナーノーツを読むと、当時で17歳。
それなのに、彼のランニングベースと来た日には！

ＧＳが流行していた時代、歌謡曲テイストが少なくロック寄り、そのために一般受けしなかった「早すぎたバンド」がいくつかあると言われています。中でもゴールデンカップスのＢ．加部正義などは誰にも真似の出来ない飛びぬけた演奏力を持っていたと、色々な記述で記述されていますが、
個人的には吉田博のほうがイカしていると思います。

カッコよすぎて、
「ベース、買おうかなあ」
と思い始めてしまっています。