リゲイン狩猟日誌-頑張れマスターズ!

あっという間に終い猟

元旦にブログをアップしてからあっという間にもう二月です

 


何度洗車してもすぐにドロドロになるので洗車をやめてます

 

その間もせっせと丹沢に通ってはいたのですが、、、熊と遭遇したり

 


先日はこの谷の上で熊と遭遇、幸い向こうが逃げてくれたので戦わず

 

うちの狩猟グループの有害鳥獣駆除も2月一杯で終わります

 

最後の狩猟を「終い猟」と言いますが2/29なるのであと一回です

 

今期はいつになく鹿が少ない、捕獲も伸び悩み例年の半分以下です

 


丹沢に生息するカモシカ、非狩猟獣なので捕獲禁止ですがタマに見かけます、西丹沢あたりでは「あお」と呼びますが我々は何故か「先生」と呼んでます

 

要因はこの暖かさ、丹沢が雪に覆われたのは2回、しかもすぐに溶けてしまうほどの薄い雪でした

 

こういう条件下では鹿は山の上の方から降りて来ないのです、上の方は鳥獣保護区なので狩猟はできません

 


先日の大雪の日、初めて大山あたりは雪に覆われました

 

最近は麓から犬を入れても鹿が山の上の方に逃げてしまうので追いかける犬を回収するのがマジ大変・・・ひとたび追いかけるととことん追いかけてしまうのです

 

今週は大山の方まで上がってしまった犬を探すのに毎回のように大山登山です

 

鉄砲、装弾、解体用具、ロープ、スコップに無線と兵士なみの重装備で山に上がるのはかなり大変、登山のように合理的なパッキングができないのが狩猟です

 

上の方は「ラストサムライ」の武者登場シーンのようにガスっていることも多く、こんな中で犬を探し続けるのです

 


丹沢では珍しくない濃霧、本当に数百メートルの標高差でこの霧です

 

またもう一つの要因が林業の伐採作業が今年は頻繁に行われていることです、チェーンソーで木を切り倒したり、林道の補修作業を行なっていてブルトーザーなどの重機が入り、それなりの人数がトラックで出入りしているからです

 


いつもは鹿の足が濃い、この尾根も伐採作業のためにほとんど足がありません

 

猟期が終わったら、またガッツリと仕事をしなくてはなりません

 


終い猟で最後にタツに立った通称「デスマッチ」おそらくこの辺りで一番キツい急斜面です

 

猟師からフレンチレストランのギャルソンに、それでも山好きは変わらないのでわずかな休日を利用して今度は日本百名山にもチャレンジしたいのです。神奈川には一つしかなく、すでにその丹沢山は制覇済み、群馬、山梨あたりが狙い目か?

 


丹沢かぶれはこんなTシャツにコロリとやられます、蛭ヶ岳がないのが謎!

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