ジープの車検です
本来200万が相場の年式の車を格安で買って足回りは自分で修理
本来の車検満了日は11月30日、しかし県の林道使用許可をもらうには猟期前後に車検が切れる車の許可はおりないのです
従ってやむなく2ヶ月前倒しで車検を受けることにした
ところが直前になりなんとエアバックシステムに異常が発生・・・一番厄介なヤツじゃんか
運転席で球を抱えているようなアイコンがエアバック異常だ
エアバックの有無は車検項目ではないのだが警告灯が点いていると車検を受けられないのだ
困った・・・クライスラーの車のOBDは特殊でディーラーのコンピュータでないと正確なDTC(エラーコード)を確認できない。そこでジープディーラーさんに相談したら親切に診てくれることに
結果的に運転席側のどこかの断線と判明・・・『どこかの断線?』わからないのかい!
そこで消去法で断線箇所を想定、一番怪しいのはスパイラルケーブル、エアバック警告灯が点灯する7割くらいがここである、しかし確実ではない・・・純正パーツはなんと10万円
こんなおもちゃみたいなパーツが10万円である
しかし、これを交換しないと車検が受けられない、丹沢での狩猟には林道使用許可が必須なので車検証が必要なのだ
そこでネットで社外品パーツを探すと故障が多いことを象徴するように安価な中華製パーツが沢山出ている、問題はいつ届くか分からないことなのだ
ただしお値段は魅力的だ、意を決してポチ!このパーツなんと5日で届きました
そして交換作業だがハンドルを外してエアバックも外さねばならない、さすがにこの作業は危険なので整備士さんに依頼した
作業自体は簡単なので自分でもできるがハンドルやエアバッグを外すのはやはり気が進まない
そして無事エアバックの異常は直った
そのまま車検前の事前検査をしてもらったがギリギリ車検は通るが交換が必要な箇所が複数・・・
高い順にまずはリアのストラット・・油が漏れている
ストラットだけは売ってないので全交換になるのでお高い
次にウォーターポンプ、これも壊れる寸前のようだ
パーツ自体は数万円だがエンジンの下なので整備工場でないと作業は難しい作業代が高価
そして、まだ指摘はされていないが10万キロで交換と言われているハブホイール・・・すでに15万キロ
これもパーツは安いが油圧プレスがないと交換できないので整備工場作業
次の車検までどれだけ不具合が出るか分からない・・・大体車の消耗部品の寿命は大体が10万キロ
すでに15万キロ走ってきているリゲインのジープは満身創痍
そろそろ買い替えも検討する時期なのだろうが丹沢の林道を走るには4WDは必須である
ジープというブランド価値は捨てたくない・・・
となると生きてる間に乗りたい車最終形である
まさにジープの中のジープ「ラングラー」これに尽きる
この他にも4WDならレンジローバーなどの選択肢もあるが最近のクルマは洒落ていて街には似合うが山には似合わない、、やはり無骨さで言えばジープなのだ!
今のクルマは黙っていてもあと数十万円の修理費用が確定しているし、それ以外のトラブルもどんどん出てくる可能性が高い
そろそろ乗り換え時期なのかも知れない・・・ある日突然山中でエンストして動かなくなるよりマシだ