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組み込みlinuxの毎日

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WebDAVの無料ストレージをマウントする

2014-07-19 19:25:52 | Raspberry Pi
記事更新、サボっておりましたが、ボチボチとまた始めます。
今回のネタは、WebDAVインターフェースをもっている無料ストレージをマウントする、です。

○ストレージのアカウント作成
今回は、「box」を使いました。WebDAVだと結構有名みたいですね。
まずはアカウントを作成しますが、無料で10Gってのは、ちょっとありがたいです。

○pi側の準備
# webDAVをインストールします
sudo apt-get install davfs2
# マウント用のフォルダーを作ります。
mkdir /home/pi/box

○マウント(テスト)
sudo mount -o uid=pi -o gid=pi -t davfs https://dav.box.com/dav /home/pi/box
ここで、ID/PASSを聞かれるので、アカウント作成時のものを入れる。

....と、ここまでであっけなくマウントできてしまいました。
これだけだとつまらないので、自動起動してみます。

○自動起動するまでの諸々
# ユーザーグループにpiを追加
sudo usermod -aG davfs2 pi

# ID/パスワードの設定
/etc/davfs2/secrets
ファイルの最後に、
https://dav.box.com/dav username password
を追加する

# マウントの設定
/etc/fstabに
https://dav.box.com/dav /home/pi/box davfs rw,noexec,auto,user,async,_netdev,uid=pi,gid=pi 0 0
を追加する。

以上で再起動すると、/home/pi/boxにマウントされるようになりました。



機器構成:
ラズベリーパイ (無線LANアダプタ)→ルーター(iR660B)→3G回線(docomo)
これで、採取したデータをサーバーへ定期的に送信します。
3G回線は、マツコ・デラックス氏が宣伝している、SIMを使っています。



以下、OCNモバイルoneの宣伝です。

組み込み機器でつかうSIMとしては、とても良いと思いました。
たしかにLTEで150Mbps使えるのは50Mバイトだけですが、
データ採取して、ホストに送るだけのデータロガーなら
200kbpsは十分です。山奥や僻地に置くのだから、どうせ電波の入りが悪いから
LTEなんて使えないですし。
これで毎月ライニングコスト 900円+消費税 ってのは、とっても良いと思いました。
2年縛りもありませんので、使いたいときに契約して、いらなくなったら解約できます。



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