組み込みlinuxの毎日

毎日が勉強です。

BeagleBoneBlackでのmicroSD耐久試験 続

2014-01-29 21:29:05 | BeagleBoneBlack
日曜日に始めたmicroSDのデータロギング耐久試験ですが、そろそろ2000周を超えます。
この辺までくれば、いま使っているmicroSD(バーゲンセール品)でも十分な耐久性を確保できるという判断ができそうです。

前回書いたように、とりあえず時間の許す限り、ぶっ壊れるまで継続予定です。



変なこと書けない(汗

2014-01-28 06:42:44 | BeagleBoneBlack
googleで、TS-7553、BeagleBoneBlackを検索すると、なぜかワタシのこのブログがすぐにヒットします。
変なこと書けないな....
BBBは、まだまだ日本ではユーザーが少ないのでしょうね、きっと。

RPIにくらべてちょっとしたクセがあったり、敷居が高かったりというBBBですが、値段を考えるととてもよいマシンだと思います。(値段なりの)信頼性の実績ができれば、いままで参入できなかった分野にどんどん入っていけるでしょう。
製品としてこれからもずっと供給してほしいです。



microSD耐久試験(2)

2014-01-28 06:20:11 | BeagleBoneBlack
日曜日から始めた、BBBによるmicroSD耐久試験ですが、最大レコード数を少な目(512Mバイト)に設定したため、非常にサクサクと進みました。
目標の1000周を超えたところです。とりあえずデータロガーの記録メディアとしての目途が立ちそうです。
今週いっぱいはそのまま放置して、どのくらいでぶっ壊れるかやってみることにします。

BBBが終わったらTS7553でもやってみる予定です。
(おなじdebianでext2使っているから、パフォーマンスの差以外はないはず)


ところで、BBBとかTS7553,RaspberryPiは電気を喰わないので安心です。
机の周りでは、BBB,TS7553が常に通電状態なのですが、ファンレスで静か。
CPU負荷がほとんどかからないせいか、まったく落ちる気配がありません。
二階の寝室のテレビにRaspをつなげてメディアプレーヤーとして常に動いていますが、そっちはよく落ちる(汗



BBBでmicroSDの耐久テストをやってみます

2014-01-26 12:26:39 | BeagleBoneBlack
BBBやTS7553をデータロガーにつかうため、microSDがどのくらい耐久性があるかを調べます。
普通のext4フォーマットだと、ジャーナル領域への書き込みなどが頻発し、microSDの寿命はあっという間につきてしまいます。
今回の目的は、ext2にてジャーナルを使用せず、できるかぎりmicroSDを延命させる方法で運用を考えています。
Jffs2などのフラッシュ用ファイルシステムは使いません。組み込みが面倒なのと、メモリを喰いそうなのでやめました。

○システム設計上の基本方針
 フォーマットはext2。(ジャーナルを使わない)
 ロギングデータは、日時+データで固定長レコードとする。
 microSD上に固定長レコード×必要な件数分の空ファイルを先に作成し、これをリングバッファーとして頭から尻まで順番にレコード上書きするようにする。(書き込み位置の循環をアプリで制御する)
 データロガー起動時に、日時を検索し、最新の書き込みポインタを自分で見つける。
 各レコードにチェックコードを設け、電断で壊れたレコードは起動時のチェックで×にする。
 ※実はこういうことを処理するライブラリは以前windows用につっくたものがあるのでそのまま使えそうです

○microSDのスペック
 8Gバイト、クラス4、ディスカウントストアのバーゲンセールで買った900円のやつ。
 いちおう10万回書き込みということになっているらしい。

○テストのやり方
 8GのmicroSDを、6G(ルートファイルシステム)+2G(データ)にわけて、2Gをext2フォーマットする。
 2G領域にでっかいファイルを作り、レコード単位で頭~尻まで順番にひたすら書き込み続ける。
 なお、openコマンドに、O_DIRECTフラグを付けて、OSの書き込みキャッシュをで使わないようにする。
 書き込みごとのcloseは行わない。

 ※当初FATにしようと思ったのですが、FATでO_DIRECTを指定すると鬼のように遅くなるので、
  テストするのが嫌になってしまいました。いまはEXT2を使っています。

○microSDの耐久性の目標値
 1000回(書き換え)できればいいかな、と。
 TS7553案件で16Gを使用したとき、16Gいっぱいになるのがおおよそ4か月、4か月×1000回=製品寿命を余裕で超える。という計算です。

さきほどテストプログラムを仕込んだので、あとは放置するのみです。
 


BBBのOSイメージ

2014-01-25 20:47:18 | BeagleBoneBlack
BBBのOSイメージを変えることにします。

http://www.armhf.com/index.php/boards/beaglebone-black/
ここからDebianのイメージをダウンロードします。
手順は、以下の感じにて。

(1)ダウンロード
上記サイトの、Debian Wheezy 7.2 Hard Float Minimal Imageをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは、Windowsで解凍できます。
私はLhazというツールを使いました。
解凍すると、imgファイルが出来上がります。

(2)microSDカードのフォーマット
microSDカードをフォーマットします。
USBのアダプタに接続し、SDFormatterにてフォーマットします。

(3)書き込み
imgファイルをmicroSDカードへ書き込みます。
http://www.alexpage.de/usb-image-tool/を使いました。

(4)BBBへの装着&起動
OSイメージを書き込んだmicroSDを、BBBへ装着し、SDブートのボタンを押しながら
起動します。
最初、SDブートのボタンを押さなかったため起動できませんでした。
この辺には注意が必要そうです。

こんな感じで、Debianが起動しました。
あとは、通常通り、もろもろの設定を行います。
内蔵Flashへの書き込みは、後日(ホントに必要になった時)。