書道家セラピスト 千裕

~暦・日本の文化・諺~

【一葉知秋(いちようちしゅう)】

2017-10-31 15:20:56 | 書道
【一葉落ちて天下の秋を知る(ichiyou ochite tenka no aki wo shiru)】

A straw will show which way the wind blows.



些細な出来事から、やがて来る事態を察知することの例え。

青桐がいち早く落葉するのを見て、秋の訪れをしるということ。

「淮南子(えなんじ)」

【人間到る処青山有り(にんげんいたるところせいざんあり)】

2017-10-30 12:53:43 | 書道
【人間到る処青山有り(ningen itaru tokoro seizanari)】

大望を成し遂げるために、どこに行って活躍しようという気概を表す言葉.



日本の諺〈Japanease proverb〉

To a brave man every sail forms his country.




「人間」は世間.じんかんとも読む.
「青山」は墓地.死んで骨を埋める場所はどこにでもある.狭い故郷にこだわらず活動の場を世界に求めよということ.


月性(げっしょう)「題壁(かべにだいす)」詩


【犬も歩けば棒にあたる(いぬもあるけばぼうにあたる)】

2017-10-29 12:11:18 | 書道
【犬も歩けば棒にあたる(inu mo arukeba bou ni ataru)】

The walking dog finds a bone.

〈日本の諺〉
Japanease proverb.




犬も歩けば棒に当たるとは、でしゃばると思わぬ災難にあうという戒め。
また、じっとしていないで、何でもいいからやってみれば思わぬ幸運にあうことのたとえ。

【沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり】

2017-10-27 10:24:13 | 書道
【沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(shizumu se areba ukabu se ari)】

He that falls today may rise tomorrow.



長い人生のうちには
落ちぶれることもあれば栄えることもある.人の運命は変わりやすいもので、今、不幸・不運であっても、次には良いことがあるかもしれない.
だから、くよくよしても始まらない.