関東近辺は、雨の降りが足りないこの頃です。雨雲レーダを見ても今日の午後以降愛知県付近まで東上したまま停滞してしまいました。からっとした暑さなので今のところ助かっています。 以下ホームページの代行でライブスチーム作成の続きを記録しました。
ボイラー漏れテスト終了
テスト方法が手抜きかなと思いつつボイラーの漏れテストをやりました。高圧ではありませんが今までの工程で作った箇所に問題ないことを確認できました。 説明書にはボイラーが出来上がったら水を入れてテストしろと書いてあるだけなのは不親切、初めての人には無理でしょう。アスターさん。(笑) 「この進捗状況のままでは試験など出来るはずがないではないか!」とブツブツ言いながら準備をしました。 水圧試験には手動ポンプが要るのですが、そのためには炭水車を先に作成するなどの計画が必要です。 このボイラーの主要な箇所はシール剤を用いて組み上げたのですが、まだあちこち穴だらけです。安全弁、通風弁、加減弁、給油用蒸気口はこれからの工程です。 再組立が必要な水位計のシール剤もまだです。これらの箇所は漏れてもいいことを前提に仮取り付けとします。ネジでめくら蓋をした箇所もあります。 圧縮空気を注水弁から送り込み、圧力計が3kg/cm2弱の状態で薄めた洗剤を筆で接合部に塗り泡風船で漏れを確認する方法を採りました。 これまで何回か試みていますが、問題箇所発見に役立っています。
この結果、漏れが見つかったのは試験用に仮組した箇所のみだったので試験OKとした次第です。 漏れなしを確認した水位計はボイラー装着のためにガラス管を外しました。注水弁への配管にはガラス管が邪魔なのです。ガラス管の締め具合を勉強したと云うことです。
相変わらずのことですが、必死にやっていたのでテスト光景の写真を撮ることを忘れておりました。
これはテスト前に水位計を組み込んで外ボイラーと組み合わせてみたところです。面倒な箇所は給油管と給油のために蒸気を送る管の取り付けで、最初の設定に十分注意することが必要なようです。
ボイラー組立のために水位計のガラス管を取り外しました。振り出しに戻った感がありますが、一歩進んだのです。細身のボイラーなので四気筒で運転すると水がすぐ無くなりそうです。軸動ポンプの確実な作動が必須です。 同じ四気筒のDuchessも水使用量が他の機関車より多いと思います。
外ボイラーに飾り帯や手摺り用のノブを取り付けました。次作業は内外ボイラーの組込みです。細くて密接した箇所もあるので慎重にやる必要があります。特に2mm径の長い給油管の取り回しが面倒そうです。 と考えてこの作業はこの辺で終わりです。
次の作業は、頭を冷やすために炭水車の組立を先に勧めようと思います。