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ダイバシティ研修と女性管理職・女性営業職セミナー企画 コンサルティング 研修を行うスマーディー代表のブログです

SMARDY

スマーディーは女性管理職を応援するコンサルタント集団です。

40代以上の働く女性の 「介護離職をゼロに!」

2014-09-22 17:21:26 | その他
こんにちは。女性管理職 応援のスマーディーの小早川です。

先週、企業の人事担当者向け
「介護と仕事の両立支援セミナー」を受講しました。
(主催:セントワークス株式会社 東京、中央区)

20名ほどの人事・総務担当者が参加していました。

内容はとても理解しやすく、素晴らしいセミナーでした。
参加者同士のディスカッションもあったため、
情報交換ができたのも理解につながりました。

同社のメッセージは、
「介護離職をゼロに」。

日本の高齢化率は急速に進んでいます。
40代以上になると親の介護問題が頻発してきます。
少子化で両方の親の介護が同時多発的に発生する場合も多く、
「介護は妻が」の図式も崩れてきています。
男性の介護離職も少なくないとか。

子育てはある程度年数で目処がたつけれど、
介護はわからない、と一般的に言われています。

身も蓋もないことを敢えて統計数字で表せば、
現在平均の介護年数は4.9年だそうです。

40代で離職すると、
男女ともに再就職は俄然厳しくなります。
離職前の雇用条件ではさらに難かしくなります。

(ちなみに妻が専業主婦の介護うつも多いそうです)。

なので、冒頭の「介護で離職してはいけない」となります。
個人は「辞めない」。
では、会社は何ができるのか。

この日の最大のテーマは企業としての対策を考えることでした。
ワークとライフの両立のために、企業がこれから取り組むべきことは?

結論は、「制度」より「意識改革」が大事であること。
子育てにおいても、かつては同じ現象が起きていました。
育児休業法はありましたが、利用していたか?
といえば、--NO.
「取りにくい」、「実際は誰も取っている人がいない」
との理由で民間企業では長年制度が利用されませんでした。

介護ではいよいよ社員の意識を高め、
お互いに理解しあい、協力して
働き続けられるようにしたいですね。

国の制度だけでは不十分なので、
企業としての取り組みは必須です。
介護と仕事の両立の意識を社員に浸透させ、
優秀な社員に働き続けてもらう。
さらに、優秀な社員に就職してもらうことで
会社として利益を増やし、
競争力を高めよう。

以上がセミナーの概要です。
主張、プログラム、情報すべて体系的かつ実践的で
素晴らしい内容でした。
データも豊富で説得力がありました。
興味がある方はぜひ同社に連絡してください。

さて、この後は私から
企業に向けての提案と、
働く40代以上の女性に向けたメッセージです。

企業に対しての提案。
トップマネジメントは時間関係なく働く。
経営者とは成果責任を持つ人だから。

トップマネジメント以外の従業員は
昼間集中して頭と体をフル活動させて働き、
ダラダラ残業せず退社する。
家庭や自己研鑽に必要な時間をとる。

トップマネジメント、中間管理職は
評価制度、運用を通じて
社員の意識を徹底させる。

40代以上の働く女性、女性管理職へのメッセージ。

介護は・・私も経験しましたが、
ある時突然、嵐のようにやってきます。

仕事にプライベートに多忙な日々に
新たなタスクが加わり、さまざまな感情が湧き、
戸惑いますがここで冷静さを取り戻すことが
重要です。

職場の上司、部下、同僚に伝えます。
周囲も知っていたほうが対処がしやすいので、
遠慮はいりません。
人事部にも伝え、必要であれば手続きをとります。

一方で、介護環境を整えます。
国も、不十分な面も多々ありますが
公共サービスを充実させつつあります。
慌てずに少しずつ調べ、整えましょう。

初動は特に一人では対応できないので、
誰かに頼って協力してもらいましょう。

現在の法定介護休暇93日日は、
急性期病院の入院期間3カ月に合わせているもので
(今回初めて知りました)、
この間に体制を整え、
早まって離職しないで。

「会社(仕事)は続ける」意思をはっきり周囲に伝えましょう。

両立の道は、必ず見つかります。

介護の嵐は来た時と同じように、
突然去っていきます・・・

全員が納得の結果が得られるよう
知見を集結させましょう!

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*顧客企業・団体、セミナー参加者等、守秘義務のある情報は執筆
 しません。

*スマーディーでは情報管理の観点から、当ブログへのリンクは事
 前にご連絡を頂いております。ご了承ください。

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働くシングル女性の備えはいくら必要?

2014-09-09 12:59:38 | マネープラン
こんにちは。女性管理職 応援のスマーディーの小早川です。

こんにちは!

先週、ある女性社会保険労務士の方と仕事の打ち合わせをしていたとき、
ふとシングル女性の年金、退職後の備えの話になりました。

銀座に事務所を構え、
10年の実績をもち、
たくさんの企業の顧問先をもつ
やり手で優秀な社労士さんです。

ずばり、シングル女性が余裕を持っていられる金額とは?
今の時点で言える金額は、
ざっくり2,000万(持家ありの場合)。

現在の制度では将来もらえる金額を正確に計算することは
できないそうです。

そこで、正社員で定年まで迎えれば、
だいたいこのぐらいはでるでしょう、
という年金額をざっくり計算。
社会保険労務士なので、豊富なモデルケースをお持ちです。

シングルで、
持家があれば、支出を月20万と試算した場合
(それぐらいはかかるそうです)、
何年生きるかにもよりますが、
2,000万あればまあ大丈夫だと思いますよ、
とのことでした。

60歳定年として、
40歳からだと1年100万、
50歳からだと1年200万
をしっかり残す。
退職金が出るなら、もう少し少なくても大丈夫ですね。

家のローンが残っていると年100万~200万は
きつめかもしれないので、
知恵が要ります。

ポジションも上げられるものなら、
一つでも上げておきたいでですね。

プラス、60歳以降もなにかの形で
働きたいですね!!

今からしっかり目標をたて、
計画・実行すればばっちりです。

将来にむけてのプランニングは万全ですか?

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