巣鴨自動車商会

1/32、1/24スロットカーの話を中心に個人的な趣味の話題を気ままに書き綴ります

お知らせ

2012-11-27 | 総合
突然のお知らせにて恐縮ですが12月10日をもちまして現住所(豊島区巣鴨3-25-12 山崎ビル3F)での店舗営業を終了する事となりました。
今までご愛顧を賜りました皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

なお、店舗営業の最終日までは定休日無しでの営業となりますが営業時間は14:00~20:00とさせて頂きます

店舗営業の終了後はネットショップでの通信販売が基本となりますが一部の商品につきましては場所を変えましての展示販売も予定しております。
今後の計画につきましては当該ブログにて随時ご案内申し上げます。

取り急ぎ用件のみのご案内にて恐縮ですが宜しくお願い申し上げます。

(株)ヘリテージ
巣鴨自動車商会
岡部敏明

同好の士

2012-11-18 | 総合
ごく最近の事ですが本業のスロットカーとは異なる個人的な趣味の件でさる高名なコレクターの方にご連絡を差し上げところ、昨日そぼ降る雨の中わざわざ巣鴨までお越し下さいました。

その方のコレクションを知ったのは数年前に放送された「なんでも鑑定団」で、番組の放送中から同好の士と勝手に決め付けてしまい何時かはご本人にお会いしたいと思っていましたが遂に昨日その夢が叶いました。
(なんでも鑑定団放送のあとでその方のブログを拝見したところ圧倒的な質と量のコレクションに驚き、同好の士などと決め付けていた自分が恥ずかしくなりましたが・・)

自分より10歳上のその方は第一次のスロットカー大ブームを経験されており、当時の思い出話も楽しくお聞きすることが出来ました。

来年の3月には中央区でその方のコレクションが公開されることも決まりました。
凄いコレクションを拝見出来ると思うと気持ちが高ぶってしまい、もう今からワクワクドキドキです。

U.S.NAVYに興味がございましたらその方のブログをご覧下さい。
Bluesパラダイスですよ!

NASCAR祭りだ~

2012-11-14 | 24スロットカー
モーガンスリーホィーラーやミジェットレーサー、クーパー500など最近ややキワモノ路線の盛り上がりが目立つクラブマンズの面々。

ですが「作ってんのはヘンテコなマシンばっかじゃ無いぞ」とカタミさんがスロットカーらしいスロットカーの新作を見せてくれました。



ぺティーと並ぶNASCARの大御所Dアーンハートのマシン!
キットは1/24スケールのモノグラム。
さすがに1/24スケールのNASCARはデカく、カレラのプラコースに置くとレーンに対して車幅ギリギリです。


現行のボディーと比べると80年代のNASCARにはまだ市販車の面影が残りますね、何とも良い面構えです!
ボディーラインギリギリまで張り出したタイヤがカッコ良い~これぞNASCARって感じですかね。
カタミさんが作るからにはフルコックピットでドライバーも全身!


白いインパラも新作、こちらは1/25スケールですがフルサイズ時代のアメ車は1/25でもやはりデカいぞ!
このデカいのがサーキットを走り回って抜きつ抜かれつを繰り返すんだからスロットカーはやめられません。
なんとも良いメッキ感で光ってる窓枠などのモール類にはハセガワの伸びるシートを貼りこんで煌き感を再現するのが最近のカタミさんスタンダードになってます。
もちろん年式、車種に関わらず全身のドライバーが着座するコックピットの再現もカタミさんスタンダード。

個人の製作技術レベルとは別に作りたいモデルがあったらそれに付随する資料もあればありがたい。
NASCARファンにお勧めの資料がこれ!

洋書屋さんには並ばない本なので一部のファンにしか知られてないんですが毎年シーズン終わりに刊行されてるNASCARのイヤーブックです。
今回1995年、97年、98年、2000年、2001年のイヤーブックを入手。
全ページカラーでスペシャルスキームのマシンが掲載されてたりでNASCAR作りの手助けになるありがたい本です。

イヤーブックと同じくらいの時期のマシンが載ってる写真集も何冊かあります。

イヤーブック、写真集ともに中古なので少々汚れもありますがどれも一冊づつしかありませんので気になる方はお早めにご来店ください。
お値段はイヤーブックが一冊\3,675. 写真集は\525.~\2,100.です。


あっ、NASCAR用のデカールも少しですが入荷しました。

見果てぬ夢

2012-11-10 | 総合
スロットカー好きが常日頃考える事と言えば・・自分の好きな車をサーキットで走らせること。
ただし様々な要因でこの思いの適わないことが多いのも事実ではあります。
例えば適応する形状のシャーシが無かったり、好みの車が1/24や1/32スケールでキット化されていなかったりと夢とはなかなか適わないものではありますが・・

スロットカーをこよなく愛す「クラブマンズ」は諦めの悪い輩の集団なので夢の実現に向けて日夜悪戦苦闘を続けているようです。
見果てぬ夢を追い続け・・そして夢の幾つかが形になりました!


これは1/24スケールのクーパー500。
ボディーはハシグチさんが往年のMerit製プラモデルをスロットカー用にモディファイしてレジンで作ったもの。
シャーシは鵠沼の怪人トリイさんにお願いして超スリム型のクーパー専用シャーシを作ってもらいました。


続いてはカーチスミジェットレーサー。
これはレベル製1/25スケールのキットでマシン本体は手のひらにすっぽりと乗っかる位の大きさ。
市販品でこのマシンに適応するシャーシなんかありませんので・・

シャーシの製作はカタミさんが担当してミジェットカーにすっぽりと収まるサイズのシャーシを作っちゃいました!

この2台だけでも走る姿を見るまでにはかなり手間は掛かってますが、まだ元になったボディーはキットして存在するもの。

キットは無いけどスロットカーにしてみたい・・走る姿を見てみたい・・欲しい欲しいの飽くなき欲求が形になって目の前に現れたのが、

カタミさんが前から欲しいと言っていたモーガンのスリーホィーラーを遂に完成させちゃいましたっ!


1/24スケールでここまで完成度の高いモーガンスリーホィーラーがスロットカーになったのは恐らく世界で始めて。
スリーホィーラーのキットなんてありませんからボディーは原型から作っちゃったフルスクラッチ。
驚いたのはカタミさんにとってこのモーガンがフルスクラッチの第一作!
工作技術の高い人は何やっても凄いもの作りますね~。

スリーホィーラーなのでシャーシも勿論3輪!
ギヤの取り回しにご苦労の跡が見てとれます。
カタミさんが作ったボディーの原型がレジン抜きの上手なハシグチさんの手に渡ったのでスリーホィーラーが量産態勢に入る日も近いか?
まだ自分はクーパー500も完成してないのにクラブマンズでは新たなレースカテゴリーがどんどん増えてってます!

フルスクラッチと言えば伝説の人イイジマさんも着々と新作に取り組んでます。

今まで1/24スケールでは良いキットが無かったポルシェ910。
名人の手によって決定版の910が出来上がるのは何時か?

凄い人たちが周りに居てくれるお陰でこれからも良い夢が見られそうです!

作っちゃうしか無いでしょう

2012-11-03 | 24スロットカー
さてさてRMクラフトのフォーミュラーシャーシに合わせるホィールをどうするか?


この画像はさかつうが葉巻フォーミュラー用として販売していた両面がくぼんだ形状のホィール。
フォーミュラー用のホィールには直径と幅が異なる前輪用と後輪用の2種類があり画像はその前輪用です。
残念ながら既に販売は終了、自分の手持ちもこの前輪用だけ。
もし前/後輪用が揃っていても3リッターになってからのマシンを想定して製造していたホィールなので1.5リッターのフェラーリ158にはサイズが合わず使えませんでしたが・・

う~ん・・困ったな~、なんて悩みながらホィールの在庫を引っ掻き回していると出てきたのが、

このホィール。
左はさかつうのスーパー7用後輪ホィール、右はメーカー不明の古いものでどちらもボス無し。
このホィール、小さい方の外径と大きい方の内径が同じ。
合わせて見ると、

こんな感じになりました。

上手くホィールが重なるって事は?
大きいほうのホィールからリムを切り出して小さいホィールのお尻にに被せれば見た目に両側がくぼんだホィールが出来る?
いや、きっと出来る筈!
必要だったら作っちゃうしか無いでしょう。

思い立ったが吉日とばかりにさっさと大きいホィールを縦に切り4個のリングを作りました。


内側にはめ込む方の小さいホィールは前輪に使う2個を少し薄く削っておいて切り出したリングと重ねてみれば・・お~、いい感じ!

ここまで来てまた悩むのは切り出したリムとホィールの固着。
ホィール材質はアルミなのでハンダ付けがききません!
然らば・・

固着の強度にやや不安は残りますが瞬間接着剤で固めてしまえ~!
かくして幅9mmの前輪用と幅11mmの後輪用ホィールが出来上がり!!

ホィールが出来たらさっさとタイヤをくっつけちゃいましょう。

前輪に使う硬いスポンジタイヤは元々幅が狭く削りシロが少ないのでホィールの接着する段階で路面に対して垂直方向のブレを極力少なくしておきたい。
なので画像のタイヤ接着用の冶具を用いてホィールを廻しながらタイヤを接着、接着剤が乾くまでに微調整を繰り返し縦振れの無い位置を探します。


後輪用のタイヤはかなり幅広なのでホィールを中にもぐりこませる様に接着しておいてから内/外側の余ったところを切り飛ばせば冶具を使わなくても縦振れの無いタイヤが作れます。
あとはボール盤にかませてひたすら削る・・削る・・削る・・

ボール盤に向かい奮闘すること半日、削りカスにまみれながら前輪の直径が27mm、後輪が28mmまで整形した姿がこれです。

タイヤがむき出しのフォーミュラーマシンはタイヤ内側の縦面まで丸みを付けながら削るので整形に時間がかかります。

ボディーとのバランスも悪くないし苦労の甲斐はあった!
と悦に入っていたら・・なにやら定形外の郵便物が・・

差出人はと見れば・・rm_craftと書いてある・・フォーミュラーシャーシの製造元から何が届いたの?
開けた封筒からは、

袋分けされた2種類のホィールが・・
あれ?このホィール両側がくぼんでるぞ!

次回、衝撃の展開に・・ならんな・・