巣鴨自動車商会

1/32、1/24スロットカーの話を中心に個人的な趣味の話題を気ままに書き綴ります

Can-Am Wars その6

2011-07-29 | 24スロットカー
なんちゃってCan-Amのロータス30はそろそろ仕上げの段階に。


0.5mm厚のプラ板を現物合わせで切り出し、艶消し黒で塗装したらあり合わせのメーターデカールを貼ります。


フレキシブルワイヤーで作ったリングをメーターの外周に合わせて接着したらリングの中へエポキシの接着剤をたらしてガラス風に。

既にドライバーが乗っちゃってますので少々見づらくて申し訳有りません。


ロールバーはこのキットに付いていたもの、ドライバーの頭がロールバーより高いってどういう事だ?
カタミ号はセンタートンネルにシフトレバーがあったのでこっちはシーケンシャル風にしてみましたがゴツくて秘密兵器の操作レバーみたいになっちゃった。

ボディー製作はイイジマさんに作ってもらったバキュームのウィンドシールドの取り付けてるのみ・・の筈ですがいつも何か見落とし、やり残しがあるのでギュっと気を引き締めてラストスパート!!


Can-Am Wars その5

2011-07-27 | 24スロットカー
チータ製作の影に完全に隠れてしまっていたなんちゃってCan-Amのロータス30。
デカール貼りから約2週間、のんびりですが製作は進んでいます。


ボディーはクリヤー掛け、そしてコンパウンド磨きがほぼ終了。

カタミさんの完成車と並べて記念写真を撮っていたら・・あれ?

完成したと思っていたカタミ号のドアパネルにデカールが増えてる!
ここに何かマーキングがあると間延びした感じが無くなります。
真似しようかな~。


コックピット後部のバルクヘッドは現物合わせで切り出した0.3mm厚のアルミ板。
コックピット床面と若干隙間がありましたがエポキシの接着剤で無理やり合体です。


ライトカバーは元々のモールドを生かしてアルミ箔を貼りました。

エアファンネルからエキパイ周りはこんな感じ。

メッシュ越しのエキパイ周りはまだスカスカな感じですがこれ以上ディティールを加える予定は無し。
だって面倒なんだもん。


そのまま使おうと思っていたドライバー君は着座姿勢を直したり股間のセーフティーベルトを削ったりしたので結局塗りなおし。

ここから先は・・
ドライバーを塗装して、メーターパネル作って、ウィンドシールド付ければ・・
完成か?


Cheetah製作記 その5

2011-07-27 | ビンテージ
クリヤー掛けでのモールド色の滲みあがりは何とか止まったようです。
食器乾燥機で合計2時間以上乾かしたのでクリヤー塗料の溶剤分はほぼ抜けたとは思いますがまだ安心は出来ません。
COXのボディーでは過去に3回も同じような滲みあがりを経験しているのに何と言う学習能力の無さか・・
そろそろラッカー系には見切りをつけてウレタン塗料に移行した方が良いんでしょうか?

コンパウンド磨きを続けながら内装を取り付けたボディー。

デカールの段差はほとんど無くなりました。


フロントカウル上面のエアアウトレットの窪みにはエッチング製のメッシュを貼ってちょこっとディティールアップ。

あとは外装の細かい部品とウインドシールドを接着すれば完成となりますが、内装を接着してみると気になる事が・・

いつの使っているゴム系(ビニール系?)のクリヤーボンドにプラスチックが侵されています。
ボディーの内側だったので事なきを得ましたがこれがボディーの表面だったら・・

そろそろ最終段階なのに・・何を使って小物部品を接着すれば良いんだ???
最後まで手間の掛かる奴だぜっ、まったく!!

Cheetah製作記 その4

2011-07-25 | ビンテージ
数日ブログの更新が滞ってしまいました。
その間・・

こんな事をやっておりました。
が、中々思い通りにいかずちょっとイライラしてます・・

デカール貼りが終わったチータはいよいよクリヤー掛けに移ります。
使うのはいつも通りクレオスのスーパークリヤー(缶)。

クリヤー掛けは合計8回。

最初から5回目まではとにかく薄~く吹いてデカールを馴染ませながらモールド色のにじみ上がりが無いか様子を見ました。
6回目からは艶出しで缶を近づけて吹き始めたら・・・
あれっ、ゼッケンサークルって赤かった?

ドアパネルに貼ったSPマークも赤かった?


とにかく塗料の溶剤分を早く飛ばそうとクリヤーを掛ける前には食器乾燥機でボディーを加熱し、塗装後もすぐ乾燥機に戻してたのに・・赤く滲んでるじゃん!!
やっぱりダメでした・・・とほほ~
これ以上は吹けば吹くほどモールド色がにじんでくるのでクリヤー掛けは急遽ストップ!

幸いにもゼッケンサークルは右側だけでにじみ上がりが止まっているのでここでクリヤー掛けは終了となりました。
サークルの貼り直しは・・無し!
そのまんまでボディー磨きに移ります。

お口直しにクラブマンズの巨匠お二人が製作中のマシンをご覧下さい。


カタミさんのポルシェRS60(レベル1/24)にはゼッケンが入りました。
塗装に使ったタミヤのインターミディエートブルーって元々は飛行機用の色ですよね。

ハシグチさんのフェラーリ612P(フルスクラッチ1/32)はそろそろ最終の外装パーツ付けがはじまりました。

しかし恐ろしいくらい見事にピッカピカな塗装面です!
ボディーに映り込む蛍光灯の光が全く乱れてません!!


フロントカウル上面の開口部のメッシュには右画像のフレームがつく予定。
このメッシュはエアブレーキの筈なのでパタパタ動くギミックまで再現されるのか?

CanAmレース第3戦まであと一ヶ月、オールドストックカーの製作も徐々に進んでます。

Cheetah製作記 その3

2011-07-19 | ビンテージ
塗装が終わったボディーは・・


デカール貼りが終了!
同じボディーカラーのエルバマクラーレンと並べて記念写真です。

ビンテージスロットカーのレストアで面倒なのはタイヤの調達。
製造から既に半世紀近く経っているゴムタイヤは劣化している事が多く代替を準備しなければいけません。

これは中古完成車についていたゴムタイヤ。
中心近くはまだ柔らかいですが外周部分は硬くなり劣化が進んでいます。

8月のCOXエキジビションレースではタイヤとブラシはノンオリジナルでもかまわない事になっており、特にタイヤは走行性能の平均化を考慮して使用メーカーを指定しています。

これが指定のタイヤ。

ドイツのOrtmann(オルトマン)製のシリコンタイヤ。
シリコンと書きましたが実はシリコンとウレタンの違いがよく判りません。
材質はよく判らなくても走らせてみればグリップ力の違いは良く判ります!
オリジナルのゴムタイヤに比べ格段にグリップ力が上がります。

表側のタイヤショルダーはメーカーロゴまで再現されていますが内側は見事にデコボコ。
でもホィールにつけてみるとあまり目立たちません。

タイヤむき出しのフォーミュラーでこの程度ですからタイヤ内側が見えなくなるGT系のクルマなら問題無く使えるでしょう。
レモン果汁で綺麗にしたホィールにはめてみると、

ねっ、外側からの眺めは全然OKでしょ!
グリップ力の要らない前輪はオリジナルのゴムタイヤをそのまま使用します。

若干ですがオルトマンのCOX1/24スロットカー用シリコンタイヤはヘリテージの店頭で販売しております。
種類はグッドイヤー(チータ、フォードGT)、ダンロップ(ロータス40、フォーミュラー)、ファイヤーストーン(シャパラル)、ダンロップ薄型(ディノ)の4種類。
価格は各タイヤ共に2個入りで1260円です。


コックピットはこんな感じ。
スペアタイヤのメーカーロゴに上手く白の塗料がさせません。
どなたか簡単確実な塗り方をご存知でしたらご教授下さい。

台風の接近で週末よりも気温は下がりましたが相変わらず湿度がすごい。
ボディーのクリヤー掛けは台風が過ぎるまで待ったほうが良さそうです。


Cheetah製作記 その2

2011-07-16 | ビンテージ
サフェーサーを吹き終わったボディーは・・

あらら?またしても銀色に。

モールド色のにじみ上がりを何とか押さえようと涙ぐましいほどの努力!
それでもにじみ上がったら笑っちゃいます・・

しかる後、

こんな色に。
塗料はクレオスのマリンブルーマイカ(缶スプレー)、先日のレースでボディーが割れたエルバマクラーレンと同じ色です。
エルバマクラーレンと色目を揃えたのは・・

この中のどれかにする為、所謂Cro-Sal Specialです!
ドライバーはRalph Salyer、大した戦績は残してないんですが何故かチータと言えばこのカラーが思い浮かびます!
(当たり前ですがオープンコックピットは除外です)

当時フルコックピットが売りのCOX製品でもボディー形状が特殊なチータは上げ底のコックピット。

ドライバーを剥がした後が汚く残っちゃってますがまた同じ位置にドライバーを乗せるので気にせず艶消し黒で塗ります。
ドライバーは中々の男前なんですが・・こいつ1/24スケールにしては頭がデカい!
今回はオリジナルのパーツを重視しますので彼で我慢します・・

さてと、ボディーが乾いたようなのでデカール貼ろっと!

ビンテージ繋がりではないですがカタミさんは今これを作ってます。

ボディーは旧いレベルのポルシェRS60、さかつうシャーシが合体する予定。
またしても怪しい色使いですな~!

名無しの権兵衛さん

2011-07-15 | 新製品
MRRCの新製品が4種類入荷しました。


フォードMkIVとポルシェ910、新規の金型ではなくカラーバリエーションの展開ですがどちらも人気車種!


フォードMkIVは1967年のルマン24時間レースにホルマン&ムーディーからエントリーしたマシン。
赤いマシンの色目が茶色っぽいのが残念ですがボディープロポーション、タイヤサイズとホイールアーチのバランスも良好!



ポルシェ910は白いマシンが1967年のニュルブルッグリング、シルバーのマシンは翌年のニュルブルッグリング出場車です。
シルバーの方に若干マーク類の省略が見受けられますがポルシェもスケール感、プロポーション共に良し!

ただ気になるのはパッケージも含めて製品の何処を見渡してもマシンメーカーの表記無し。
60年代のレーシングカーがお好きな方だったらすぐに名前は思い浮かびますが名無しの権兵衛はちょっと可愛そう。
これって今どき珍しい販売ライセンス無しの製品って事ですか?
まあメーカーさんの考えを詮索してもしょうがないか・・

今春以降の発売のMRRC製品は若干値上がりして各製品共にお値段が\6,930となっております。
シャーシはいずれもセブリングタイプシャーシ、と言う事はいつもの通りじゃじゃ馬モーター付きのはず。
ヘリテージでは店頭での販売分に限りフォードMkIVとポルシェ910にはディチューン用のBabeBeeモーターとピニオンギヤ(8T/10T各1個)を無料でお付けいたします。
(但しモーターの載せ換えはお客様の自己責任にてお願い致します)

取り急ぎ新製品のご案内でした!

Cheetah製作記 その1

2011-07-13 | ビンテージ
エキジビションレース用に選んだチータは中古の完成車を一旦バラして組み直すので、正確にはレストア記になるんでしょう。


これが完成車についていたシャーシ。
中古としてはコンディションは良好ですが一度完全にバラします。

ホィールはアメリカンマグ、スイングアームもチータ専用の短いものがちゃんと付いてます。


COXの特徴、マグネシウムのシャーシとホィール。
マグゆえに中古になると腐食が進んでいる事が多く程度の悪いものになると厄介ですがこれは腐食も無く掃除が楽ちん!

マグシャーシを綺麗にする方法は大まかに分けるとサンドブラストを掛けるか薬品処理のどちらか。
どちらも表面を若干削る事になるんですが処理後の仕上がり感がちょっと異なります。
この辺りは好みの問題か?

今回は薬品処理で清掃。

薬品処理と言っても希釈したレモン果汁の液に浸すだけですが・・
レモン果汁の濃度は・・適当です!

浸してすぐに表面から細かい泡が・・


約20分ほどそのままにしておいてから中性洗剤で洗浄し、更にパーツクリーナーを一吹き!

フレームとスイングアームはワイヤーブラシでこすってちょっと光らせてみました。

画像の左がサンドブラスト、完全に艶消しの仕上がりが落ち着いた感じです。
右が今回のレモン果汁浸し、結構仕上がり感が違いますね。

ホィールはワイヤーブラシで擦ってから更にコンパウンドで磨きリム部分を光らせて、

メタルプライマーで表面を保護したらセンター部分をガンメタで塗装。

シャーシが綺麗になったら組みなおし。

この薄くてヘソみたいなでっぱりの有るピニオンと樹脂製のスパーギヤがCOX独特のギヤ音を奏でるんだそうです。
(ピニオンが厚いとCOXサウンドは出ないとシバタさんやナガミネさんが仰ってました)

ボディーの方は・・

サフェーサーの上にシルバーを吹いて更にサフェーサー。

下地にシルバーを塗装しておくとモールド色のにじみ上がりが防げると聞いています。
でも信憑性に関しては・・?ですので、上手くいったら儲け物程度のおまじない!

さて下地の処理も終わったし、ボディーカラーはどうしましょ?

FーX 決定!

2011-07-12 | 24スロットカー
機種の選考で悩んでいた次期主力戦闘マシンが決まりました!

Can-Amは製作途中のローラT70。
(今度こそ完成させねば・・)

サブレースのオールドストックカーは・・

結局リンドバーグの1964年プリムスベルベディア(1/25のプラモデル)になりました。
本当は63年のプリムスサボイ(レジンボディー)にしたかったんですが、埋めれば出てくるピンホールの嵐に耐えられませんでした・・
う~ん、残念!

エキジビションのCOXレースは・・

これはあっさりチータに決定!
さっさとペーパーをあててパーティングラインを消しサフェーサーを吹きました。
ただ気になるのはモールド色が塗装の後に(正確にはクリヤーを掛けると)にじみ上がって来る事。
これは過去にチータとフェラーリF1とロータス40で経験済み。
(嫌な思い出だ・・)

さあ、8月28日の第3戦までにサクサクっと完成させねば!


目指すは究極

2011-07-12 | 総合
先日当ブログ内でご紹介した本橋彫刻さんではこんなものも作っています。


DUNE BUGGYとIMP BUGGY用のウィンドフレーム。


フレームの材質は本橋さんお得意のジュラルミン。
ピシって入ってピシっと外れるアクリルのウインドとのハメ合わせはこれ以上無理って程の精度!


他にもホットホィールサイズのミニカー用に。

直径わずか数ミリの中にここまでの彫り込み!
恐れいりました!!

本橋さんとコラボで何か製品が出来ないかと考えております。
目指すのは究極の製品!
さてさてどんな展開になるやら?

P.S.

イズミ君、MISAWAのカンバッチとステッカー届いたよ。
ありがとね~!