富岡光学製の5群6枚ウルトロン型、(Amber色)単層コーティング。絞り環は全周フラットスリットの金属ローレット仕様で後期型。MountはM42。Adapterはピン押しフランジ付きが使用できるらしいが、フランジ無しでも(A/M SWが有効になるが)何等問題はない。シリーズ「DX、DS-M、DS」の中では最初に作られたもので、全身真っ黒で厳めしい。「DX」でNetを検索すると、あまりヒットしない。どうやら人気があるのはMulti-Coatingの「DS-M」らしい。
前回に続き2021年11月12日、よく晴れた日の午後、近くの銀杏並木を撮ってみた。
通りの名前は知らないが、車道の両脇に銀杏の木が植えてある。四季を感じることのできるベルトスポットでもある。毎年春の若葉の季節と秋のこの時期は特に素晴らしい。
かなり色付いているが、未だ緑も垣間見える。完全な黄金色はもう少し先かもしれないが、四季の風景としては今が一番いい時かもしれない。
車が来ないことを見計らって、車道の中央から撮ってみた。両脇が高くなっているので、銀杏に露出を合わせると、この時間どうしても空が飛んでしまう。朝早く撮ると、空も比較的飛ばずに済むのかもしれないが、それがなかなか難しい。
いかにもこの時期を代表する迫力の一枚。空も飛ばずに済んだ。
絞りは大方、F2.8~F2で撮影したが、「ねむい」とか「甘い画像」とかは感じない。それよりも何となくノスタルジックな感じがする。この辺が「甘い画像」と言われるところかもしれないが、雰囲気としては全く悪くない。パキパキの描写もいいが、こんな柔らかい描写もいいものだ。それでいてこの立体感がすばらしい。色の収差がほとんど無いのかも知れない。
Body α7Ⅱ/SONY
Lens Auto YASHINON-DX 50mmF1.7(All Black)/YASHICA
Mount Adapter M42/MEX(Ping押しFlange無し)/FOTGA
Filter 無し
Hood HS-9(φ52mm)/Nikon
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