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いつからか・・・喜びがなくなった。

組織の調整

2020年02月18日 | 日記
 まだ組織が小さい頃は、聖書の真理を探し求めて新たな真理を見つけては漸進的に変化してきたですが、組織が巨大になって行くと変化に適応するために情報統制をしなければならなくなります。
 ここ数十年の間に聖書の理解に対する「新しい真理の光や組織の進展」と称して調整が加えられてきました。「この世代」、「年代計算」、「群れの書籍研究廃止」、「輸血拒否」、「ダニエルの像」、「羊と山羊」、「雑誌の簡素化と発行回数減」、「新しい日本語聖書翻訳」、「神権宣教学校の廃止」、「一日大会の名称廃止」、「紙媒体から電子媒体へ」など、まだまだ細かい事を上げていったら沢山あります。
こうしたいくつかの調整には信仰の土台ともなる非常に重要な理解の調整も含まれています。私たちは情報統制によって組織が提供する情報をそのまま受け止めるように促されてきました。組織以外の情報は背教者の情報としてシャットアウトしてきたのです。しかし、組織は間違いをおかす事を認めているのですから、その情報の真偽を自分自身で組織以外の情報を調査して正しいのか、間違いなのか、の判断をして納得できるものにする必要があります。
「理解できない事はいずれ明らかにされる。」、と言う言葉に惑わされてはなりません。
ものみの塔の研究は一見聖書を深く黙想しているように思っているかもしれませんが、実際には質問の答えを書かれている文章から探しているのが大半を占めています。組織が期待する答えを見つけられるよう誘導されているとさえ感じます。質問に対する疑問や、記事の内容に対する疑問などを述べる人は誰もいません。ある意味、思考が停止してしまい組織が提供する記事を肯定する習慣が身についているのです。これが組織絶対主義に陥っている要因の一つだと思います。
是非ご自身の目で見て、考えて、思考を巡らせて、正しい答えを導かれることをお勧めいたします。


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