青春エンターテインメント映画の金字塔がアニメ映画として新生!
■製作:2019年
■上映日:2019年12月13日
■製作国:日本
■上映時間:88分
■配給:KADOKAWA、ギャガ
■公式サイト: 劇場アニメ『ぼくらの7日間戦争』公式サイト
■監督:村野佑太
■原作:宗田理
■脚本:大河内一楼
■アニメーション制作:亜細亜堂
«評価»
■映画.com ★3.1
■Filmarks ★3.1
«ストーリー»
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。
「青春時代は、人生の解放区よ」。
平均年齢還暦越えと思われるその場所で、今日もメンバーの一人が、恋に悩む守にからかい半分のエールをくれた。
片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。しかも、いきなり一週間後。それは守が密かにプレゼントを用意していた彼女の誕生日の目前だった。
「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。
「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗だった。立坑櫓たてこうやぐらから屋上へと登れば、どこまでも高く広がる空が、彼らを迎えた。
だが、その夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていた所を間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた――
2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する!
«個人感想»
突如、親(政治家)の都合で引っ越しが決まったヒロイン。
何もないけど今住んでいる場所や友人関係は好きで引っ越ししたくはない。
引っ越しまで1週間と時間がないが、そこで始まった“7日間限定のバースデイキャンプ”
と思ったら、タイ人の子供を匿う戦いになった。
何もないけど今住んでいる場所や友人関係は好きで引っ越ししたくはない。
引っ越しまで1週間と時間がないが、そこで始まった“7日間限定のバースデイキャンプ”
と思ったら、タイ人の子供を匿う戦いになった。
やっている事は完全に犯罪行為だったり、匿う理由が結構薄かったり、
この状況ですぐに子供達を確保できない大人たちの行動のヤバさだったり、
重機使って壁破壊とかやり過ぎだし、本当に一歩も間違えなくても死人が出るレベルの展開はアニメと言いつつも、ちょっと現実離れし過ぎていて、突っ込み要素が沢山ありまともに映像が見れなかった。
7日間戦争とタイトル通りの物理的な戦争ではなく、
もっとシンプルに青春時代を過ごす悩める子供達の心の模様の葛藤(戦争)を描いた方が良かったと思った。