佃島スケッチ

先日　「スケッチ例会・佃島」に参加した

大川端（・・というらしい）の佃島に出かけるのは初めて

何度も来ているという友人にスケッチの合間にあちらこちらを案内してもらった
ずっと以前の下町風情が残っているようでなかなか楽しかった

こんな狭い路地の中にも「佃天台子育地蔵尊」がまつられた地蔵堂があり
多くの人々に信仰されているという

　　　　　

　　現在の隅田川・・対岸のビル群を見て・・古き良き下町風情なんてどこに？？

　　

　　川端に石川島灯台なる建造物（1866年・慶応2年に造られたものを再現）がある

　　罪人を厚生させる目的で作業をさせ自立を支援する「人足寄場」がこの地にあり
　　かの「鬼の平蔵」が上申して
　　沖を航行する船舶のための常夜灯を作らせたという友人の解説だった

　　テレビでみている「鬼平」にもこんなエピソードがあったなんて　・・
　　この東京ウォッチングも　楽しいですねえ　
　
　　

　　肝心の今日の目的は・・佃島の佃煮老舗という「天安」の店をスケッチ
　　屋根の上の看板には木彫りの獅子・・佃煮に獅子？

　　　　　

　　帰りには佃島名物「もんじゃ焼き」の店に立ち寄った
　　・・いちど食してみたかったモンジャ焼き・・美味しかった

　　

　　

　

国立シンフォニカー

10月24日　兼松講堂で国立シンフォニカーによるオープニングコンサートがあった

近くに在るので一橋大学にはスケッチに出かけたり・・と親しみを持っている
今回は久しぶりの音楽会
それも「オーケストラ国立シンフォニカー」のオープニングコンサートだ

歴史ある建造物でのコンサートは素晴らしかった
　　

曲目は

◎ブラームス「大学祝典」序曲　作品80
◎シューマン：ピアノ協奏曲　イ短調　作品54　（ピアノ）オリビエ・トリエンドル
◎ブラームス：交響曲第1番　ハ長調　作品68

指揮者は　宮城敬雄

ピアノ演奏にもブラームスのシンフォニーにも　心打たれた

特にアンコールでのピアニスト・オリビエ氏が選んでくださった曲
「英雄ポロネーズ」は
戦争も末期の1944年　この講堂で出陣学徒壮行会で演奏されたという

憲兵監視の中　当時のピアニスト第一人者・原智恵子さんが
まだ若い学生のために励ましと祈りを籠めて弾いたと解説があった

国の指導者の誤った選択がどれほどの若人をして未来への希望を断ち切ったことか・・
将来ある学生たちの心情を思い・・演奏を聴きながら胸が詰まった

あの悲劇は如何なる国にも如何なる時代にも決して繰り返されてはならない

次代を託す若い人達が希望を持てる世の中になって欲しいと思った

明治神宮・薪能

おスミさんが友人知人に名義（私のも）を借りまくって申し込みをした薪能鑑賞入場券

明治神宮の薪能の券・・おスミさん！熱意ですねえ
みごとに3枚当選のおかげで私も連れて行っていただけた

いつの日か鑑賞してみたかった明治神宮薪能

　　　　

演目は

素謡・「神歌」　 ・・金剛龍謹
狂言・「三本柱」・・シテ　野村万作
能　 ・「内外詣」・・シテ　金剛永謹

　　

明治神宮の深い森が夜の闇に沈み篝火が焚かれる舞台は幽玄そのものだった

傘寿を迎えるという野村万作が
神を寿ぐ心に満ちたこの狂言を演じていた

「内外詣」は金剛流のみが大事に継承する能とか・・
明治神宮鎮座９０年のこの神域で特に奉納されるという清浄で美しい舞台だった

久し振りの能鑑賞
闇の中　篝火から立ちのぼり流れる煙りに火の粉が舞って幻想的だった

うつしみを忘念するひとときだった

おスミさん・・有難う

ご苦労さん会

昨日は　先生を囲んでの発表会の反省を兼ねたお食事会

85歳の方も参加されている
娘さん4人も音楽学校ご出身というとても音楽の好きな素敵な御婦人

柔らかなタッチでピアノを弾いていらっしゃる
お歳を重ねられていても音楽を楽しまれる暮らし・・素敵だなあといつも思う
わたしたち大人グループの励みになっている

季節にちなんだ懐石料理をいただきながら
発表会でのあれこれを思い出し会話が弾んで楽しいひとときだった

曇りがちの昨日は
17階の部屋から見える都心のビル群は遠く霞んで・・
眺め渡す東京って広いなあとつくづく感心してしまった

今日は家で過ごしている
雨が静かに降っている・・秋の匂いが漂っている

ピアノ発表会 Venetian gondola song

10月3日（日）・ピアノ発表会

演奏の始まりでちょっとトチッタけれど・・
あとはすんなりと弾けて発表会は無事終わった

YOU TUBEにあった ヴェニスのゴンドラの舟歌
こんなに素敵にとは望まないけれど・・
やはりもっと上手になりたい

Venetian gondola song

さて今度は先生のお宅でのクリスマス会に弾く曲・・何にしようかな
練習して弾けるようになって・・だんだん忘れて
又新しい曲の練習に入ってを繰り返しながらピアノを楽しんでいる