自然を愛して・・

今日の日を大切に生きたい

薔薇の芽

2012年03月28日 | 

日一日と春めいてくる

薔薇の芽も一日ごとに伸びてきている
深い紅色に咲くこの花は・・いかにも薔薇らしい

朝の陽射しを集めて紅く光っている
寒さを耐えた植物の芽が伸びるように 若い人達の人生に希望の芽あれと思う

  

  ・・・くれないに 薔薇の芽光る 春の朝・・・

・昨日 NHKが[菊咲きイチゲの花]を紹介していた
どうもアズマイチゲとあったので買ってきたけれど・・庭の花の名もこの菊咲きイチゲらしい?

今朝インターネットで調べてみた
よく似ている花で混同しがちだけれど・・アズマイチゲの花の色は白だけとか・・
・・フ~ン・・納得しなければかな
    


早春の山野草

2012年03月26日 | 

朝陽のなかに山茱萸の花が輝いている庭
木下には アズマイチゲとバイモの花が咲き始めている

秋田へ カタクリの群落を見に出かけた折 その村で小さな鉢植えを買ってきたアズマイチゲ
早春の頃になると庭に姿を見せる
秋田の鄙びた村のただずまいを想いだす花・・少しづつ増えてきている

この薄紫色が純日本風で優雅ですねえ
優雅で儚くて・・源氏物語の紫の上を思ったりする

・・そんなことを思う早春の頃・・とても好きだ

   

バイモの花・・うつむいて地味だけれど清楚で味わいがあってやはり好きだ
 
   


  


サンシュユの花

2012年03月20日 | 

早春の陽の光をいっぱいに受けて 庭に山茱萸が咲いている

たくさんの小さな花のかたまりが枝先いっぱいに広がり
黄色も鮮やかに光の中輝いている
・・この花を見るといよいよ春になるのだなあと思えてくる

  

何となく浮かんでくるのは「ひえつき節」の唄・・

 平家の鶴富姫と源氏の那須大八郎の悲恋・悲しい別れが唄われているという 
  ♪ 庭のさんしゅうの木 鳴る鈴かけて~ ♪

平家落人が隠れ住んだという椎葉の村人が仕事しながら唄っていたとか・・
落人たちの悲哀が伝わってくるけれど
この輝く黄色の花は 山また山奥深い村の人々の心をひととき暖かくしたことでしょう

実際は山茱萸ではなくて山椒の木の事らしいけれど この唄には山茱萸がいい




寝そびれて

2012年03月11日 | その他

眠りに入る前 いつもちょっと本を読むのが習慣になっている 

眠くなってきたかなと中止にして枕元の灯りを消し・・
なのにときたま眠気が何処かに行ってしまい 頭が冴えて眠れなくなる事がある

暗闇のまま 手を伸ばしてCDの電源を入れ小さな音でモーツアルトを聴く
一枚終わったのにまだ眠れない 

深夜の静けさ・・
眠りの街の遠くの音を聞く・・道を遠ざかる靴音が聞こえたりする
遠く闇に消えてゆく靴音・・現世から消えてゆくみたい

過ぎ去った日が偲ばれてますます眠れなくなったりするけれど・・
こんな深夜もあっていいのかな 

  ・・・浅き春 去りゆく くつ音 夜半にきき・・・

今日は3月11日 あの大災害から一年
犠牲になり亡くなられた人たちの無念を想い・・関連の報道を見聞きするたびに涙がこみ上げる
・・安らかにあの世で生きてと祈っている 

そして大切な人を亡くされた方達の哀しみを思っている

・・少しづつでも安らかな世になりますようにと 切に願うばかりだ





雨のしずく

2012年03月10日 | 

昨日も今日も雨が降っている
暦は3月・・春雨のはずなのに冷たい冬のような雨が降っている

ふくらみ始めた白梅の蕾もこの冷たい雨に開きかねている

”月影しだれ”という名の木・・
春めいてくると蒼い月の光にちなむかのように細い枝は薄緑色を帯びてくる
今朝の雨に濡れてしっとりと綺麗だ

枝垂れた白梅の蕾に小さな雨のしずくが珠のよう
・・ちょっと濡れながら写真を撮った

  

  ・・・白梅に 雨のしずくや 春浅く・・・


小鳥たち

2012年03月08日 | 鳥・蝶など

朝食のデザートは 毎朝リンゴ

大きめに残した芯を小さく切って庭に来る小鳥たちの餌にする
毎朝鳥たちが啄ばみに来る

ヒヨドリ・メジロ・ムクドリがいつもやってくる

  

見ていると鳥の世界にも序列があるらしい

小さなメジロなんてせっかくの甘いリンゴを楽しんでいても ヒヨドリにすぐに追い払われてしまう
そのヒヨドリも ムクドリにはかなわない

今朝 ヒヨドリが2羽でムクドリの2羽に挑みかかっていたけれど・・
やはり退散するしかない・・大きくて強いものが勝つ

最近の人間世界もなんだか似たようなニュースが多くて胸が痛む
はからずも弱い立場になっている人達に幸せが届く世の中となりますように願っている

周りの人たちの幸せは そのままわが身を幸せにする

  


2012年03月05日 | 文学・読書

昨日の外出・・帰宅時間にはちょっと余裕があるかなで本屋さんに立ち寄った
雨の日のせいか店内は閑散としていた

目的の本はなくて・・それでも何か一冊買いたいし文学書のコーナーを見て回った
宮本輝・「幻の光」・・表題に魅かれて購入

すぐに読んでしまったけれど・・
人生と死との内容が重く読みながら心も沈んでいった・・弱虫ダメですねえ

本好きな孫娘 我が家に来ると必ず本棚を点検する
この本見つけたら持って帰るかも・・読んだ時の影響を考えてしまう 

見つからないように隠してしまおう

・・こういうのって甘ちゃんババの考えすぎかな 


雛祭り

2012年03月03日 | その他

三月三日・お雛様

友人から送られてきた・紙雛の写真・・・作られたのですね・・素敵 

  

ほんとうに可愛いな  つくられた貴女の暖かいこころが思われる

昨日 あのサトウハチローの童謡をピアノのレッスンで唄った


北上市のサトウハチロー記念館に立ち寄った陸奥の旅を想いだしている
桜にいろどられていた北上川の流れ・春霞に浮かぶ遠い山々・・懐かしい

  
  
陸奥の旅・・たくさんたくさん楽しかったなあ 
たすく様・きょうこ様・・ありがとう