今晩急に思い出したのだが、先月初めに一時帰国したとき、母校を訪問した際に、教授をはじめ何人かの先生方から、最近の明るい話題として、ハーバード大学で10年間にわたりPI(主任研究員)としてご活躍された島岡要先生が分子病態学の教授として着任されたと伺っていた。
この講座の前任の教授は、母校の中でも飛びぬけて高名な先生であり、基礎研究から創薬まで成功された、まさにスーパー研究者であった。また、個人的にはわがラグビー部の顧問も務めていただいていた。卒業前にラグビー部の教えである「和、信、礼」と書かれたラグビーボールを渡していただいたことを懐かしく思い出される。俳優の故児玉清さんに似た男前であったことから、学生どうしで教授になるような人は特別な「何か」を持った人なんだと勝手な想像を膨らませていたものである。ラグビー部の飲み会の時に、先生が帰り際に笑顔で「あとは若いもので楽しんでよ。」と、ポンとお金を気前よくおいて行かれた姿に、学生時代の私は心底憧れたものだ。単純ですいません。昔から現金な奴ですから、ハイ。
なぜかふと、島岡先生着任の噂を思い出して、インターネットで検索をかけると素晴らしいブログを見つけた。
タイトルがズバリ、「ハーバード大学医学部留学、独立日記 第二部 三重大学医学部編」とあるではないか。http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/
先日NYを訪問してくださった、他科の先輩の先生も島岡先生と共同研究ができるかもしれないとうれしそうにお話になっていたのが印象に残っている。
遠くから母校の発展を願うばかりである。
帰国したら、是非、一度お会いさせていただきたい方である。
さあ、今晩もがんばるぞ。